草鞋さん

つまらない結末だった。がっかり。読み始めた時は、なかなか面白いと思ったんだが、途中からグロさだけではなく、無理のあるストーリー展開でガッカリした。それはないだろ！って中途半端な終わり方だった。

先週、某スポーツバラエティーテレビ番組で、運動部所属大学生が選ぶ最高のスポーツ漫画ベスト20とか言うのが紹介されていたが、何と！あの名作「SLUM DUNK」（第二位）を抑えて、堂々の第一位を獲得した作品です。
主人公のいる烏野高校が仙台の学校で、主人公を含めていろんな設定が、もうたまらなく感動の作品です。私自身、高校一年までバレー部にいて、中学では市の大会で優勝し、本気で全国を目指していたりしたので、主人公だけじゃなく、登場人物一人ひとりのドラマに共感出来るものがありました。
涙あり、笑いありの感動作品です。バレーボールが好きな人はもちろん、そうじゃない人にも是非読んで欲しい作品です。

主人公は、見た目はパッとしないのに、どんなに強いモンスター、怪物も、パンチ一発で倒してしまうという、有り得ない設定。世の中は、モンスターが溢れていて、それを強さ別で等級の分かれているヒーローたちが倒していくんだけど、モンスターも災害級とか凄いのがいて、ヒーローたちも苦労する場合も。そんななか、目立たないところで、パンチ一つで倒してしまう主人公。ま、その名前もふざけてるとしか言いようがないんだけど、「さいたま」って！！
ま、そんなふざけた設定で、一見ダサいヒーローなんだけど、いつも間にか、どういうこと？が、どうなっていくの？に変わって、続きがきになってしまう！！そんな、馬鹿馬鹿しいけど、面白い作品です。

かわぐちかいじ氏の作品は、フィクションではあるものの、何かの歯車がズレると実際に起こるのではないか？という現実味が感じられる。今回の作品も、始まり方から奇抜で、すぐにストーリーに興味を持ちました。