中ちゃんさん

転生、追放、クラフト、領地開拓と好みのワードがあり購入しましたが、唐突なエロ展開(登場女性キャラは胸が気持ち悪いくらい大きくて、無条件に主人公に好意を向けるテンプレは大目に見ても)はもう食傷気味です。異世界転生も題材が何であっても、背景を作り込んでいても、多くの作品が同じ展開だと飽きますし、その作品のオリジナリティも霞みます。ハーレムやエロ展開を異世界もので読みたい人には良いのでしょうね。私はしんどいです。

話の展開が遅く、主人公が女性に見えてしまう作画だし、商人の女の子は幼すぎで護衛が一人の無防備さで迂闊過ぎる。ページ数も少なく、コマ割りも大きくて少々値段が高く感じる。もふもふ好きとしては、何よりももふもふを可愛く描いて欲しかった(笑)２巻は読まないだろうなという感じ。

原作小説も読んでいたのですが、文字だけだと主人公のケンに対する周りの当たりが強く感じられて、読んでてしんどい部分があったのですが、エイタツ先生のアレンジでものすごくキャラクターたちがイキイキと感じられ、もふもふたちの可愛さも相まって、私にとって最高の癒しの作品になりました。今後の展開も楽しみです！！

絵は好みではないですが、雰囲気には合っているかと思います。
原作でもそうなのですが、いまいち「規格外の技術」が伝わって来ません。ライルは性格も良いし、努力家だから好感は持てますが、修繕後の品物の品質が凄いことと「規格外の技術」とはイコールではないような･･･。
そもそも一般の修繕師の技術がどの程度なのか分からず、修繕技術自体について説明も少ないので、「規格外の技術」をイメージし辛いです。そのあたりが伝わるとかなり面白くなるのではないかと思います。

カンスト転生者についての説明がなく、宿屋を経営したり、セーブポイントがあったりする理由も分からない。「強くなるよ」→育成(という名の拷問？)→レベルアップの繰り返しで、ダンジョンで魔物と戦っているシーンが省略され、よく分からず強くなっていく。それで、レベル80と言われても…。宿泊しているキャラも不自然に基本女性ばかりで、一応男性も宿泊したことがあるそうだが、覗きをして懲りたらしく…。他の男性客は…と言いたくなる。私が異世界転生物に求めるのは「ワクワク」で、必要以上の女性キャラやお色気は要らない…というより、不快である。そういう作品としても中途半端で、何が描きたいのか分からない。今後、新たな怒涛の展開が待っているかもだが、次を読みたいという衝動が全くおきない。

主人公の無双と子育てに嫌みがなく、とにかく双子と契約獣たちがカワイイ。
気づいたらニヤニヤしてること間違いなし。
苦手な無意味なハーレムものでもないので高評価。