reo8864さんがつけた評価
【このレビューはネタバレを含みます】(続きを見る)
最初、少女マンガとしては黄理子のビジュアルなどがかなり型破りな感じだったが、物語が進むにつれて、どんどんあか抜けて最後にはいっぱしのモデルでも通用しようなほどに綺麗になっていき若干驚いた。「わっぱ」と呼ばれている曲げわっぱのお弁当箱(このわっぱが語りてというか舞台回しをしている)に、毎朝お弁当を作って会社にもって行く黄理子はデザイン事務所に勤めるデザイナーを目指すOL。そのお弁当(土鍋で炊いた玄米や丹精した抜け漬けなどが入った自然食)の匂いがすごいと文句を言うのが荒井主任(なぜ荒井が社長ではなく主任と呼ばれているのかは不明)で、荒井を除く他のスタッフはみんな弁当派。グルメ漫画というほどではないが、かなりのスペースが料理についてさかれている。黄理子と荒井、後に紫藤との恋愛模様やそれを通じて成長していく(変わっていく)黄理子の姿が描かれている。(閉じる)
>全てのレビュー(投稿:134件)