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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • くりかえしあいのおと

    野白ぐり

    良いところと悪いところ
    ネタバレ
    2022年8月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初買い作家さんです。
    有能だけれど人付き合いが得意ではない受けが療養のために田舎に帰り、心を癒やしてくれる攻めと出会う話です。年下攻めですね。線画の強弱が独特ですが可愛らしい絵柄だと思います。
    心が荒んでて少し威圧的な態度で人に接してしまう受けを攻めが上手くフォローしてまわって、結果的に受けも攻めを意識したり、周囲の人間との接し方がだんだん変わっていくのが良かったです。
    攻めは人懐っこいというかわりとぐいぐい受けに話しかけたり、勝手に家に来ますが、本当は寂しがり屋だけど上手く人にそれを伝えられないタイプの受けには良い感じでした。
    エロの方は本編にも描き下ろしにもありますので、気になる方は是非。挿入まであります。

    気になったところ
    ・ちょっとキスするタイミングが急な感じしました。
    ・終盤、受けが東京に帰ると知った時の攻めの態度について。
    攻めも相手は一時的に帰省しただけでいつかは元に戻ることはわかっていますが、プロの音楽家(現在は指揮専門)に恋してしまった以上、相手が職業柄遠征が避けられないことは予測できなかったのかな〜と。上京に関しても自分にできることはないからという理由だけで遠慮していましたが、理由は都会への就職は厳しいとか経済的に1人暮らしする金がないとかではなく、家族に対しての遠慮からだし。彼の家族に関しては少々複雑な事情があるものの、関係は良好ですし、健康で人付き合いも得意で、もう未成年ではないのならやりたいこといくらでもやれるのでは……?と違和感が拭えませんでした。
    なんだろう。ここはなんだか切ない場面を無理やり作ってる感。身体がボロボロだったはずの受けは数週間で身体の調子を取り戻して心身共に健康的になるので、途中から攻めの話に変わってるんですよね。
    受けの事情って心身の健康だけじゃなくて、仕事の問題も結構切実で、ピアノが弾けなくて不安になってるのに、攻めのが可哀想みたいな話の流れになってるのがマイナスです。
    自分のこと応援してくれてた相手が仕事復帰匂わせたら急に態度変えられるのこわくないかな。
    キャラは攻め受け両方とも好きなのでここが残念でした。
    ・紙版は8/1で電子が8/5という微妙な発売遅れが気になります……。
  • 魔女の下僕と魔王のツノ

    もち

    性転換は生き方を考えるきっかけだった
    ネタバレ
    2022年5月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 2014年の連載開始から8年経ち完結。
    はじめはTS要素のあるギャグ漫画だと思っていました。大筋である「ビビアンという眠りの魔女を目覚めさせるために魔王のツノを取りに行く」という目標は早い段階で達成するなと思っていたので、それまでにちょっと寄り道するお話を続けていくのかと。
    寄り道どころか物語の根幹でした。
    セクシャルマイノリティや魔物への差別ついての話は話が進むにつれ色濃くなり、それがさらに面白さに繋がっていきましたね。
    年号が変わり、現実世界でも性自認や性指向といった認識が見直されるようになり、漫画を通して考えさせられる機会が多くなったことがすごく嬉しかったです。
    心臓病で身体が弱いエリックが小さい頃から己の立場に苦しめられたからこそ、他者へ言葉をおくる重みがあり、説得力がありました。
    主人公であるアルセニオかつての親友サウロとの再会も一体どんな展開になるのかすぐに退場させられるのかとハラハラしましたが、話が進むうちにだんだん頬が緩んでいきましたね……。
    アルセニオの過去は予想よりはるかにキツかったので陰鬱な話から本来の明るさを取り戻した時はホッとしました。
    アルセニオが魔物になる前の話は大体はこちらの本編でも明かされていますが、もし気になれば『教国のレクエルド』も読むといいかもしれません。
    ちょうど本編サウロ加入時期にスピンオフが短期連載されてその時に目を通しましたが、結末がすでにわかっているので当時はしんどかったですね……。
    最終巻は各々心配事はあるものの、心があたたかくなる話ばかりだったので安心して読むことができました。
    「誰かと違うところがあってもそれは変なことてまはないよ」と背中を押してくれるそんな素敵な漫画でした。
  • ihr HertZ

