作者様を知れて良かった。フォロー様に本当に感謝です。フォローしてくださったことがきっかけで、フォロー様と繋がって、レビューを拝見して知った作者様でしたので、本当にレビューありがとうございます。また別のフォロー様もレビューされてて、気になる作
品一緒だー!と1人ニヨニヨしてました笑。個人事すみません…。作者様を知らなかったのですが、作品数は少なくとも強烈な印象を当時の少女達に与えた少女漫画家さんだろうというのは想像に難くないです。特に短編が強烈で、短編集のこちらはとても好きです。フォロー様おっしゃるように『鍵』を丸々一冊で読めたら良かったなぁと思いつつ、一番強烈でしたのは『犬と夏服』。単純に言えば、好きな子がいるだけの話なんです。恋をするときれいになる、なんてそう上手いこといかないですよね。中学生かなと思うんですが、その年代の恋心の暴力性についてガツンときました。思春期の、自分のことさえもて余す時期に、好きな子が出来るなんて、思えば二重に圧力です。好きな子ができたら、その子に自分のことも好きになってほしいのは極自然の欲求。その欲求を満たす手段に、方法なんてない。実際に行動に移すかはともかく、彼女彼らの行動に慰められる思春期もあるのでは。話の中で起きてる出来事は取り立てて珍しいことではないんです。こういうお話は他にもある。それでも、作者様の絵柄と間合いと話の筋が組合わさると強烈な印象が残る。本当余計なお世話ですが、今の思春期の子が読む漫画にこういう話があるといいなぁと思います。若い子の話を聞く機会があるのですが、可哀想に思ってしまうのは、そう考えるのが自分だけ、と思ってしまってること。漫画でも小説でも何でもいいから読めば、先人達もみんな結構同じことで悩んでるんだよ、って分かるのになぁと。明るい少女漫画ばかり読んでると落ち込むからさ…笑
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