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ライトノベル
式神の名は、鬼【SS付き電子限定版】
3巻配信中

式神の名は、鬼【SS付き電子限定版】

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作品内容

【電子限定版】書き下ろし番外編「あの日の君」収録。●満月の夜ごと百鬼夜行が訪れ、妖怪に襲われる──その標的は八百比丘尼(やおびくに)の血を引く肉体!? 代々続く陰陽師で、妖怪に付き纏われる人生に膿んでいた櫂(かい)。無限の連鎖を断ち切るには、身を守る式神が必要だ──。そこで目を付けたのは、数百年間封印されていた最強の人喰い鬼・羅刹(らせつ)!! 「今すぐお前を犯して喰ってしまいたい」解放した代わりに妖怪除けにするはずが、簡単には使役できなくて…!? ※口絵・イラスト収録あり

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レビュー

式神の名は、鬼のレビュー

平均評価:4.6 105件のレビューをみる

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高評価レビュー

イケ鬼
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 今まで1巻完結の作品ばかり読んでましたがそう言えば続きものは読む機会がなかったなぁ。3巻あるだけあって読み応えがあり面白かったです!繰り返し読んでます。ファンタジーものでも現代ものでも面白ければ何でも読みますが陰陽師が主人公の作品は初です。陰陽師の櫂と妖怪を退ける為に封印を解かれた鬼の羅刹のストーリー。話が進む事に本来は敵対する立場の2人が関係性を深めていきます。作者さん曰く欠陥だらけという言葉通り櫂は突っ込み所満載なキャラです。面倒事を先延ばして向き合うのに時間を掛けてしまう様な性格で、同じ陰陽師の那都巳にも指摘されています。物語上で起こる大半のトラブルは彼の言動が起因してますし時々イラッとなりますw何なら鬼の羅刹に共感する方が多かったかも。周りの人に助けられてやってこれた感が強い印象ですね。そして羅刹は作中で1番成長したキャラではないでしょうか?櫂を守る様に房中術を掛けられているという前提ではあるものの少しずつ人間味が増していきますし自分自身が予想外な行動を取ったり感情的になったりした時にどう感じていたかを言葉に出来るのは興味深いシーンでした。セッの時も段々気遣いが出来る様になりイケメンならぬイケ鬼にw ストーリーの終盤で櫂は比丘尼によって不老不死に近い状態になってしまいますが人間として死にたいという考えで良かったです。ずっと羅刹と一緒にいられるのは確かに良いかもしれませんがきっとメリバエンドになりそうですから。ここからの羅刹の行動がまあイケ鬼!櫂を救う為に千寿の寺へ突撃訪問、人をこ ろさないと誓います。頼もしさが半端なかったですね。あと地味に気になるのが氷室家の食費。羅刹と草太のせいでエンゲル係数が相当高いとは思うのですが、月にいくら掛かっているのやら。伊織は初登場時、式神の方が出てくるので存在感薄めですが1番ヤバい奴でした。あの最期も仕方ないのかな…。櫂に祓われたのが救いです。比丘尼は考えが理解出来ないのでひたすら不気味です。(個人的にはスピンオフで少し印象変わりますが)妖怪が出てくる話なのでおどろおどろしい展開になるのは当然ですが九相図の前で一晩明かすのは依頼とはいえ怖すぎるwグロ耐性はありますがホラー苦手なのでビビりながら読んでました。表紙も2人の関係性が変化していく様が分かって良いですね。アンソロジーに後日談となる話があるのでラブラブな2人を見たいならそちらも是非。
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1件
2022年3月20日
鬼と陰陽師。草太のスピ後日談も有り。
小説、全3巻の続き物。251,236,262ページ、全て表題作。
〈スピンオフ外伝読んで追記〉〉
本作のエンドでの気になる草太のその後ですが、別売りの外伝(=式神見習いの小鬼)で1冊お話があります。
素直で幼さの残る草太が可愛らしい(笑)。
本作の2人もちらほら脇役登場し、後日談的に本作のその後も垣間見れます。
本作が好きな方、ぜひセットでスピンオフもオススメです。

さらに番外編集も別売りであります。
ほとんどは本編のこの2人のショートで、1話だけ本編収録でダブっているお話があったような。
後半に草太達、最後は2組とも登場しており、シリーズファンには嬉しいオマケ集です。
〈追記終わり〉〉

ガチの長編が得意の作者さん。
今回は1冊でも読めないことないですが、しっかり物語は続いているし、謎はラストじゃないと解けません。
ですから作者さんファンの方には、全3巻、一気読みをオススメします!

