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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • それでも、やさしい恋をする

    ヨネダコウ

    サンプルから既にすき。
    ネタバレ
    2021年5月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ サンプル読んで、レビュー見て、前作品読んでから読みました。凄くなんか、あー………わかる。同性へ向く好意の扱いが丁寧で。ザBLのすれ違いとはちょっと違う現実的な自制というか、諦観というか。本当によい友人で、対象外で。これどうやってくっつけるんだろう?っていうところを見事に、持っていかれた。告白だとすら認識されない会話で伝えた精一杯。だけど、気付かれすらしないまま傷付いて。でも、いつもの態度で誤魔化しきるには切ないくらいに大きくなった気持ち。本当に、現し方も悩み方も正反対の二人が等身大に、言葉にしたり推し量ろうと努力したりを繰り返してる姿が良かったです。クズでもなくめちゃくちゃ格好いいわけでもない眼鏡くんを好きじゃないって思う人もいるだろうなあとか思いつつ、眼鏡くんが自分の知らない事(同性に愛される、同性を愛せるか)にきちんと向き合おうとしてるところ好きだなあ。是非皆さんにも読んで欲しい好みの作品です。
  • 【電子限定書き下ろし短編付き】虎族皇帝の果てしなき慈愛

    はなのみやこ/藤未都也

    文章能力低、主人公達だけの世界
    ネタバレ
    2021年5月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 注意点として、獣人(頭が獣)✕人があるので苦手な人は購入をおすすめしません。何故に高評価なのかといえば、物語の舞台がきちんと整ってるからかなと。総じて文章は拙く(重複表現や変な語尾も多発で集中出来ない)、伏線は敷ききれないままラストにあらゆる説明(伏線回収と呼ぶには唐突)が入ります。嫁いでからの主人公くん、ラストに向かい凛とものを言い政治に絡めるところ…とかまでの物語性は良かったです。だから勿体ない。「お前だけを愛していた」を肯定する為に「実は前妻はこんな酷い女だった」のようなそれまで描かれていない設定を急にぺろっと話されて、死んでお前を妻に出来ると喜んだとか……?少し白けました。誰かを貶めて、「主人公達だけ幸せ♡」を描かれても薄っぺらになるので私はそこが合わなかったかな。それをするなら、最初からそういう腹黒い人格で描いて欲しいところ。主人公くんは好きだけれど、終始物語に厚みが欠ける。元婚約者の王子もサンプル通り、魅力に欠けます。登場人物それぞれ、悪人も善人もそれなりの魅力をもたせて読めたら凄くいい作品だったのかと。
  • 悪役令息ですが魔王の標的になりました【シーモア限定特別版】(イラスト付き)

    小中大豆/みずかねりょう

    魔王様好きだし、主人公めっちゃええ子
    ネタバレ
    2021年4月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 悪役?悪の要素どこ?あっ、中身が純粋で真っ直ぐな青年になったから悪行がないんかああああーーーー!ていうくらい、イチャラブクーリーン。所謂ご都合主義ライトなThe・BL!!!!笑。ただ、別にどこも悪いところはなくって、あー楽しかったぁ〜って思えるので私はサクっと読めるこの話が好きです。少し駆け引きというか、二人でお酒を飲みながら会話するイベントが数回あるんですが、両片思いな感じのそこが一番好みかなぁ。雰囲気はほんとに乙女ゲーノリ。魔王様が真っ直ぐに大切にしてくださってるのがとても優しい気持ちになります。もっと、意地悪で素直じゃない御方が個人的には好きだけれども。そこはそれ。ちょっと勿体ないのは、魔王様意外が阿呆で魅力0で、なんにも惹かれ要素がないところ笑。皇子や側近はやられ役モブって感じ。サンプル読んだら雰囲気掴めると思います。クリーンなお話が好きなら是非、かな。余談ですが…これ読んで、悪役転生ものもっと読みたーいと思って買った本がガチに良すぎたので、毒素が足りない方は読後にセットで(?)悪の宰相殿の話を是非。私のレビューからすぐ見つかると思います笑
  • 毒を喰らわば皿まで

