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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • ライアーバード

    脇田茜

    グサグサ刺さる
    ネタバレ
    2025年3月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『妖精のおきゃくさま』が素敵だったので作家さん買いです。評価が異様に低かったのと、序盤の主人公二人の社会性のなさにハラハラしながら読んでいましたが、2巻あたりから主人公二人も、バンドメンバーもファンの子らも心配で目が離せなくなっていました。コトちゃんのエキセントリックさにドン引きするのは本当に序盤だけです。かわいくて可哀想で、こういう子に我慢させるような世間じゃあかんな、と思わされました。マスターが画面にいるだけで安心するのもバランス的に丁度いい。
    音楽を可視化するなんて難しい題材なのに凄くわかりやすい表現になっている発想と画力には最後まで飲まれました。カホト、嫌なやつだけど凄いのはコトちゃんの視界を通して伝わってくるよ…。コトちゃんにはこの世界は生きにくそうだなあと胸が痛くなったり、だけど相棒が見つかってよかったねと嬉しくて泣けたり、自分の求めた音に手が届かなくて迷走しまくるヨタカが柔らかくなっていく様が微笑ましく羨ましく思えたり(マスク被れるほど馴染んだのね…成長したね…)、バンドメンバー同士の愛が深くてキュンとしたり(いちばんの泣きポイント、やればできるんだよ…!)、ツグミちゃんの懐の深さに癒されたり、登場人物一人一人が一生懸命にもがいて生きているのが伝わって、自分の人生にも通じるところがあって、グサグサ刺さって痛気持ちよかったです。その分、報われたところは感動もひとしお。鳥籠だけは法的にどうにかなってほしい。
    個人的にはケイくんがめっちゃよかったですが、唯にゃんのエピソードもかっこよくて好きです。
    全巻一気読みして、画力もさすがの美しさ、激しく優しくまっすぐな子たちが報われるまでの紆余曲折は見ていてもどかしい分大団円が嬉しく、いい作品でした! 繰り返し読み返したい大切な作品になりました。
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  • ジャンル、変えさせて頂きます!

    Garine/KEN

    まがうことない良作
    ネタバレ
    2023年11月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 他サイトでかなり先まで読んでましたが、縦読みが苦手だったので単行本化がほんとうに嬉しいです!
    絵が綺麗でキャラが魅力的なのはもちろん、今後どのように原作の暗い運命を乗り越えていくのかとても楽しみ。ラブストーリーはリューディガーさんのすっとこどっこいっぷりを味わうとちょっと無理かな…と思うけど(そういう意味でもユディットがたくましい…)。そこでもだもだするユディットもかわいいし、少しずつ親密になっていくルカもかわいいし、独特な感性を持ちながら自覚のないリューディガーさんもかわいい。悪役ですら「こいつ…」と思うものの、死んでほしいとか思えないのもいいところです(*´`)
    1巻でまだ登場しない公爵や奥様や王族もふくめ、誰一人死ぬことなく無事にルカが爵位を継ぐところまでたどり着けるといいな…!
    しかし展開ゆっくりだな…1巻でまだ列車か…!うう、好きだから待ちますけども!
  • 俺だけレベルアップな件

    DUBU(REDICE STUDIO)/Chugong

    よくも悪くもない、好きな方向け。
    ネタバレ
    2023年3月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 10巻まで読了。どこまでも普通という感想です。俺TUEEEE好きとしては普通に面白いし、普通に絵柄も好み。すっごくいいというほどの売りもないし、買う価値がないほど詰まらなくもない。読んではいるけど友達には勧めない、という感じです。なのでレビューが高評価すぎてビックリしました。

    悪い点は
    ・バトルシーンがヤムチャ視点すぎる。残念ながら、アクションを描く画力が不足してる方がこういう作品のコミカライズを担当することに疑問を感じるレベルです。ヤムチャで誤魔化すくらいなら、たとえ下手でも描く努力くらいはしてほしい。
    ・値段高いのはフルカラーだからだとして、フルカラーである必要がない。色使いが上手いとか綺麗とかいったフルカラー作品ならではの魅力は全くないので、モノクロでいいのでは…と思わせる。
    ・他の方のレビューどおり、作者の思惑が悪い意味で透けて見える。と言っても私はレビュー見るまで気づかなかったのですが(笑) 読者としては読んでる間は没入したい、作品そのもの以外の余分な要素を感じたくないので、無視できないほどになっちゃったら読むのをやめざるを得ないです。作者の作品愛とかが感じられる作品は嬉しいけど、こういうネガティブな思惑とか裏事情とか知りたくないよ…。
    ・原作者にしろコミカライズ担当の方にしろ、ポジティブな熱量を感じない。クール&ドライな作風で魅せる訳でもないし、不思議。

