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今月(9月1日~9月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 俺と上司のかくしごと

    嘉島ちあき

    しあわせってこういう形
    ネタバレ
    2026年5月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 午前四時、夜更かしの延長線でこちらの作品を見つけました。
    読み終わった今、涙が止まらないです。
    はじめはなんやねんこの上司…どうしようもないなって思ってて、でもあの一夜で2人の距離がぐっと縮まって(物理)からの関係性の変化に、読んでいる側もハラハラしたりドキドキしたり、心が締め付けられるように苦しくなったりしてとっても楽しかったです。

    嘉島先生の作品は夜明けのポラリスで知りました。
    先生の作品に私がすごく思うのは『人のこころが繊細であることを余すことなく描写してくれる所』が本当に魅力的だということです。
    そうやってひとりひとりの感情を大切にできるのは、ちあき先生が常日頃から人の気持ちを大切にしているからこそなのかなとよく思います。

    みさきさんはずっと『自分はゲイだから幸せにはなれない。たとえ幸せな瞬間があってもずっと幸せではいられず、いつかは思い出になってしまう』って自分で自分に呪いをかけてがんじがらめになっていて心に空いた穴が埋まらずにいて…のような感じでしたが、その寂しさの穴を埋めたのが御門くんでよかったなと。

    御門くんがいう通り『まわりが何を言おうと自分が感じたその気持ちは本物だからそれを蔑ろにしちゃいけない』みたいなやつ、本当にその通りですよね。
    人は周りの意見に流されやすく、世の中の一般論があたかも自分の思いだと心を痛めてまでして自分自身を知らず知らずのうちに呪ってしまっていることってよくある事だと思うんです。
    本当は、その瞬間の自分がどう感じていて、それに対してどうしたいかという気持ちを第一にするものなんですが、どうしてか意味不明な周りの意見を優先しちゃうんですよね…
    でもそれってみさきさんのように拭えないつらい過去があったり、はたまた蓄積された苦しみが人格を変え自信がなくなってしまうことからくると思っていて、それを救い出すことって本当に難しいことなので作中本当に心が痛くなってしまいました。
    極論、当人を苦しみの底から救い出してくれるのは自分が大切に思っている人や物など自分以外の何かだと思っているので、最後の2人が本当にしあわせそうにしていて、それで涙が止まらなくなりました。
    『どちらかが沈んだらどちらかが引き上げる』
    そうやって人のこころは紡がれていくものなんだなと。
    この作品に出会えて本当によかった。
    本当に素敵な作品をありがとうございます。
  • あのね、みっちゃん

    すう

    なんか本当にすごい好き…
    ネタバレ
    2026年5月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 勢いで書き始めます
    なんか言葉にするには難しいんですけど、すっごい好きで…
    清野くんは誰もが認めるイケメンなのにみっちゃん限定で
    ちゃんと変態だし、みっちゃんだって極度に人と関わるのを恐れてだめだだめだ…ってなってるのに清野くんのためと
    あらば奔走してあれこれなんでもやっているのが本当に…
    本当に尊くて…愛゛!!故にィ゛!!原動力ッッ゛!!

    覚えててくれたって喜んでたみっちゃんとは裏腹に
    表では飄々としてる清正くんの方がみっちゃんに執着してたのが最高でした。
    こんな完璧そうな人間が実はある1人だけに人生狂わされるくらい執着して劣情を孕んでいますよ(^^)があまりにも…愛

    政治の世界ってやっぱり長いものに巻かれた方がいいのは
    わかってるんですが選挙だって利益重視というか
    人ではなく職に対してのラブコールばかりに見えて
    『結局みんな誰のためにやってんの?』って感じで
    いつも本質が見えてなくてもやもやするなって思ってて…
    でも清野くんは本当に町のみんなのことを思って
    町のためにこれをやりたいをしっかりと盛り込んでて
    すごくいいなと思いました。
    そこにみっちゃんの素敵な着眼点が加わって
    『ああ、こういう彼らだったら心から応援したいな』
    って幻覚ですが町民の如く強く思いました。

