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黄昏小説家
1巻完結

黄昏小説家

700pt/770円(税込)

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作品内容

小説家の金春(こんぱる)は20年来の恋人だった編集者の安田と別れることになり、仕事が全く手につかなくなってしまう。そんな傷心の金春の前に、同じく長年付き合った彼女と別れたという出版社アルバイトの田ノ原が原稿を取りに現れた。ド真面目で能天気な田ノ原に振り回され少しずつ前を向き始めた矢先、安田が再び金春のもとを訪れてーー?

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • 黄昏小説家

    700pt/770円(税込)

    小説家の金春(こんぱる)は20年来の恋人だった編集者の安田と別れることになり、仕事が全く手につかなくなってしまう。そんな傷心の金春の前に、同じく長年付き合った彼女と別れたという出版社アルバイトの田ノ原が原稿を取りに現れた。ド真面目で能天気な田ノ原に振り回され少しずつ前を向き始めた矢先、安田が再び金春のもとを訪れてーー?

レビュー

黄昏小説家のレビュー

平均評価:4.8 19件のレビューをみる

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高評価レビュー

別れから始まる物語
黄昏時を過ぎた窓の外を見やる2つの背中。握られた手。指の最後の1本の絡みに、名残惜しさと離れ難さを感じる別れの場面。この2人に何があったのかな…と考える冒頭。
あとがきにある、「ラブ手前で終わった」とキレる編集さんの姿を想像して笑ってしまいました。私は、とても満足しています。この描き切られていない余韻がいいなと思います。本編中も、セリフがないコマが結構あるのですが、その気持ちの余白部分、あえて言葉にしない(できない)感情の揺れのようなものが、じわじわ伝わって、胸に染みこんでくる感覚がとても好きです。
「ラブ手前」と言いつつ、私的には愛深いお話だったと思いました。交わるシーンが一度だけあるのですが、これが、もう、何とも言えない臨場感がありました。ずっとくたびれた中年として描かれていた金春先生が、とても可愛く色気があり、「あぁ、好きな人の前ではこうなんだな…」とすごく切なくなりました。想い合っていても、好きだけでは、勢いだけでは一緒にいられない別れを、「現実的だな…」と思いながら、眺めていました。蛇原編集長の伝えたいことも分かるし、安田、きれいごと言いやがって(きれいに終わらせようとしやがって)と思わなくもないのですが、ままならないものです…。
他作品でも、別れを描かれているのですが、作者様の別れの描き方が好きです。別れた後の姿もとてもリアルで痛々しいけれど、ボロボロになりながらも、もがくことさえできなくても、ただ淡々と日々をやり過ごしていく姿が胸に染み入り、その先にわずかでも光あれと思わずにいられません。そして、必ず光が見えるラストも好き。田ノ原ガンバ!頼んだぞ!
シリアスだけでないユーモアセンスもとても好きです。番外編のチロたん可愛い❤「もみってください」をいつか使いたい笑。
絵はシンプルですけれど、ストーリーはなかなかにコンプリケイテッドです。(10/27までセール)
いいね
13件
2021年10月17日
笑ったし泣いた!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ こんな簡単に感情動かすストーリーをサラッと描かれるのに、後書き読むと色々反省してる風(あくまで風w)なのがとってもおおらかでマスコ先生益々好きです!
主人公小説家金原先生とその作品を見守る面々の目線で描かれる部分がこのお話の面白さだと思ったし、グッと胸にきました。
田ノ原、編集長、元カレ安田。
金原先生は気づいてないかもしれないけど、皆一様に先生の事を信じている。
田ノ原とのやり取りはおバカだけど、その若さと強引さが本当に光!
編集長には厳しさと一歩引いた目線で先生をさりげなくフォロー出来る優しさが。
安田は先生のその才能と強さをきっと誰より信じている。
温かいな〜嫌な人1人も出てこない、でも綺麗なお話にまとめましたというやらしさが全くない。
特に先生と安田のやりとりは切なくて胸が張り裂けそうに。
普通を装っても今にも縋り付きたい気持ちがビリビリ伝わる。金原先生が絞り出した「コーヒーでも…」という一言に全部出ててヒーッてなった。
面白切なかった本編からの番外編は爆笑でした!
狙った感がないのがまたツボです。でも最後はキュン。天才ですか…。
あとマスコ先生の絵は描き込みが多いわけではないのに視線が語り、後ろ姿で訴えて来たり…ここぞと言う時の表現力が素敵です。作品読めば読むほど好きになります!
いいね
3件
2022年6月12日
失恋したての小説家とアルバイト
まるっと表題作。学生時代からの恋人で 担当編集さんと別れたばかりの小説家。右を向いても左を向いても 彼との思い出ばかり。悲しくて辛くて逃げ出したいけど 締切は待ってはくれず。何も知らない ガサツなアルバイトが原稿を取りにきて 同じく長く付き合ってきた彼女に振られたばかりと 謎の意気投合。デリカシーの無いアルバイトに振り回されて。仕事して。彼を思い出して 悲しくて。バイトに振り回されて。仕事して。彼を思い出して 悲しくて。と毎日を繰り返しながら 何とか前を向こうとする そんなお話し。いつもはBがLしてな〜い。という所ですが 仕方なかった恋人との別れ。嫌いになったわけじゃ無いのに 一緒にはいられなくなった恋人への気持ちの やり場のなさが。だんだん薄れて前に向けるようになる気持ち。上手く言葉にできないけど とてもよかったです
いいね
6件
2023年6月15日
痛い痛い痛い……窒息する
マスコ先生本当にすみません!これね、失恋直後の人が読むの推奨しません…いや、逆に同じ境遇の話を読んだ方が泣いて浄化されるのか?
もう、刺さりまくった…心臓破れるかと思った。20年も一緒にいた恋人と別れるってまじで耐えられない。それもまだ想ってるとしたら耐えられますか?
何度も心抉ってくる痛みを感じるストーリー。でも、光は見える終わり方…と断言したいところだけど、やっぱり痛みを引き摺るのよ…。主人公と同じように痛み切なさ苦しさを十分に浴びました。失恋したことがある人なら必ず共感するはず。それを等身大のまま描いたマスコ先生凄いです。
皆さんの言うように続編が無いと私の心はこのままだと窒息しそう。何卒続編をよろしくお願いします。
いいね
2件
2023年8月14日
面白かった
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 181p、全表題作、あとがき。20年来の恋人との別れに傷心の小説家の主人公の金春の元に編集アルバイトのこれまた長年の彼女との別れで傷心の田ノ原が来た事により、2人の関係が始まる。とは言え、なかなか始まらないのだけど。こんなに長年付き合って来た関係から立ち直るのは大変だ。特に20年って。嫌いで別れた訳ではないので喪失感も半端ないだろう。次に進むには新しい恋という事か。高校の同級生のスナックのママがイイ味だしてる。ファミリーも良い。あとがきが2011.08.の記述だったので、スピンオフとかあれば良いのにな。一足飛びに纏まるのではなく、始まりはじめた関係がとても良かった。
いいね
0件
2023年8月23日