    良い点はこれといって挙げられませんが、普通に絵柄と筋書きが好みなので、作者の意図が無視できる程度で済んでるうちは購読を続けると思います。
    ☆1がつくのに納得してしまう要素だらけなので、好きな作品なのにアニメ化ときいて「は?」って反応にはなるよね…。
  • 僕の名前は「少年A」

    君塚力/日丘円

    数年で出所なんて生温い
    ネタバレ
    2023年1月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 佐々木さんのこのせりふがすべて。昭和の頃よりずっとマシではあるものの、未だに女性への性犯罪が軽く扱われているのがつらい、それを随所で思い知らせてくれる作品でした。この作品はちょっと事情が複雑だけど、レ◯プ被害者が被害を訴えることで二次被害にあったり、それを恐れて告発できない状態に追い込まれたり、そういう展開はどの作品でも腹が立ちます。メインテーマの少年犯罪より、そっちに気持ちが行ってしまいました。過去にそういう経験をした女性が読むのは苦しいかも(特に一巻と三巻。正直私は読み進めようか迷いました)。ただ、最後には家族やケンちゃんや河合さんと笑顔ですごしている主人公に、心底よかったね、と思える話でした。辛かったけど、葵ちゃんの手、ここにたどり着けてほんとうによかった。全編通していろんな役を一身に担ったお姉ちゃんがmvpですね。大好き。あとは小林さんとケンちゃんが癒しだよ…!ストーリー的には情報を小出しにして真実がじわじわ明るくなっていくのが、不謹慎にもめちゃくちゃ面白かったです。サスペンスとしても、作りが凄くうまいと思いました。最後に、先輩はもう少し報われてもいいと思う…。
  • いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか?

    君塚力/日丘円

    復讐はする。だがざまあでも胸糞でもない。
    ネタバレ
    2023年1月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 最初だけ読んで判断しないでほしい作品です。確かに最初のうちは主人公の心情がわからなくてハラハラソワソワしましたが、終盤の詩織ちゃんとの会話で行動原理と葛藤が理解できます。できればそこまでは読んで…!
    主人公の行動は全面的に肯定派です。被害者が我慢とか、意味がわからない。けどそれが現状だというのは本当に虚しいことです。いじめに限らず。別作品の「日本は犯罪者に優しい国だな」ってせりふに心の底からほんそれ!って思いましたが。主人公の行動が社会に少しでも波紋を呼べたならよかったな、と思います。
    個人的には加担しながらも良心を取り戻した由美ちゃんとフラットな真中くんの存在に救われました。誰の隣にも、そういう人たちがいてくれたら…ね。(真中くん、ひとごとで無責任な発言してますが、それでも詩織ちゃんや由美ちゃんにフィルターなしで接したり、空気に流されない強さがあったり、詩織ちゃんの精神状態が自分の想像を超えてることを察したり、いい子ですよ…。)
    (というか、主人公と由美ちゃんママを除いて大人が不甲斐ないな…!)

    これからも被害者を救っていくだろう相沢先生には、いつか自分のことも考えてほしい。幸せになってほしいです。
  • 殺意の戦鬼

    小林大樹

    ラグナクリムゾンから
    ネタバレ
    2021年9月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 小林さんの他の作品が気になって購読しました。主人公もヒロインも癖があって、えげつなさと軽妙さのバランスがよくて、あんなノリの(失礼)主人公がどう立ち回るのかが楽しみでした。伏線がいくつも出てきてこれから、ってところで終わっているのが非常に残念です。続編を期待するくらいには引き込まれました!
  • 辺境の老騎士 バルド・ローエン

