なちさん

キヅナツキさんは、心の奥にあるさびしい、を表現するのがとても上手な作家さんだと思う。丁寧に丁寧に読み解いて、そのさびしさをあったかく救って優しく刺していく。
それぞれが心に抱えた、何かを求める想いと、音楽を上手に絡めて、丁寧に拾っていった作品。諸事情で途中までしか読めてなくて、久しぶりに最終巻を手に取って読んだら大号泣しました。
なんとも言えない、言葉にできない胸が苦しくなるほどの切なさを優しく美しく表現してるキヅナツキさんの作品が大好きです。

主人公の奏の真の強さと、根っこからの明るさに元気をもらう。悩むことも挫折も、競争相手がいることによる焦りも結構リアルで、でもなんだかざわざわすることなく読める。熱量が高いのに、テンポがいいから読了時間はあっという間。
好きなことに熱中できるっていいな、って心から思える漫画。

あるあるダメンズがたくさん出てくる。けど、4巻目くらいでもうお腹いっぱいになってしまった笑
ちょいちょいオムニバスに出てくる親戚やおっさんや同僚はね、都会はわからないけど田舎はあるあるだぁ…って思いながら読みました。あれはね、都市伝説や過去の話ではなくいるんだ、令和だけど。(遠い目
レギュラーで出てくるダメンズが宇宙人すぎた事と、主人公3人が使う言葉遣い、特に「オマエ」に耐えきれなくて読むのやめました。いくらクソ男でも頻繁にオマエは使わないと思う、成人なら。多分。あと自分で自分のことも出来ないダメ男は甘やかさず己の人生から叩き出すのみ。血縁でなければ尚更。
という理由で、テンポとネタは好きでしたが星２つです。
試し読みで好きなら数冊ずつ買うのおすすめします。

出てくるキャラクターが全て魅力的。みんないい人。
ギリシャ神話がモチーフで、より親しみやすかったです。何より主人公がめちゃくちゃ可愛い！！！本当にいい子！！心に元気がない時に読んで、ふんわり優しい気持ちにしてもらっていました。
ちょっと心が疲れたな、って思う時に読むと、優しさや暖かさに触れて幸せな気持ちになれる作品です。ラストの巻はめちゃくちゃ泣きました！

花魁が、鬼退治？なにそれ面白そう、で手に取ったのが始まり。
内容はそんな軽い感じではなく、吉原の背景や女たちの生き方や心情まで細かく描かれていてあっという間に読めました。

こちらの方が絵が生き生きしていて好きです。
ミステリとしても、中華風ストーリーとしても、とても楽しめる作品。
ほんのり香るラブも可愛くてスイスイ読めちゃいます。

サイト運営されてた時から大ファンでした！！！！まさか書籍化されてるとは、、、、見つけた瞬間即買いしちゃいました。
表情の動き、イラスト、とても繊細で綺麗で大好きです。
ストーリーもさっぱりしつつ、何度でも読みたくなる良さがあります。