最新のレビュー

失恋の傷は・・・
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 失恋したばかりの小説家と出版社のアルバイトのお話。
失恋→新たな出会い→恋愛未満という感じかな。
20年付き合った恋人兼担当編集者・安田と別れたばかりの小説家・金春の原稿を取りにガサツで単純なアルバイト・田ノ原が現れます。男性としての魅力から言えば(単なる個人的な好みだけど)安田の方が断然上だと思うけど、安田の行動は疑問でした。お互い気持ちはあるのだから、連れて行くなり待たせるなり遠距離恋愛なりあったんじゃないかな。でも、経験のない家業を継いで従業員を養って行くことへの安田なりの覚悟とけじめだったのかな。金春を小説家に育てた安田は金春にとっては人生のほぼ全てと言っても過言ではないんじゃないかな、金春の気持ちを思うと本当に切ない。
そんな大失恋の後に現れたのが、全然似たタイプではなくて強引だけど軽率でデリカシーがない感じで・・かえって振り回されるうちに気がまぎれるのかもね。
絵は素朴で好みが分かれるかもしれませんが、ストーリーと相まって味があると思います。
星4.5
いいね
2件
2024年9月11日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

大切な恋を失ったら
編集:烏龍(シーモアスタッフ)
新たな恋は失恋の傷を癒すといえど、連れ添った時間が長いほどそう簡単にはいかないもの。容易く切り替えられないアラフォー小説家・金春の失恋と新たな恋を、吉池マスコ先生がじっくり読ませてくれます。別れた恋人・安田の金春への想いも深いのが切ない…。安田とはタイプ違いの田ノ原との今後が気になります!

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