カキオさん

イラストレーターさんが好きで購入したけれど、序盤から難聴系ヒロインで合わないかもって心配した通り合わなかった…

終わったその後の物語、ということで、異世界ものではあるけれど、達成するカタルシスはなかったです。
異なる世界間で時間の流れが違う、というギミックは興味深かった。

ヒロインは、異世界に召喚された女の子。その世界で共に戦ったヒーローと恋人になりますが、祖母が危篤のため、元の世界に戻ります。感情の上で仕方なかったとはいえ、ヒーローをある意味で捨てるようなものなので共感できなかった。

そしてヒーローは、いなくなったヒロインを思い続け、絶望し、荒みます。再び異世界に戻ったヒロインへの当たりがきつめで、だけど盛る盛る。いい歳の男性がこの態度……ってドン引きしてしまいました。

レビュー高評価でクーポンで続編まで一気に買ってしまったけれど、読む気もなくて辛い。

笑わない美貌で『氷の魔女』と恐れられている男性恐怖症のヒロインと、強面だけど内面は優しいヒーロー。
ワンコ（大型犬）系というか、勘違いからの犬ネタが可愛らしかった。

歴史の雑学が知れて、キャラクターのやり取りも面白いので読み進めるのも楽しめる。
字が細かいので、拡大してみるのは必至。

少女漫画としては不思議な、男女の問答が続くスローだけれどメッセージ性が強い作品。
少しずつ恋愛が進んでいるようで、今後が楽しみ。
絵が綺麗で好きです。

最盛期を過ぎた遊郭が舞台で、新鮮だった。
登場人物のオムニバスだけれど、どこでどう繋がっていくのか読み進めると分かっていくのが面白く、当時を生きた人々へ思いを馳せると切なくなってくる。

職場の恋だけでなく、仕事での葛藤もしっかり描かれています！
ラストはあえて、この形でもいいなって思います。