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ライトノベル
てのなるほうへ【特別版】(イラスト付き)
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作品内容

【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編収録!】それは昔々。他の妖怪たちに顔がないからと仲間はずれにされた寂しがりやの妖怪・のっぺらぼう。顔を狐面に隠し、ひとりぼっちで愛する誰かを待っている。そして二百年──。 一般企業に勤める中途失明者の巽は職場で浮いた存在なのを自覚していた。そんな巽の唯一の楽しみは狐面を拾った縁で出逢った男・草枕と過ごすランチタイム。古くさい言葉遣いでちょっと浮き世離れしているけれど真っ直ぐ巽と向き合ってくれる彼に、いつしか恋心が芽生えていく。そんな時、巽のまわりで不思議なことが起こりはじめ……!?

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レビュー

てのなるほうへ【特別版】(イラスト付き)のレビュー

平均評価:4.4 24件のレビューをみる

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高評価レビュー

ほっこりしました
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ のっぺらぼうの草枕と目が見えない巽との交流。作品紹介で面白そうだなと思って読んだら、とてもほっこりして気持ちが穏やかになるお話でした。
他と違うというだけで疎外感を感じていた草枕と巽。そんな2人が偶然出会って交流を続けていく中で、心のどこかに押し込めていた寂しさが和らいで日常が少しずつ華やいでいく様子にこちらまで明るい気持ちになってきて。2人が抱えている辛さはお話の肝にもなるのですが、そこを補い合う関係性が絶妙で上手いなぁと唸りました。
特に2人の心理描写が丁寧に綴られているところが◎。集団に溶け込めない孤独な状態から少しずつ理解者が増えて、いつの間にか疎外感が消えていく過程がとても好きでした。BLではありますが心の交流の方に重きを置いているように感じます。優しいお話が好きな方におすすめしたい作品です。
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5件
2022年6月3日
優しい世界
値引きキャンペーンで購入したものの、気分が乗らずに中々ページを捲る手が進まずにいました。しかし意を決して読み始めたら、想像していたようなゆるゆるまったりな感じではなく、結構強かな主人公に、意外に男前に見えてくる(ヘタレですが笑)のっぺらぼう攻め、更に飽きさせない展開と300ページ弱という読みきりやすいボリュームで大満足でした。充分後日談は盛り込まれていましたが、それでも足りないくらい彼らが好きになりました。トマトの妖怪、かわいすぎる…!イラストで、こいつらめっちゃトマトやん!!と一人で爆笑していたら、おまけストーリーに「トマトの妖怪」って家に登場(笑)栗城先生の他の作品も見てみようと思います。
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1件
2019年4月8日
人とは違うからこそ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 人はそれぞれ違うとはいえ、その違いが孤立の元になってしまう時もある。違いが悪いわけではないけれど。ふとした時に、孤独の元になってしまうのですね。巽だって、ひとりで居たいわけでない。そうなることに諦めつつも、寂しさは拭えません。草枕との昼の逢瀬が毎日の楽しみって、もぉ恋しちゃったのね!気付くのが遅いけど。視覚障害を持っている人たちの気持ちが描かれていて、なんとも切なくなりました。孤独を知る者同士!うまくいかないわけがないのですが、途中結構ハラハラしてしまいました。草枕の孤独が満たされる日がとうとうきたのです。穏やかな満足感が読了後、訪れます。優しく、温かな作品なので、是非読んで欲しいです。
いいね
2件
2021年11月28日
妖怪と人の孤独と無垢
妖怪達に揶揄われたり遠巻きにされたりして、孤独で寂しい思いをしている顔なし男の草枕は可哀想だけど優しくて男前です。当たり前に自分にも必ずあると思っていた顔が自分にはなかった…と知った時の草枕の気持ちに悲しくて鳥肌が立ちました。でも、口だけは出したり閉まったりできるとこが可愛いですね。
目が視えない人間の巽に草枕が出会い、何度も話すうちに心から惹かれていく2人がいいなぁと思いました。ラストでは狐の御簾裏の優しさに感動して、巽と草枕の気持ちに嬉しくて涙が出ちゃいました。酔って甘える草枕が可愛かった。イラストも素敵でカッコよかったです。
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4件
2023年10月30日
とても良かった
最初の一章を読んだだけでホロリときてしまい、これは絶対面白い!と思って読んだらやっぱり素敵なお話でした。現代の中に非日常が紛れているんだけど全然違和感なく面白く読めました。登場人物の心情がしっかり伝わってくる文章も好きでした。ハンデを抱える巽が弱々しい子なのかと思ったら、とても賢く頑張り屋なところがすごく良かったです。幸せな結末で読後感のとても良い作品でした。
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3件
2020年9月6日

最新のレビュー

長い長いひとりの夜の果て
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初の章は江戸時代、人からも妖からも疎んじられる草枕のお話から始まります。己れの出自も嫌われる理由もわからない草枕は、猫又に貰った手鏡を見て自分がのっぺらぼうなことを知ります。あまりの衝撃に泣こうとしても、目もない草枕は涙を流すこともできないのでした。唯一親しく話しかけてくれるろくろっ首の春宵が、祭りの夜に狐の面をくれてから草枕は人と接することができるようになります。第2章からは現代の中途失明者•紺野巽が主役になります。コールセンターで働く巽は、職場で腫れ物扱いされながらも毅然として働いています。真面目で要領の悪い巽は、人に迷惑をかけないように生きるのに精一杯で、お昼はいつも公園のベンチで一人食べてほっとしているのでした。ある日、巽の座っているベンチに何かが飛んできます。知らない男から「そこに落ちている狐の面を拾ってくれないか」と言われて、巽は白杖で面を探し当てて男に手渡します。ここから巽と草枕、二人のお話になります。見えない巽と見られたくない草枕の恋は、草枕の妖怪らしい空気の読めなさと、草枕の時代がかった物言いを冗談だと思い込む辰巳の意外と図太い天然さが楽しいです。ひとりぼっちの二人が出逢い、惹かれあってゆく物語は、明るく剽軽な春宵に加えて妖の元締め•狐の御簾裏もカッコ良いキャラでした。スピンオフ『もういいかい、まだだよ』は春宵と恋仲の人間とのお話です。
いいね
2件
2024年11月22日

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