    みっちゃんが清野くんの頑張りをもっと知って欲しくて
    たくさん頑張ってるのに、いつだって妨害する年長者がいて
    そういうのがリアルでイライラしましたね…
    どこにだって沸いてるんだなああいう否定人間は…

    『誰かが言った何気ないひとことが、誰かにとっては
    人生すべての原動力になるような力のある言葉だった』

    みたいなことってたまにあると思うんですが
    清野くんにとってのみっちゃん、みっちゃんにとっての
    清野くんがその原動力であってすごくよかったですね…
    ちょっと涙出そうになりました、感情に脆いので…

    あとはお母さまや妹ちゃんがしっかり清正くんの理解者で
    あったことにも感激でした。
    これからもしあわせでいて、あわよくばあのしあわせそうな姿をこれからも見せてください…見たい…足りない…

    笑顔になれる、くすっと笑える、イラつける、
    でも最後はちゃんとしあわせな気持ちになれる
    そんな素敵な作品を読ませていただきありがとうございました。大好きです。
    あとイケメンたちのスーツごちそうさまでした
    大変助かります
  • 【分冊版】クズ男のポエム

    もちの米

    はじめくんドえっちすぎておれはどうすれば
    ネタバレ
    2026年2月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ はじめくんがド真面目なのに、性欲までにも正直なのが好きすぎて毎度抱かれるたび気持ち良さそうな顔して喘いでるはじめくんをみて、ないものたつしマジで本当に気持ちよさそうでめちゃくちゃ悶絶しています
    このままはじめ君が他の男の手に渡る前に周二くんが陥落するといいな〜♡♡♡と思っています
    普段から喜怒哀楽が欠如してそうな人間が突然剥き出しにする嫉妬心や独占欲などの重たい重たい矢印感情が大大大好物な人間なので、このまま周二くんがはじめ君のペースにやられていってそのうちはじめくんにだけ激あまなド攻めくんになって欲しいな〜♡♡と思います
    もちの米先生の作品はどれもがっつりえっっっっちで、でも人の心の温かさがしっかり伝わってくるやさしい素敵な作品ばかりです
    今3話まで来てて、この後も超楽しみです
    最初後ろからしかしてあげなかった周二が3話でがっつり正常位でがっつり汗かいてヤってるのを見て、え〜すでに大好きじゃ〜ん??てなりながら攻めの姿にも悶絶しています
    こんなシチュ、最高以外のどの言葉も見つからないだろ

    8話読みました8話読みました8話読みました
    なんですかあれ、このままいかせていいのか周二お前あんなに可愛くてまっすぐなはじめくんおいてほったらかせるのかお前お前お前…お願いだから、お願いだから追いかけてハグしてよ…ここで追いかけなかったら男じゃないぞお前…!!と思いながらもまだかき乱されたい一心もあり…
    でも、でもさ、周二には初めての自主性を持ってほしいな
    お願いこのまま1ヶ月待つなんてむりだよ…
    おい亮、絶対お前のキスしていい?の後から2人に亀裂入ったんだよな、お前がかき乱したんだからいっそ嫉妬要因の間男として出てこいよな、じゃなきゃはじめくんが報われないんだ
    幸せそうな回に戻らせていただきます。