なかなか、業の深いお話。。
陰陽師と鬼と坊主と半妖に、、、と得体のしれない不思議な存在sばかり。。
それぞれの思いや勝手な生き方が錯誤し織りなす、不思議ストーリー。
基本、変人たちの集まりなので、基準がいろいろズレてます。
一番マトモで割を食っているのが友人坊主(笑)?
比丘尼は最後までー(笑)、、、。

主人公の意地っ張りとボッチぶりがややこしいけど、いい感じに凸凹でお似合いです(笑)。

しっかりの全3巻長いお話でしたが、、
その後が気になる(笑)。
草太は大丈夫なのか?

3巻あとがきによると、気になるスピンオフの用意があるらしい。
今のところ発刊はまだみたいだから、これから???

スピンオフだけじゃなく、主人公たちの未来も読みたい。。
草太はどう成長するのか?
続刊が楽しみです。
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9件
2020年10月26日
3冊で1つの話なのでまとめ買いを勧めます
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ とりあえず1冊ではなく、セールかクーポンで3冊まとめて買った方がいいと思います。続きがとても気になりますし買って損のない面白さでした!

受は物の怪に取り憑かれた友人からかけられた呪いを解くために力と時間稼ぎが必要で、封印された鬼の攻を解放して使役しようとします。使役の方法は閨房術。致すことで攻が自分に惚れたと勘違いする、体から落とす方法だそうです。それは有効で、満月のたび訪れる百鬼夜行を退けつつ、陰陽師の仕事もしながら受は呪いを解こうとしますが…。

受は自分に呪いをかけ6年昏睡状態の友人をモデルにした式神を使役しています。読み始めはミスリードで、この式神の伊織が攻?とあらすじを読み返しました。初めは攻の鬼と受と友人の三角関係かと思っていたら、受が八百比丘尼の子孫という伝承を絡めて話が広がっていき3冊一気読みする面白さでした。預かっている子鬼の草太、お母さんの雪さん、寺の友人の千寿、陰陽師の安倍那都巳と登場人物が皆いい仕事をしていきます。そして一番のMVPは鬼の羅刹!契約縛りで受の元にいたはずが、人間ぽくなっていき受を愛おしむようになる課程が良かったです。そしてこの先生ならではで濡れ場はとってもエロく、回を追うごとにより濃厚に(笑)

