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今月(8月1日~8月31日)
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シーモア島
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終戦記念日に再読




2026年8月15日40代の私は、物心ついた頃が戦後50年だった。
もちろん祖父母世代は戦争経験者で、今よりもまだずっと戦後が近かった。
祖父は戦時中、太刀洗で飛行機の整備士をしていた。
男尊女卑の昔の九州男でもあったので、好きなところばかりとは言えないが、「将来は結婚しない」と若い時から宣言していた嫌なガキだった私に、祖父だけは何も言わなかった。
若くして命を失う若者を間近で見てきたからかなと思う。
戦時中の話しは祖父からはあまり聞かなかったが、「戦争は駄目だ」とぽつりと話した姿を今でも覚えている。
特攻というあまりにも衝撃的な軍事作戦に、どんなふうに若者達が向き合っていたのか。
本作はフィクションとは言え、悲しいだけでは無い、きらきらと輝くような青春や友情、恋愛があったかもしれないことを、胸を締め付けるようなリアルな手触りを持って感じさせてくれる。
戦争を賛美するわけでは決して無いけれど、それぞれのかけがえの無い人生があったのだなと思う。
読むたびに、作品に入り込み、彼らを近くで見ているかのような臨場感を感じる。本当に凄まじい作品だと思う。
今日で戦後81年。
先祖の魂が戻ってくるこの日が終戦記念日であることの何とも言えない運命の重なりの不思議さを、今年も思う。
最高のBLです。
祖母曰く若い頃はモテモテの美男子だったらしい祖父の青春時代を薄目で想像しつつ、合掌を捧げます。 -
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