    HertZ&CRAFT編集部

    快楽に弱い若者は良いものだ
    2021年12月25日
    くれの又秋さんの作品が気になり買いました。ゆっくりめ連載なので後を追いやすいです。
    受けの攻めに対する態度がかなり軟化していたので先の展開がすごく気になります……ッ!
    単行本化するのが待ち遠しいです。
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  • 吸血鬼すぐ死ぬ

    盆ノ木至

    あらゆる変態が出てくる
    2021年10月30日
    アニメから単行本3巻無料試読キャンペーンを経て少しずつ読んでいます。
    吸血鬼と退治人(ハンター)がコンビを組んで変態だらけの魔都・シンヨコハマで暴れるギャグ漫画。
    1話12Pでオムニバス(たまに前後編がある)ので、読みやすい。思っていたよりも、エロ系の下ネタ多くて笑いました!w
    疲れた現代社会で生きる大人が笑い飛ばしたくなる漫画です。
    神社のことやロナルドの両親のことなど所々謎が垣間見えるので続きが気になってしまいますね。
  • 同人女百合アンソロジー

    大沢やよい/伊月クロ/くもすずめ/ヨルモ/ゆあま/めざし/雨水汐/散田島子/つつい/桐山はるか

    同人女はクソデカ感情を抱きがち
    ネタバレ
    2021年10月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 同人誌即売会に参加する女性達が同性に対してクソデカ感情を抱く百合漫画アンソロジーです。
    『百合』といっても恋人end一歩手前みたいな作品もあります。全作品ハッピ一エンドです!(※重要)

    ヨルモさん
    オタクっぽくないギャルがかわいいロリ系絵師だった話。
    男性向けジャンルは結構女性の方が多いのであり得ない話ではないなと思いました。

    雨水汐さん
    隣のサ一クルが昔付き合っていた女性だったという話。タイトルそのままです。
    この作品はタイトルがギャグ寄りっぽく見えますが、中身はやや切ない寄りのほのぼのだと思います。
    同人女を題材にした漫画はたくさんありますが、描いている方が絵描きさんなのもあり、小説サ一クルを題材にした作品はまだまだ少ないと思います。
    私自身も小説同人誌を出したことがあるので共感できる部分がありましたし、なにより2人の関係性が良かったですね。好きなところが似ているからこそ、相手を好きになるのが自然であったかい気持ちになりました。

    散田島子さん
    突然、自分のファンであるお嬢様からお金を振り込まれたり同人誌を作ったりする話。
    創作すると、自分への評価を気にするあまり簡単に自信をなくすことは珍しいことではありません。
    この作品はそんな創作への自信をなくした方の背中を押してくれる作品だと思います。
    売れなかった新刊にへこんでいる主人公を同人初心者のお嬢様が褒めてくれるシ一ンはぜひ見てほしいです!
    主人公からしたらあんなに素晴らしいと感じたお嬢様の同人誌が15部しか売れてないことを知り驚きますが、これはお嬢様から主人公に対する評価も同じことなんですよね。
    自分の作品を良いと言ってくれる存在は本当にありがたいので主人公がほっとした顔になって私も安心しました。

    つついさん
    他人の評価を気にして万人受けするように同人誌を描いている女性のお話。
    掲載作品でも暗めの話。新刊感想会は誰かと交流していれば他の方が「誰々さんの作品良かった~」と話をすることはあるので、ちょっと複雑な気持ちになりますね。
    承認欲求の闇が垣間見えましたが、人間関係がリアルで引き込まれました。
    神絵師ユ一チさんのメンタルの強さにビビりましたが、だからこそ変わらず声をかけてくれる彼女に嬉しくなるという最後のしめかたも良かったです。
  • 恋情ディスカッション【おまけ漫画付きコミックシーモア限定版】

