百華さん

社会的メッセージを受け取れる作品。ちょっと、いやかなり抜けててぶっ飛んでるけど可愛い彼女は周りを明るく照らして変えていって…なんて呑気に楽しんでたら、最終巻で衝撃の、しかし納得の展開が待ってて。でも決して悲劇にも悲観的にもならず、それぞれがそれぞれのマイノリティを力強く生きて、日常を歩んでく凄く良い結末。全ての登場人物と、作者に幸あれと願います。

変転し停滞しまた変化する無限の夢幻。数多のページから美しい音楽の流れ出る、モー様初期のミュージカルテイストと、確かなSFの融合。2巻の小品だけど、この先が見たい逸品です。モー様、是非ぜひ続編お願いします！！！

佳作です。子どもの頃繰り返し読んで、電子版が出ると知ってすぐに買いました。全ての場面、一言一句たがわず憶えてましたが、タブレットの大画面で目の当たりにして、その美しさ、丁寧さに改めて感動しました。残念ながら「ねえさんの初雪」に乱丁（ページ順が違う）があります。クライマックスの、主人公の心情モノローグのところです。電子版の強みを活かして、訂正されることを強く望みます。しかし何しろ、発行してくださってありがとうございました！！

もう、何でこんなに心揺さぶられるんですかねこの作者の作品は。ビクトリア朝という現代とは比較にならないくらいの差別社会、差別が当たり前で寧ろ社会正義であった時代に材を取って、男性である作者がこんなにも豊かな女性の尊厳、引いては人間賛歌を歌い上げて下さった本作、人類の宝物として広く永く、読み継がれて欲しいです。黒博物館シリーズの舞台化の告知、次回作の匂わせが、絶対に健康長寿してやる意欲をくれました。メアリー・シェリー、エルシィ、エイダ、パーシー、キュレーター嬢、作中の全ての愛しい登場人物たち、を生み出し描き切ったジュビロ先生、改めて本当にありがとう！！！！

文句なくカワイイッ！
際立つ美術部長の破天荒っぷりに圧倒され爆笑しつつも、初々しい主人公カップル（目前）のミリ単位のにじり寄りに癒されまくる。
公道であの姿の部長が、今後逮捕歴をハク付けに世界のアートシーンを席巻するスピンオフが目に浮かんでいる。

アンソロから読み始めて、既刊全て単話買いしてますが単行本も即断即買い、1巻に続きこの2巻もオマケ豊富で大満足なのです。全ての悪女モノ？で1番好き。旦那様とセレスの悪の華道が、末永く逞しくも美しく、何処どこまでも続かんことをお祈りして、愛読しまくります。

TONO様作品には珍しく毒少なめの、でもウィットに富んだクレバーな短編集⭐︎ 人魚好きには眼福だらけだし、そう来たか！と笑わされたり。読むのに覚悟が要る（果ての後味は良い）他の作品群とはちょっと違った、オアシス的な一冊です。

最初のTwitterから愛読してます！グレイス憲三郎ワールドが拡がって嬉しい限り。異世界魔法学園ものとしても正統派に面白いです♪綺麗に収斂するも良し、グダグダと続けて頂くもまたヨシ！ずっと応援していきます☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆

このシリーズ良きですわ〜〜今回も、短編ながらギュギュッと濃い要素がサラッと無理なく詰め込まれて、読み応え&満足感みっちりです！まるで旦那さまの腹のよう♡
悪女と悪宰相のハッピーなラブロマンスはきっとあの世まで続くのです♪