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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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  • 薔薇色じゃない

    凪良ゆう/円陣闇丸

    なぜ凪良先生が一般文芸でも人気かわかる
    ネタバレ
    2026年2月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 今や映画化書籍なども出している凪良先生が、元はBLを書いてた方と知って初めて読んだ作品。
    一度は別れた、現代社会に生きるゲイカップルの話です。
    お互い運命の相手と言えるほど相性が良いカップルだと思いながら読みましたが、攻めは母親に孫を見せてあげたいという孝心から泣く泣く受けと別れて女性と結婚したけど忘れられない。奥さんからも勘づかれて結局離婚。
    一方で受けも別の男と付き合うが浮気されるし、やはりこちらも攻めが忘れられていないのを勘づかれている。
    お互いが別れた後も友人として居酒屋でだべったり、そんなもだもだした関係を続けながら最終的に素直になりまた結ばれるお話です。

    凪良先生の文章力や構成力は感無量です。
    あとがきで昨今BL小説はファンタジーが全盛でこのような市井の人間を描いたものは遺物などとおっしゃっておりますが、全然そんなことありません。今でもこの小説は通用します。
    国家の陰謀が、とか魔王がどうしたとかの事件はもちろん、誰かが殺人事件で死ぬといったことも特になく淡々と月日が流れる構成ですが二人の付き合った頃からの交流の中で「普通の人生を生きる」ということはこんなにもノスタルジックで尊いものなのかと思いました。

    素晴らしいです。読んで良かった!
  • 世界でいちばん遠い恋

    麻生ミツ晃

    声は遠くともお互いの存在が一番近くにある
    2026年2月21日
    今まで読んだBL漫画で初めて泣きました。それくらい感動的な作品でした。
    主人公のふたりの抱える問題や孤独を互いにゆっくり打ち解けあっていい方向に成長する描写が良かったです。
    とくに攻めの十嘉が受けの五十鈴との長いふれあいの中で自分の音楽への考え方が変わっていく様はとても良かったです。
    実写化やアニメ化に発展しても全然おかしくないくらいの名作。
    昨今、BL界隈はファンタジーが多いです。刺激的な展開が多くて商業展開もしやすいのでしょうが、それ一辺倒ではなくこのような恋愛描写だけでないキャラクターの人生について考えさせられる、ゆったりと時が流れていくような、冬に飲む温かいココアのようなじんわりとした現代BLが増えたらいいなあと思わせる作品でした。
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  • 掌の花

    宮緒葵/座裏屋蘭丸

    男前受けが好きな人にはたまらない作品
    2026年1月5日
    数年前に買って読み返して読んだ商業BL小説の中で今ダントツ一位なくらいめちゃくちゃ好きな作品です。

    一見薄幸美人な攻め×正義感溢れる男前な弁護士という私得なカップリングで購入したんだと思います。
    最近ふと読み返して、宮緒先生の圧倒的な文章力の高さに脱帽しました。
    半分は濡れ場だった(もしくはそれに近い割合で濡れ場)と思いますが、そのような艶を感じさせつつも菖蒲の重々しい過去や華麗なる一族にまつわる確執などどこか硬派なミステリーを読んでるかのような作風や読みやすく豊富な語彙力で彩られた文章でさくさく読めました。
    面白いです。

    どんでん返しは前シリーズ作品の「掌の檻」のほうが驚く要素がありましたが、個人的にキャラ萌えするのはこちらでした。
    男前受けが好きなら是非、読んでみてください。損はしません。
    いいね
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  • 千年後宮【特別版】(イラスト付き)

    宮緒葵/笠井あゆみ

    ただただ壮観でした
    ネタバレ
    2026年1月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 好きな作家さんなので購入いたしました。
    4人の男妃(全員攻め)を娶る皇帝(受け)という物語で一日中男妃たちとまぐわう、というその系統特化な小説かと思いきや…
    「掌の檻」「掌の花」という作品がBL小説の中で上位に入るレベルで好きなのですが、今回もそのミステリー的な作風が活かされていました。
    私はこの手の小説にありがちな「子孫を残さなければならない責務を負った皇帝や王の結婚相手がなぜ男なのか?という理由が消化不良、ご都合主義、または全く触れられずにエンドマークになる」という点で男が後宮に入るタイプのファンタジーBLがあまり好きではなかったのですが、この作品はちゃんと伏線回収がされており納得のいく結末でした。
    最後の6Pはもはや圧巻です。

