kotomiさん

瀬ヶ崎の亭主関白ぶりが好みでない人もいるようですが、まあファンタジーなので、この話を描く上でのキャラ設定としては抜群だと思います。ダヨちゃんも可愛くて好きです。セリフや語りにも作者様のユーモアが溢れていて面白いです。5巻までの話の流れが全く違和感が無くきれいで、作者様がこの作品を描き始めた時点でここまでの内容が決まってたんじゃないかなと感じました。6巻で気になる学生時代の回想シーンが入り、2人の出会いから今の関係に至るきっかけも描かれました。
だからこそ7巻…なんとなくこのまま続けると話がダラけていってしまう気がします。。。実写ドラマ化されるほどの人気作品ですし、まだまだ終わることはないと思いますが。。。作者様を信じるしかないですね。

体育祭、文化祭、お祭りの花火、バンド、などなど。高校生の青春が詰まっててなんとも甘酸っぱい。懐かしい。
プラトニックな関係を超えても純粋さの消えない2人で、リアルにこんな恋愛をするカップルがいたら素敵だなと思わせてくれる作品でした。

久しぶりに読み返すと泣いてしまうんですよね〜。
初めて読んだはらだ先生の作品がこの物語で良かったです。

登場人物（特に攻め）のキャラ設定がイマイチでした。試し読み時点と本編読了後の攻めの人物像に若干のズレがあり、コレじゃない感を感じてしまいました。試し読みがうまい具合に購入意欲が掻き立てられるシーンで終わってたので、そこで続きの展開を期待しすぎたのかもしれません。

この内容をBLで描くのか。いや、BLだからこそ描けるのでしょうね。同じ世界(業界)で生きているから、同性であるから、相手との実力の差、才能の有無をより強く実感させられる。他人と比べてしまうことの多い私には、美咲の感情や思考がよく理解できて辛かったです。
だからこそ、美咲の成長から学ぶことがたくさんあった。やはり、自分を変えられるのは自分しかいないと改めて感じました。
1巻完結で大満足。
おげれつ先生の作品、もっと読みたくなりました。

書店のオススメblマンガコーナーに置いてあり、購入に至りました。
別れてからもなんだかんだで関係が続いてしまっているゲイカップルのお話。互いに未練たらたらな2人が愛おしく感じました。一巻完結ですが読み応えがあり、濡れ場もそこまで激しくなく、bl初心者さんでも読みやすい作品だと思います。