式神の伊織だけは感情もあって可哀想でしたが、目覚めた本体が元から邪悪だったので仕方なかったのかな。悪意なく善意から人を不幸に陥れ続ける八百比丘尼が一番不幸かつ恐ろしい存在でした。
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1件
2025年3月9日
夜光花先生×笠井あゆみ先生=鬼より最強
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前は鬼を悪しきものとして読もうとはしませんでした。ある時、鬼を毛嫌いするのではなく、鬼を知るためにも読もうと考えて、表紙の絵が気になっていた夜光花先生の此の三巻に渡る小説を読むことにしました。読み始めて直ぐに其の面白さに貪るようにして全巻を読んでしまいました。
各巻の表紙絵が美麗なので、暫く全体や櫂と羅刹の関係性や周りの細かい描写などを眺めて楽しみます。此れだけの絵に各巻の内容を封じ込めるためにも、笠井あゆみ先生は全巻を読破されたのだろうと推察致します。
氷室櫂は何かと足りない抜けている処もある人間ですが、完璧な人間よりも其の方が人にも鬼にも物の怪にも好かれます。土井伊織も高校の時に櫂ともっと親しくなっていたらこんな酷いことを櫂に仕掛けては来なかったでしょう。つくづく残念な人だったと思うばかりです。実際櫂は伊織に好意を持っていたのだから、強引にでも近づけば良かったのにと、今更ながら思ってしまうのです。けれども、櫂には羅刹が似合うし、櫂の弱点を補える者でなければ終生を伴にはできないのだろうと思います。
羅刹や草太や安倍那津巳に助けてもらって今の自分があるということを重々承知している櫂は此れからは人を信頼して頼れるようになるでしょう。しかし、あの広い屋敷を切り盛りする者は必要なので、式神を誰かに似せて創るのでしょうか。
埼玉の山の何処かにに彼等は住んでいるのだと思ってみるのもまた、楽しいものです。
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3件
2023年11月4日
ツッコミどころ満載の櫂の言動に面白疲れ
面白かったです。先生の作品は長編を中心に何作か読んでいますが、どれもこれも「みんな違ってみんないい」という言葉がピッタリだと思います。世界観としては日本古来から謂れのある物事に関係するという観点から『眷愛隷属』に近いかなと思います。ストーリーの組み立てだったり設定だったりが、読み手がのめり込むほど作り込まれていると思うのに、あとがきで先生が「真言や術はでたらめ」と仰っていて…ある程度信憑性がある(上手な嘘のつき方みたいに真実も混ざっている)と思っていたので、かなり意外でした。
櫂と羅刹との関係や友情・親子愛・人生観・死生観などは、ちゃんと真面目に語られているのに、面白いと思ってしまうのは櫂の言動故でしょう。あまりに危機管理がなってないと言うか鈍いと言うか…「何でその違和感をスルーできる?」とか「そこ、突き詰めて考えなくちゃいけない所」とか、ツッコミどころ満載で、案の定危機に陥る…と。その繰り返しで心配し通しで疲れました(笑)久しぶりに「バカな子ほど可愛い」かも?と思いました。
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2件
2023年4月17日

最新のレビュー

櫂と羅刹の関係性がすごく良い
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 夜光花先生の作品の中で一番好きかもしれない…読み終わっちゃった……()という虚無感が押し寄せてきている。ずっとこの物語を読んでいたかった。
最後まで読むとわかるけど、やっぱり櫂は寿命の刻限がどんどんと近づいていっているのもあって、捨て鉢なところがあったな、と。そんな何百年も封じられていた鬼を使役してボディガードにしちゃおう!って思うあたり相当というか。ラストの雪さんとソウタがナツミに連れられていって、がらんとした家で寂しくて泣いているのと同一人物とは思えん。羅刹も最初から櫂に寄り添っていてくれていたわけではないから常に気を張っていたし、頼りにできる人が本当にいなかったんだと思った。ジクウさんが良い人でよかった…本当に。
最後のあたり、巷を騒がせている鬼が伊織かもしれないとは考えたくなくて思考放棄してる櫂見ていられなかったよ。伊織は本当に残念というか…やっぱり櫂に深入りしたことが原因でもあると思うんだよね。間接的に。でも、人が死ぬのをもう一度見たいという思いはずっと抱えていたはずだからいずれは比丘尼に目をかけられたのだろうか。
序盤の榎本家お抱え陰陽師として怪異を解決する、そういうお話ももっと何個も読みたかった!長尺でじっくり何話もやってほしかったわ!ほのぼのパートね!羅刹は下界のこと何にも知らなくて、でも知性はある。段々と櫂と心も通わせるようになる。人間だったらめちゃくちゃタイプな男だと思っている櫂もいい。
羅刹、めちゃくちゃ良かった…ガタイもいいし、強いし、最初は櫂を殺して自由になるって言ってたのに、最後には縛りが解けても側から離れないでいてくれていたとわかったシーンはめちゃくちゃジーンときた。コイツら好きとか言い合わないけど、めちゃくちゃラブラブなんだよな。すぐ家の中でひっつこうとするし。櫂の体調を気にして手を出さない羅刹とか可愛すぎる…蔵の中で用心籠のなかで寝ているという設定もかわいい。でっけぇ赤ちゃんベッドか?
何より人間が好きなんだと言った櫂を尊重する羅刹は本当に良いよ。一生一緒に添い遂げるチャンスだったのに。
このお話3巻で終わってる分、めちゃくちゃ展開スムーズで登場人物たちも全員魅力的で、無駄がない。櫂のうじじ虫なところがちょっと…という人はいそうだけど、わたしは夜光花先生がさらに一段と好きになったそんなお話ですね。
いいね
1件
2026年4月16日

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