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今月(6月1日~6月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • ダイヤモンドの功罪

    平井大橋

    競争心の無い天才の悲劇を知る
    ネタバレ
    2026年5月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公はどの分野においても他の追随を許さないほどの才能に溢れているけど、当の本人に競争心は無く。
    それなのに『こうしたい(するべき)』を実現させるだけのポテンシャルと向上心はあるから、周りが放っておいてはくれない。
    競争心が無いのに向上心がある天才ってこんなにも悲劇なんだと初めて知りました。
    更に主人公はなまじ要領もよく頭が良いせいで、戦いにおいて本来なら無駄と言えることまで考えてしまう。考えることが出来てしまう。
    そんな彼を周りは拒絶したり嫌悪したり崇拝したりと好き勝手に振る舞うけど、それをするのが同世代だけに留まらず大人達にまで及ぶのだから胸が苦しい。
    そう、この漫画、読み進めていると本当苦しくなるシーンが何度も訪れる。
    主人公が望んでいるのは勝利や賞賛なんてものではなく、一貫して大好きな友達と楽しく野球がしたい!ってのがまた……。
    でもそんな主人公を取り巻く周りの野球少年達目線で物語を見ると、主人公がすげ〜〜〜鼻につくのもわかるんです。ユニフォーム投げ捨てた時とか本当、は?ちょ、おま、待てよ!ってなりましたし、唐突な発言見るたびに、こ、怖ッ!え?今なんでそれ言った?って戦慄する。
    良い意味でも悪い意味でもダイ○ンのような吸引力で周りの関心を引く主人公。
    これは主人公に狂わされた人々と、そんな人々によって狂わされた主人公の軌跡の漫画だと思います。
  • 蒼きバルカナリア

    ささきさ

    作品内の空気や自然を感じさせる漫画
    ネタバレ
    2026年5月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリーに引き込まれると同時に、どこか荘厳さを感じながら読み進めた作品でした。何故だろう?と考えた時に、主人公の暮らしや情景描写が細部に至るまで描き込まれているからだと気付きました。
    作品内の空気や自然を感じさせる漫画は中々お目にかかれないので、こちらの作品と出会えて本当に良かったです。

    それにしても初見は別人だと認識していたのですが、何度か読み返しているとレフとカディルってもしや……?いや、やっぱり別人なのかな?と思考の沼にハマっています笑
    続きの2巻が楽しみです。
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  • 罠、あるいは最愛婚

    モト

    この重さ、クセになる!
    ネタバレ
    2026年2月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ まず無料の1話目、ヒーローのあまりの重さに一周回ってドン引きするよりも面白さが勝ってしまいました。
    公園でのシーン、もしあの場に居たら「ふぁ〜〜〜笑」って笑う自信がある。でも本人はどこまでも一途なんですよね。純粋培養の執着と好意。そんなヒーローの重くて面白ぇ〜愛情が1話目以降も続いていくものだから、課金する手が止まらない。
    しかもヒロインもヒロインで心の中のツッコミが中々に鋭利で面白い。振り回されるだけでは終わらないのが良いところ。
    今後、やってることは犯罪一歩手前?笑のヒーローの愛情がどのように作用して、ヒロインのメンタルがどのように鍛えられていくのか楽しみです。
    最後に雑誌付録の婚姻届には容易に記入しない方が良いと学べる教訓漫画とも言えます笑
  • だって先生だから

    木林静

    ワンコ系から発せられる養分で生きる
    2021年7月24日
    う、うわ〜〜〜〜〜〜!!!!好きすぎる〜〜〜!!
    広告でチラッと拝見し、面白そうだなあっとシーモアで検索してみたところ、丁度立ち読み増量中だったので読んでみたのですが、即購入でした。
    パーソナルスペースヤクザくんの一筋縄ではいかなそうな所も、マセガキ純情ボーイくんの甘酸っぱさ120%な所も、一巻のラストも、全部含めて読み終わった内から続きが気になり過ぎて、眠気が空高く飛び立ってゆきました。
    次巻も楽しみにしています!!!はぁ〜〜〜ありがてえッ!!!!!
  • 女の園の星

    和山やま

    魔性の漫画
    2020年7月8日
    この作者さんの描く独特な間が大好きです。また、何気ない1コマにもついクスッとなるようなシーンが散りばめられており、本当に隅々まで楽しめる作品だと思います。
    そして何より登場人物が魅力的で、気付いた時には先生達にも生徒達にも心をガシッと鷲掴みされていました。続きが楽しみで仕方ありません。
  • サユリ

    押切蓮介

    日常に侵食してゆく恐怖
    ネタバレ
    2019年5月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ おばあちゃーーーん!!!物語後半、何度心の中でそう叫んだことか。そして同時に、おばあちゃんの見せた当たり前の感情が心に突き刺さりました。
    そうですよね。大切な家族をああまで理不尽に奪われたら、恐怖より怒りが勝りますよね……。
    終盤、その理不尽に対して行う制裁は何とも勇ましいものですが、その裏に隠された喪失感や悲しみを思うと涙腺が緩みました。
    大切な家族との日常を徐々に壊されてゆく。そんな恐怖が丁寧に描写されている作品だと思います。
  • おばあちゃんの怖い話