    十河/斎賀時人

    読者も悪の宰相に引き込まれ転がされる
    ネタバレ
    2021年4月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 文脈に独特の癖や空気があるのですが、これがまた。ああこれがこの作者好みの言い回しか、フフ、好きだなってハマってく。感情の起伏や善悪を押し付けずに淡々と惑わしてくるからいけません。褒めてます。舞台はこうだと、建物や背景を細部まで伝えてくるのに。至極丁寧に説明をくれる癖に!最後の確証を読者の心中に生み出してくる。人の気持ちや温度や感情の起伏を、吐露を。絶妙に素っ気なく、上辺だけ、気になる部分だけ与えてするりと交わしていくところが。もやっともピンとも来てて、この得心でいいのかと彼(主人公)の顔色を伺うと、「……馬鹿め、説明などいらないだろう?」と。最初から読んでるんだ。なあほらもう理解できるよな?と、言われている気分にさせてくる。そのつれなさ。常に、主人公である宰相に連れて行かれてる感すごい。そこへ辿り着く為に貫く…彼の悪役であるという意志に思い切り貫かれて、多くの登場人物と共に彼に騙され、彼に惹かれ、彼から目を離せなくなり、そして軈て、嘲笑う彼の側を、その汚れた道程を離れられなくなる。純粋さが善ではない、ならば……汚泥の道を彼と共に歩こう(読んでて、善ではない彼を擁護し、彼を肯定する一人になってしまう)。なにこれ。私がヨルガかよ。みんなそんな気になっちゃうよ。読んで……面白いから。読んで。
  • 人殺しが神父さんに一目惚れ

    白崎

    ギャグは◎人の命が軽くキャラの人格が薄い
    ネタバレ
    2020年8月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画としてのテンポもギャグ調もいい。けど、結果的に殺人の罪とか人の命に対して軽すぎるなと感じました。自分ためなら人殺しても仕方ないよね、自分達が幸せなら殺された人の事や倫理観はスルーして、二人で一緒に生きていきましょう。というのを流せないと、読んでてモヤモヤすると思います。警察官なのに友達の幸せ優先して犯罪を隠滅???「自分の正義には反してない」???。カッコつけてますけど格好悪いなと感じました。BLはファンタジーと思い、地名やら諸々を見るに現代日本じゃないから、殺人が軽いのかなと思えばまだいけるかもしれないけれど、私には合いませんでした。殺人鬼になった原因の心理描写も軽く深みが無いので、殺人鬼じゃなくて、義賊寄りの泥棒とかで良かったのでは?と思います。2作目を読みたくて買いましたが、次を買うことは無いです。
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  • 怒った顔もエロいです

    ウノハナ

    うーん?ギャップというより、なんか崩壊
    ネタバレ
    2020年6月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公のイメージ、サンプルが好みだと違うかなってなりました。ベッド上でメス子ちゃん、受け受けしい、幼い、喘ぎが子供っぽいとかが駄目な人はちょっとエッチシーンで萎えるかなと思います。私は、喋ってる時のキャラこそ好きだけどちょっとベッドの主人公がエロマンガ的な安易な喘ぎ受けって感じでナシでした。あと、一番ハードルが高くて盛り上がる最初のエッチ〜慣らされるまでが、解説でサクッと説明されて流されてて、そこが見たいのに……え?(笑)って肩透かし。絵がきれいなのに、作画が崩れるのも気になるかな。
  • リンクス

    キヅナツキ

    作品として未完成の印象
    2019年8月5日
    評価良い割に中身がない。作者の脳内に居キャラをただ並べて見せている印象。数組のカップルをオムニバス形式にみせようという意図は解るけど、どれもピントが安定せず、起承転結やキャラの説明がないまま進む。ただダラダラ喋ってるのを見ながら、名前と何となく髪の色で相関図を確認してるだけ。書き分けも中途半端で、エピソードや複数カップルを無理やり入れ込もうとするあまり、意味のないシーンが唐突に入る。テーマはいいけど、表現能力も乏しく、心理描写も全く書ききれてない。不完全燃焼。プロット?というか、粗筋かなってくらいあっさり。勿体無さすぎてこれを編集させなかった編集者に疑問を感じた。