    ちなみに好みにもよるかと思いますが、包容力の高い銀桂さんとのシーンが好きです。背徳感があります。
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  • HOUSE

    奥田枠

    SMものは普段見ないのに読んでしまった
    ネタバレ
    2025年10月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 前後編、購入して読みました。
    SMものは普段読まないですが、なんとなく興味を持って読みました。結果、大正解でした。
    圧倒的な描写でとても良かったです。
    内容的に弟×兄、ドロドロの家族関係という人を選ぶ要素はありますが、SMプレイはちゃんと愛があり、何より受けの龍彦が見た目的にプライド高そうな美人顔でそそられます。(実際は苛烈な当主の皮を被った超ドMなんですが…)
    龍蔵は子供の頃からずっと龍彦が好きだったんじゃないかな…
    父親の葬式で再会した時も嬉しそうにしたり、学生時代は龍彦に一緒に逃げようと誘ってたりしてたし。
    龍彦も当主としてはパワハラ気質で使用人や妻、子供にも折檻したり、支配者のふりをしていますが(でもそんな器はないと自覚しているし、周りからも陰で侮られてます)
    本性がドMなので、使用人への折檻の時もなんですが支配のプレイがヘッタクソなんですよね(そこが良い)どことなく塩梅をわかってない感じがします。(その点龍蔵は完璧な飴と鞭の使い分けをします)
    なんか、龍彦は性根は優しそうな人物なので、あの環境にいなかったら真っ当な人生歩んでたかも。
    でも龍蔵と結ばれたエンドはそれはそれでハッピーエンドの形の一つかと思います。

    あと本編にはさほど関係ないかもですが、龍彦の子供・龍斗は前当主(つまり兄弟の父親)の子供かなあって思いました。
    見た目が龍彦に似てないし、龍彦の嫁は元々は前当主のお手つきで、嫁になっても龍彦に抱かれた後は満足できなくて前当主に抱かれてたんですよね。(龍彦もこの件に関して公認してる)
    あと龍彦のアレの大きさ的に女を孕ませられるようにも思えないので…
  • おひとり様には慣れましたので。 婚約者放置中! 【連載版】

    晴田巡/荒瀬ヤヒロ

    ケイオス以外と結婚して欲しい
    ネタバレ
    2025年6月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ YouTubeのとある動画でおすすめされているので読みました
    よくある溺愛とか悪役令嬢とかではなかったので新鮮でした

    女の人の脳は上書き保存、男の人の脳はフォルダ保存とよく言いますがこの漫画はまさにそうですね…
    ていうかいっぱいレビューでも指摘されてると思いますが、婚約者の前で他の女の名前出すのとかケイオス本当どゆこと??
    パーティーとかでも放置してキャロラインにべったりなんでしょ?そりゃ愛想尽かされるわ
    キャロラインもなんかサバサバ系装って他人の彼氏寝取る女にしか見えねー…ってなりました(実際誤解だけど、婚約者持ちにべったりなのはやっぱりおかしいしちょっと考えたらわかるだろと)
    ニコル嬢にはとっとと留学して自立して別の人と結婚していただきたい
    不器用だけど背中を押してくれそうな人が好みのタイプっていうなら、今はツンケンしてるけど今後何か仲が進展しそうなバジル様がいるじゃない
    あの人とお似合いだよ

    友人キャラのロベリア嬢やクラスメイトのご学友がとても良い子だったので女同士の友情は爽やかで見てて良い気分です
  • 大相撲令嬢 ~前世に相撲部だった私が捨て猫王子と はぁどすこいどすこい~

    影崎由那/川獺右端/村上ゆいち

    面白かったです
    2022年2月12日
    youtubeでこの作品を紹介なさっていた方がおりまして、そこから興味を持ちまして拝読しました。
    設定は昨今流行りの転生悪役令嬢ですが、中身は少年スポ根漫画のように爽快です。
    まだ1巻しか出ていませんので今後への期待を込めて星4つの評価をいたします。