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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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  • サムライ8 八丸伝

    岸本斉史/大久保彰

    貴重な作品
    2020年12月28日
    絵とタイトルが何と無く気になって手に取った。
    サムライSFというなかなか新鮮なネタは面白いと思ったし、しかもそのサムライが半ばサイボーグのような存在と来るとあまり他に似通ったような作品を思いつかないし、作品中の独特なヒトモノ描写を含めて強烈に印象に残るマンガだった。
    それだけに強制終了感ありありの終盤の展開は、読んでいて残念を通り越して可哀想にすら思えてしまった。
    やはり病人じみた主人公とヒロインは、ジャンプの平均的な読者層には受け入れがたい内容だったんだろうか?
    個人的には八丸には共感できるところがあるし、ふつうに“アンかわいい!”と思うし、物語自体もナルトより面白いと思うのだが……。
    いつの日か、アンが主人公になった(八丸でもいいが)続編を読める時が来るのを信じて待ちたいと思う。
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  • 雪にツバサ

    高橋しん

    「伝える」のムズカシサ
    2020年11月6日
    表紙の綺麗な絵が気になって手に取った作品。
    失礼ながらその綺麗な絵と落差の激しいズーズー弁全開による青春ストーリーは、中々味があって楽しめたとこもあったと思う笑
    自分も主人公と同じような地方の生まれ育ちだからか、各々の登場人物の思念や恣意的発露には、とても共感できることもあれば、これまた主人公と同じような育ち方をしたことも関係あるだろう、嫌悪・拒絶感のようなものを感じることもあった。
    自分のように少し懐かしい気分に浸りたい人も、少し薄暗い洞窟を冒険してみたい気がする人も、生粋の北国住民の人も、単に青春ものが好きな人も、一読してみれば、何か一つは琴線に触れるものがあるかもしれない物語かと思う。
  • 魔法科高校の優等生

    森夕/佐島勤/石田可奈

    美しく気高く、そして危なっかしい兄妹愛
    2020年5月12日
    なんといっても表紙の“絶世の美女”に惹かれるがままに購読してしまった作品(笑)
    でも相思相愛の兄妹をここまで美しく奥深く描けた作品も中々ないんじゃないだろうか。
    ちょっと残念に思うのは、魔法に関する世界設定はかなりしっかりと構築されているようなんだけど、それがあまり物語の中身に活かされきれてないのかな、と感じるところ。
    人間ドラマ自体も、深雪と達也以外のそれは割と淡白な展開が多いようにも見受けられる。
    “半分以上絵で楽しむ”作品と言われても仕方のない面もあるか。
    もっともそう言えるくらいに、登場する美少女キャラはみんな中身・外見とも魅力的で、恋愛SLGも顔負けなハーレムっぷりを堪能できる。
    今後に一層期待のかかる作品だろう。
  • 理想と恋

    日野雄飛

    乙女たちの心の機微
    2019年12月4日
    ガールズラブちっくな作品とは知らずに読み始めたが、3話それぞれ話し内容自体の面白み(特定の職業をよく掘り下げてる所とか)があって結構楽しめた。人物絵は綺麗で好感持てたし、女性同士の関係っていうのも、こういう風に始まるものなのかなぁと思える部分もあったと思う。アフターストーリーにもほっこり来れるものがあって(笑)全体的に落ち込んでる人が元気になれる物語だったと思う。
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  • 恋と嘘

    ムサヲ

    甘酸っぱく心にしみる恋物語り
    2019年10月30日
    アニメである程度内容知ってて、続きが気になって読み始めた。
    在り来たりの当たり障りない恋愛物かと思いきや、超・少子化社会に超・人権侵害法で立ち向かってる国のやるせない高校生たちの物語とは面食らった。
    その特徴的な、絵的な限界値ぐらいまで目が大きい(笑)人物描写には最初こそ違和感あったがすぐに慣れて、むしろ絵だけでも見ていて気持ちのいい作品に、ページをめくる手も遅くなりがちだった。
    物語のほうも、青春を過ごす高校生の機微な心情がよく表現されていて、物語を通して語られる人生観や恋愛に対する各々の人の想いは読んでいて味わい深く、これまた読破ペースを鈍化させた。
    作中のゆかり法のような特殊な環境は抜きにしても、自分は描かれてるような青春風景とは無縁な高校生活を送っていたので、「あぁこんな青春送りたかったなぁ~」「友達と集まって勉強会いいなぁ…、泣いちゃう気持ち分かるぞ莉々奈」なんて思いながらも、暖かい気持ちで心揺れ動く若者たちを見守っていられた。
    確かに世の大方の男子は真ん中ストライクだろう美咲のルックス(むろん首から下も含めて)には毎巻目が釘付けになっていたし、その性格も好めるのだけれど、由佳吏よ、結婚するのは莉々奈がいいんではないかい?・・・・というのが正直な感想。
    主人公・由佳吏には良くも悪くも感情移入できちゃうところがあるのだけれど、あの状況で花月にホイホイとついて行ったり、悠介に対する仕打ちだったり、莉々奈への鈍感さといったり(これはお約束か・笑)の所業には頭ぶん殴ってやりたい衝動もまた覚える。
    でも時折かます天然ボケが面白いから許してやろう(笑)
    彼彼女らの恋の行方は?美咲が抱えてる秘密とは?
    つづきが絶対気になるマンガだね。
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  • 鉄のラインバレル 完全版

    清水栄一/下口智裕

    熱さと知的さ、ニヒルさが同居
    2019年8月1日
    なんとなくロボット物が読みたくなって読み始めた。
    最初は同ジャンルの主人公としては史上最凶級じゃないかと思うくらいの、早瀬のヤンチャぶりには面食らったが(笑)、たまたま自分の住んでる地域とほぼ同じ街が舞台になっていたりして縁を感じた。
    ガンダムファンだったのもあってか登場する味方ロボは概ね好きになれたし、ひいき目なしに見てもよくデザインされたかっこいいロボ・メカたちだったと思う。
    行く先々で「まさか」と思うような物語展開もグッドだが、やや話の事情が複雑すぎてついてけない部分もあったのは確か(苦笑)
    アニメ化したらR15付きそうな描写もあるので、あまり爽快な戦闘物を求めてる人には向かないかも。
    主人公・早瀬は物語の終始、激しく落ち込んで無気力になったりしないといったように、新時代ロボットアクション物の色を見たようにも思う。
    お色気は少なめだが、登場する女性キャラは機械の人も含め皆個性的(笑)
    当方は毎巻シズナちゃんに鼻息荒くしていたが、終盤でオトコ持ちに・・・(泣)
    まぁ相手が相手だし本命だったんだろうし許してやろう。でも髪留めが見つかったらどう説明するんだろ。
    みゅうみゅうは自業自得の感もあるが、さすがにちょっと可哀想。・・・・と思うのはそのアイドル的可愛さ故なんだろうなやはり(爆)
    読んで一番よかったのはやっぱコレ
    「どうしたらいいかじゃない」
    「自分がどうしたいかだ!!!」