    支援BIS/菊石森生

    ずっしり、なのに軽やか
    ネタバレ
    2021年4月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ しっかりした骨太なファンタジー漫画です。特筆するべきはバルドの人柄。ほんとうにいいです。元気がないときに読むとほんと癒される。毎話どこかしらにじんわりさせられます。他の方も書いている通り本当にお爺ちゃんで、何度も「ヤバイヤバイ」と思わせられたり、体が辛そうなのに苦笑してしまったり、年を感じさせるおおらかさにほんわかしたり、はしゃいでるのがかわいかったり、何事に対峙してもどこか落ち着いているのに安心したり。準レギュラーの司祭さまや、王子や、一話キャラの面々や、敵対する面々や、永遠の彼女も含め、出てくる人物も奇をてらわないのに個性があり、料理の描写が細かかったり(笑)、壁や亜人、魔獣など世界観もしっかりしている上にそれを支える画力があり、没入感がすごいです。派手派手しい描写や展開はありませんが、山谷はしっかりしているので、じっくり物語を読みたい方にめちゃくちゃ推しです!
  • ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん

    恵ノ島すず/えいひ

    かわいすぎて幸せ…
    ネタバレ
    2019年10月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ コミック版から続きが気になりすぎて原作購入しました。もう、タイトルどおり、リーゼがかわいすぎて癒されます。視点が王子なのもいい。1巻では、初めは戸惑っていた王子が遠藤くんと小林さんのお陰でリーゼのかわいさに目覚め、徐々にメロメロになっていくのがコメディとしてすんごく楽しく書かれています。楽しすぎる。いいぞ王子もっとやれ!と何度も思いました。糖度の高いラブコメ中心ながらシリアスな面もあり、人物の背景を掘り下げる番外編的なエピソードもあり、ラノベながらにしっかりしています。2巻の展開は意外性があり、肩透かしと思わせておきながらちゃんとクライマックスを用意しているのも素晴らしい。メインの3カップルがかわいくて好感度高いのは言わずもがな、世界観的に厳しい部分もあるのに、登場人物は皆善良で安心して読めます。個人的にはぽんこつ様のぽんこつっぷりが楽しめました。大団円では感動で泣ける、そんな至れり尽くせりな少女小説です。読了後、満たされた幸せな気分になれました。★は5ですが、挿し絵だけ、ちょっと残念でした(個人の感想です)。コミカライズは素晴らしい画力なので、そちらに期待です!
  • 冒険者ライセンスを剥奪されたおっさんだけど、愛娘ができたのでのんびり人生を謳歌する

    斧名田マニマニ(GAノベル/SBクリエイティブ刊)/唯浦史/渡辺樹/藤ちょこ

    やさしい
    ネタバレ
    2019年5月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ※二巻まで読了。
    一話一話にじんわりしながら読みました。
    話自体はありきたりな人情ものかもしれませんが、雰囲気がほんとうにやさしい、いい漫画だと思います。
    絵柄も話に合っててふんわり可愛いです。
    疲れた時、ふと読みたくなります。癒し。




    あとは話の本筋として、なんで呪ったのかもすごく気になります。
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  • 男やもめも花は咲く

    ゆくえ萌葱

    いやし…!
    2017年9月4日
    ゆくえさんの漫画は何本か読ませていただいてますが、中でもこの話は本当に大好きで、読むたびに泣いてます。イケメンかわいい旭川くんも穏やかで大人な植松さんもさばさばしてて優しい咲子ちゃんも、この話を構成するすべてが美しい…!絵柄は暖かくて表情の付け方が心地よく、展開もスローですがその中での植松さんの変化がほほえましく、仕事や対人で疲れた精神にじゅわじゅわ染み入ります。こんな素敵な漫画を産み出して下さったゆくえさんには、ありがとうございます!の一言につきます。スイカまん…!!(癒し)
  • HERB CONNECTION

    KR/Ichika

    私は好きです
    ネタバレ
    2017年9月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 食べ物屋を題材にした作品が好きで、前から気になってた漫画ですが、レビューの点にびっくりして購入しました。8巻まで読了した今も謎です…なんでだろ?
    絵はスッキリしていて線が綺麗で見やすいです。くっきりしすぎてぎこちないところもありましたが、ほとんど崩れない作画力で、安心して読めました。
    話も分かりやすく、モヤモヤもしたけど、ちゃんと収まるべきところに収まったハピエンでした。

    主人公二人以外のキャラの心境の変化が面白ポイントでした( *´艸`) そうやって馴染んでいけるのもナヴィリオの魅力なのかなー、とか。屑で可愛い。
    個人的には鈴木シェフのお人好しで一途な職人気質なところが読んでて気持ちよく、そこが報われてよかったです。
    最後にBL的に大事なところ!エロいBLを求める方はお客さんじゃない、恋愛のゴタゴタを楽しみたい方向けの作品です。
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