    犬木加奈子

    色褪せない恐ろしさ
    ネタバレ
    2019年3月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 幼い頃、初めて手に取ったホラー漫画がこの『おばあちゃんの怖い話』でした。当時は、読み終わった後に怖いものみたさで母に購入してもらったことを心底後悔したものです。なんせおばあちゃんが怖い。
    持っていたら自分の家にもあのおばあちゃんが現れそうで、仲の良かった友人たちと漫画を読み合いっこする際にさり気なく忍ばせていたことを思い出します(罪深い)。

    やや脱線してしまいましたが、他の収録作品もそれぞれインパクトのあるものばかりが揃っており、年齢を重ねた今改めて読んでもそれは変わりません。
    また、この作者さんの別作品である『不気田くん』や『たたりちゃん』なども珠玉の名作なので、気になった方は是非そちらも読んでみて下さい。
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  • 島津郷子自選集

    島津郷子

    せつない短編集
    ネタバレ
    2019年2月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 基本一つ一つのお話が一話完結なので、さっくりと読みやすいですが、他のレビューでもあるように後ろ向きな主人公が多い印象です。とは言え、それがこの作者さんの持ち味なのかな?読んでいると時折せつない気持ちにさせられます。
    ただ、上・下に分かれた『シンデレラの森』のお話だけはもやもやが残りました。周囲にあれだけのことをしておきながら、実質主人公には救いのあるハッピーエンドでしたが、周りの人が失ったものの方が大きいように思えて、何とも言えない読後感があります。特に大女優さんは主人公を末代まで祟ってもおかしくないレベルだと思います。懐が深すぎる……。
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  • 赤毛のアン

    杉本啓子

    今更ながらに
    2019年2月8日
    今まで原作をきちんと読んだことはなく、幼少期の頃にアニメをちらっと拝見したくらいだったので、私の中で漠然としたイメージしか無かった『赤毛のアン』ですが、今回この作品を読んでみて今更ながらに等身大のアンに出会えたような気がします。
    アンと同じ年頃の際に本作や原作を手に取っていたらまた違った感想を抱いたのでしょうが、思春期を過ぎた今だからこそ味わえる彼女の感性を楽しむためにも、是非原作の方も読んでみたいと思います。
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  • ローズの屋根裏部屋

    ヘザー・アリソン/津谷さとみ

    ヒロインがとにかく可愛い
    ネタバレ
    2019年2月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 様々なヒロインが存在するハーレクインの中でも、この物語に出てくるヒロインは屈指の可愛さを誇ると思います。それは単に容姿云々ではなく、愛嬌があるってこう言うことを言うんだなあ、と。
    一目惚れをした相手に少しでも気にかけてもらうべく色々な努力を重ねるヒロインの姿は、健気で可愛くもあり、同時に絶妙にズレていて、可笑しいやら微笑ましいやらで始終にまにましていました。
  • 桜人

    草野誼

    人の心とは…
    2018年9月25日
    普段何気なく生活してゆく上で、人と人とのやり取りはどうしても表面的なものに囚われがちですが、このお話は、かくも人の心とは表面的な部分だけでは推し量れないのだなと優しく気付かせてくれます。ふとした時に思い出して、もう一度噛み締めたくなるような作品でした。
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  • しあわせ

    戸田誠二

    人間味溢れる登場人物たち
    2016年3月13日
    色々な登場人物の生と死に対する生き方が描かれている作品で、すこし考えさせられました。けれどリアリティ重視と言うよりは、どこか不思議な気持ちにさせる魅力的なストーリーが多かったように思います。
    また、他の方も書いているように、101ページ目がきちんと表示されないようです。
    (追記)今更ながらですが、101ページ目がきちんと修正されていることを知りました。レビューを初めて書いた日から数年経過しておりますが、改めて作品を読破することが出来て心から感謝です。ありがとう御座います!(2024.08.29)
  • 愛してる

    もりたゆうこ

    最後まで読みましたが…
    ネタバレ
    2015年9月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 最後まで読みましたが、義理母や義理父への嫌悪感がすごいです。終盤、択己と亮の過去の苦しみを忘れたかのようにいい話で家族問題に決着をつけようとしていますが、愛されていたからといってあの行いを許せる人って中々いないかと思います。それを「本当は愛されていた」という事実だけでしつこく訴えてくる主人公にもモヤモヤ。
    新しい問題が出てくる度に、同じようなことで葛藤する主人公や保身に走る義理父母に地団駄を踏みそうにもなりましたが、テーマがテーマなだけあり、そう簡単に解決するものでもないのかな……と。
    家庭内のドロドロした部分に耐性のある方は、割り切って読めるのではないでしょうか。