    蒼宮カラ

    強気年上受け目当てでしたが……
    2021年6月26日
    中身の絵は表紙よりあまり上手くないなと思いました。カラ一はとても上手なのですが。
    ディスカッションっていうタイトルのにはちゃんと話しあって性行為するって感じじゃなかったですね。
    攻めは受けへの好意は微笑ましいものですが、迫り方がちょっと強引なような。外国人だし、まぁこんなものかなと思っていたんですが、空港でサカるのは無理でした。アレって有料ラウンジかなんかなんですかね? ただシ一ツを交換すればいいベッドと違って椅子での行為だったので、普通に椅子を汚されて迷惑なんじゃないかと思いました。
    性格は癒し系なのに行動が妙に俺様強引系なんですよね。
    外国人だけど、基本的には日本語で喋るし外国人要素といえるのはカタカナ語くらい。これなら、日本人設定で海外支社への栄転でも話は成り立つでしょう。
    対して受けなんですが、口下手以上にコミュ障すぎる。あれこれ思い悩むわりには公共の場で性行為するのも許しちゃうしなぁ。
    デレたら可愛いんですけど、もう少し攻めと話しをしてほしかったなぁ。自分が面倒なの自覚してるのに、相手にばかり気を遣わせて、そのくせ大した理由でもないのに変に避けようとするし。不器用なんじゃなくて自己中なのでは。
    学生ならまだしも、社会人同士でこれはないなと思いました。
    全体的にストーリーの都合のせいでキャラクタ一が振り回されていると感じました。
    いいね
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  • αのJKだけど婚約者がΩの先生でアソコが大変です

    どっせい☆純愛

    オメガバ一スものは苦手なのですが
    ネタバレ
    2020年12月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバ一スものは社会背景にかなり影響されるので、正直最初は購入するのをためらっていました。
    立ち読みしてみてお相手である先生が好みだったことと、女性向けの作品で年下女攻め×年下男受けの女攻め漫画はとても貴重なので思いきって購入。
    主人公の子は最初は気の強い子で苦手なタイプかと思いきや、自分なり考えをもっている子でしたし、先生は相手が子供だからとバカにしたりせず話をきいてくれる優しい大人で好感が持てました。
    気になるえろシ一ンですが、夢の中で挿入ありの性行為(1話)主人公に先生が手で奉仕してくれるもの(2話)になります。
    シチュエーション的に男性向けでよく見られるものだったので、まさか女性向けで見ることができるとは思わず、なんだか新鮮でした。
    他の方がBLっぽいと表現されていましたが、お話としてはオメガバ一スものBLだとよくみられるタイプのスタンダードなものだと思います。そもそも、出されているレ一ベル的にオメガバ一スBLを推されているレ一ベルなので、今作品は少し路線を変えて男女で出してみたのかなと思いました。
    2話の最後に先生が過去に男性との経験があることをほのめかすシ一ンがありますので、ちょっとでもBLが苦手な方は御注意くださいませ。
    女攻め作品がこうして増えてきてくれたことがとても嬉しいです。続きが気になります。
  • 烏ヶ丘Don’t be shy!!【電子単行本】

    夕倉アキ

    ヤンキーモノではないです!
    2020年6月16日
    自主防犯組織で活動している若い男の子達によるお話。
    どのページも作画が丁寧でキャラクターの細やかな表情の動きが見ていて楽しいです。
    街の人達の事件を解決しつつ、少しずつ恋愛にも目を向けていきます。少女漫画と少年漫画のノリが交互にきている感じがまた面白い。
    レビューの中ではヤンキーモノ?という感じのものも見られましたが、厳密にはヤンキーではないですね。
    攻め受けどちらの組織も社会的に認められているボランティア団体です。なので、警察側が彼らに協力的なのも納得がいきます。エロを期待している方は続編に少しだけありますよ、とだけ。
  • エンサークルメントラブ【単話売】

    淀川ゆお

    眼鏡受けが好きなので
    2019年12月13日
    表紙だけ見ると複数プレイ的なアレそれかと勘違いしそうですが、2組のカップルのお話ですね。ハッピーにエロを摂取したい時にゆおさんの作品は最適だなぁと思いました。
    挿れられている時の良ちゃんの腹を撫でる仕草はたまんないですね!
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  • 神絵師JKとOL腐女子

    さと

    いい百合だった
    2019年12月13日
    試し読みの1話から気になって読んだのですが、アイさんが相手との関係に悩むのが「未成年だから」というのに一貫しているのがいいなと思いました。同性同士だから、ということに関しては悩まない。
    ミスミさんも高校生らしい悩みとひたむきさが癒されます。
    リアルなことを言うと、地方住まいの学生の女の子が一人で宿泊って、ネカフェでも未成年での寝泊まりは難しいので、成人済みの年上の友人の家に泊まるという流れの方が親御さんも安心するかなと思いました。
    一時休載されていたようですが、作者さんのTwitterを拝見したら徐々に再開するとのことなので続きが楽しみです。