    9話読んだ、ガチえぐいまじで初恋じゃんありがとうお前もいえたんだなはじめくんのこと幸せにしろよ
  • かつとし

    上野ポテト

    試し読みで変な汗かいて買うしかなかった
    2025年12月20日
    試し読み済でしたらネタバレ無しのレビューと捉えてもらって大丈夫です。

    あの…本当に…すごく引き込まれる作品でした…
    良くも悪くも人を狂わすのは人しかいないなって改めて感じました。
    上野先生はちとせくんの作品で初めて知ったのですが、人の感情がすごくリアルにわかりやすく表現されていて、しっかりそれに共感してしまうので本当にとても好きな作者さまです。
    『寂しい』とか『代えのきかない人を好きになってしまった』『しかもその人にはすでに大切な人がいる』とか、1人では生まれることのない2人以上からなる気持ちを地味に痛く、リアルに描いてくれるのが本当に本当に好きです。
    もともと1人であれば、寂しいなんて感情を覚えることはないですからね、、
    今作では1人の男の子を中心にぐるぐるうごめく感情がオムニバス形式で見れてとても魅力的でした。(最後の作品除く)
    ふつうに短編集なのか?と思いきや、あええ!???繋がっとるんや!?と普通に驚きました。
    なんとなくわかってしまう痛みにフォーカスを当てに来る作者さまなのでマジで地味に引きずるんですけど、それがまた癖になっちゃいます

    試し読みラストの『さみしい』発言の後のかつとしくんえっちすぎてもだえた、わたしが変な汗かいたのはそこからでした。狂う、あんなの
    狂ってしまわないわけがないんや
  • slip【単話売】

    epaule

    最後の数ページの言葉がとても素敵です
    2025年11月26日
    Twitterで作者さまのツイが流れてきたのが出会いでした。
    イケオジが悶えている…だと…!!??という落雷と共に一気読みしてしまいました。
    今作がデビュー作って本当ですか??
    信じられないくらい素敵な構成の出来具合やキャラクター性、絵の綺麗さやまとまりのある漫画でした…
    この世の中は似たもの同士が惹かれ合う世の中だとよく言われますが、全編を通して彼らにも違うようでどこか似たものを感じました。芯のある性格やあと一歩で引きがちな性格…などなど。
    等身大の大人の恋愛を見せてもらえて幸せだなと思います。
    上手く言えないんですが、人は歳をとって大人になっていくと、どうしても諸々を諦めがちになると言われているじゃないですか…
    もうそういう歳じゃないから…とか、でも周りの目線が…とか。
    さらに今作のお二人はアラフォーであって、
    アラフォーともなるとそういうジレンマがより色濃く出て、それは幾度となく道を塞いで邪魔してくるんですけど、そういう中でも当人なりの幸せを見つけていく過程が本当に本当に素敵でした。
    絶対に読んだ方がよいです。読まなきゃ人生もったいない…
    タイトルにも書きましたが、最後の数ページの言葉がとても響きました。ぜひみなさまも読んでお確かめください…
    それと、作者さんは言葉の意味を一つ一つしっかり落とし込んで丁寧に使っているんだなとすごく思いました。
    題名であるslipの意味を載せていたり、自身の経験則なのかもしれないのですが、伝えたいことを的確に表現されていてとても読みやすかったです。
    それはそうと、12月に単行本の発売が決定したそうですね!!!!おめでとうございますー!!!!!
    2人とも魅力的なので引く手数多のなかだと思うんですけどこれからもずっとしあわせでいてほしいです!!出会えてよかったです。ありがとうございました!!
    あと大人のスーツはえっちや……
  • 【単話版】天稟

    たかせりえ

    えっちです、脳を焼かれました
    2025年4月13日
    Twitterの広告として流れていて、心臓掴まされて読みました。絵が綺麗です。えっちです。耽美です。
    もう本当に…それしか言えない人間になってしまったな…
    絵が全体的に綺麗で読みやすく、特に目の描き方がとても好みで引き込まれるのですが、色事での2人の表情の描き方までもが綺麗でついつい見惚れてしまいますね…
    伏線やそれぞれの関係性について気になるところをたくさん潜ませて物語を描く力があります。
    今後もとても楽しみです!!!!
  • プラスティック・ユー【分冊版】

