このレビューはネタバレを含みます▼
作者さんの描くキャラクターの表情や随所の表現が繊細かつ可愛くて最高の作品でした。
ストーリーは哲学を題材とした作品なので、哲学の内容を理解した上で読み進めるのは難しいと感じました。
しかし、主人公が哲学に対して真剣な思いがあることと、普段のチャラさとのギャップが本当に良いです。
個人的に哲学という題材は主人公のキャラクターを引き立たせる一要素として漫画を楽しみましたが、哲学を知っていたらよりストーリーに深みを持って楽しめると思い、その点でも素晴らしい作品です。繰り返し読みたくなります。
攻めのキャラクターは最初から中盤くらいまですごくツンツンしていてもどかしい気持ちになりますが、途中で攻め主観のエピソードが入り、そこでネタバラシというか実はあのときこう思ってた、というのが明かされます。攻めが照れている様子や受けを可愛いと思っている描写が本当に可愛いです。
全体を通して真面目、コメディ、エロのバランスがちょうど良く、大変満足な気持ちになりました。
とにかく絵が上手いです。読んでいて違和感を感じません。エロ描写も程よくリアルな質感があり最高です。
このような素晴らしい作品を世に送り出してくださった作者様に感謝いたします。