    横山よ紗

    お隣さんの抱擁力、最高です。読みましょう
    2025年3月16日
    現在4話まで読んでいるのですが、それぞれの登場人物の性格がとても魅力的、お話もとても面白くてスルスル読めてしまう、そんな作品です。
    そうやって育ったらそうなっちゃうよね、とかこの人現実でみても抱擁力すっっっごいあるんだなとか、ひとつひとつの感情に心が動かされる丁寧な描写が大好きです。
    それと、所々に気になる伏線が描かれていてもっと先を知りたい・早く続きを読みたいと読者が思うような盛り上げや緩急があり、そこがまた魅力的で読み応えがあります。
    この先どうなるのかがとても気になる推し作品です。
    横山先生は『明日に続くただいまを』で知ったのですが、人の感情を繊細に表してくれるところが本当に好きです。
    また、横山先生は絵がとても綺麗で丁寧です。
    私が初めて出会った作品も素敵でしたが、今作でさらに画力が上がっていて書き込みも増えたように思います。
    私は漫画を読んでいると物語構成に注目しがちなのですが、純粋に素敵な絵で読ませていただいけるのはより最高なんです(語彙力)
    みんなも出会ってほしいぜ……!!!!
  • 蛍火艶夜 単話版

    amase

    なんて作品生み出してるんですか
    ネタバレ
    2024年7月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 死の間際で繰り広げられる男色の目合いの眩しさたるや…特攻部隊については取り扱いが難しいだろうし、最期を考えてしまうから、どうしても手を出せずにいたのに評価が良いのを何度も見かけるうちに耐えられなくて読んでしまった。。。
    マジでよォ〜受けが本当にかわいいんだぜ。おまけに健気な攻めもいる。美味しすぎるぜこの作品、まだまだ飲み込めねぇよ…

    結果から言うと、最高です。私には最高に合ってる。なにより登場人物たちの芯のあるかっこよさが眩しかったのと、そのなかでもしっかりかわいい受けがいて…人間臭く、男臭くはあるけれどもBLという題材の軸から離れずしっかり描いてくださっているのに感謝しきれない。。。無理やり系や体格差カプに性癖をお持ちの方々はこちらへ…
  • かわいいきみ~美人な幼馴染と平凡な僕~

    りゆま加奈/世迷い

    えっぐい……
    ネタバレ
    2023年11月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ なんていうんだろう、本当に形容しがたいな……
    (レビューは全部褒め言葉前提にみてほしいです)
    めちゃくちゃモヤモヤするんだけどしっかり関係は進んでいっていて、攻めが何考えてるか本当にわかんないからモヤモヤを促進させるんですよ…
    全くその気配なかったあとにああやって迫られたらそれはもう…ないものがたつんだってば(絶対言うな
    あとさ、『ボクはかわいいんだ!!』から『ぼ、、お、おれは普通だから…』の気付きからいろんな細部気にしだす所とか周りの声聞きまくるとかの部分がバカリアルで心臓痛かった
    今現在、11話まで読んでいて、ちょっとこの先の展開もまじでめちゃめちゃ気になってる、今すぐ読みてぇ…の気持ちなのでこれからも追います…(^∇^ )

    個人的癖でありとても好みということで……
    マジ、マジで今までの中でトップにくるまでには好き…ちなみに単行本では足りず購入に走りました(^-^)v
    わたしはすき!!!!!!!
  • フリップ・フリップ・スローリー

    オオタコマメ

    明け方の海の波を眺めているかのような物語
    2022年10月23日
    こちらの作者様のお話は初めて読みましたが、とても綺麗なお話でラストは幸せな気持ちで本を閉じることのできる作品でした。
    レビュータイトル同じく、変わらない波を眺め続けているかの様な話の進み方というか…
    喧騒から離れた片田舎での図書館での出会いってなんか…良いですよね…そういう場で出会える人間って善性の持ち主が多いイメージがありましてね…
    学び、教養のある人間が放つ言葉は綺麗だと思っていて、作者さまもまたそういったさまざまな知識を持ち合わせているからこその言葉遣いや表現になったのかと思いました。
    終盤にかけての波が引いていく感じのストーリーがもう…儚くて、少し寂しくて、幸せになって…と願いながら読みました。
    特に私はラストの数ページの互いの言葉が好きでした。
    本のカテゴライズとしてはBLというものになりますが誰が読んでも素晴らしいお話だと私は思います。
    是非友人にすすめたいですし、このレビューを見てくださった方にも是非お手にとっていただきたいひと作品です。カテゴリーは関係ありません、本当におすすめです。