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作品内容

「ひとりの方が楽だし楽しい」って、思ってたはずなのに――。相性最凶コンビの恋愛喜劇、開幕! 中高一貫の女子校・マルガリート学院の生徒会副会長・戸部ありすは男嫌い。年に1度の系列男子校との合同文化祭を前に浮かれる周囲についていけず、木菊学園の生徒会副会長・辺嶺(べね)と顔を合わせれば喧嘩ばかり……。だけどある日、犬猿の仲の辺嶺が「自分を好き」だと聞いてしまい!?

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

  • から騒ぎ

    418pt/459円(税込)

    「ひとりの方が楽だし楽しい」って、思ってたはずなのに――。相性最凶コンビの恋愛喜劇、開幕! 中高一貫の女子校・マルガリート学院の生徒会副会長・戸部ありすは男嫌い。年に1度の系列男子校との合同文化祭を前に浮かれる周囲についていけず、木菊学園の生徒会副会長・辺嶺(べね)と顔を合わせれば喧嘩ばかり……。だけどある日、犬猿の仲の辺嶺が「自分を好き」だと聞いてしまい!?

レビュー

から騒ぎのレビュー

平均評価:4.4 32件のレビューをみる

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高評価レビュー

シェイクスピア作品の現代アレンジお見事!!
河原先生の手にかかると、なんのぎこちなさも無い。普通、仰々しい立ち回りが残ったり、同時代感覚的に落とし込みきれなかった文化ギャップがあったり、翻訳言葉調にいかめしさ古めかしさがつきまとう。映像作品などに感じる大量の言葉数と格闘する役者達、というものが此の漫画のほうのキャラ達からは一切なかった。これは凄い事だと思う。
沢山のシェイクスピア劇翻案がなし得なかったことなのじゃないかと思う。
私は「から騒ぎ」を鑑賞したことはないのだが、それで乍ら、オリジナルの良さを壊してもいないと想像する。扉絵等で、そのオリジナルはなんなのかを視覚的に認知させている巧みさ。河原先生の豊かな才能に脱帽するばかりである。
ふたつの学校の学生達とその両校共同イベントへの置き換えは、キャラの命が自然な形で、現代高校生群像劇に移し換えられた、ということ。河原先生が豊かな発想力を駆使した世界。そこに優秀にして大胆な翻訳を施して少女マンガの舞台に古典持ち込んだことを意味していて、読んでいて舶来臭も無ければ、消化出来ないような異物感も皆無。
自然に読めた、そこが驚きでならない。

元は何か、というのを、一旦頭から離しておいも、学園物一作品としてのよくまとまった恋愛漫画として成立、ひと組のカップルの始まり、とそして次に標的として互いに相手を意識させられた罠の存在。こうした空気を促すことに協力ムードの仲間と、また、急に花咲き出す周囲に対してなんとなく不快感を示す者達。
蔦の絡まる、じゃないけどそんな歴史もありそうな私立の小中高一貫制の学園設定が、大道具的に効いている。だから、昔からなんとなくあっちを知らなくはない、別学で女子校男子校特有の、年頃なのに異性への距離感微妙なところも、痒いところに手が届く丁寧な設定。腹を探り合うかのスタンスが嵌まる。同じ学舎でない故の、会えない時間がもたらす何かがある、という構造が、コメディにも、ちょっとした悲劇の増長にも、クールダウンもヒートアップにも。
空回りする誤解の終焉到来と克服は意外にあっさりしていたが、1巻内に収められていることの身の詰まり方は寧ろ濃く、それでいて散漫となってない。

絵は、彼等の設定年齢より年上に感じる。
罠に嵌めるとき、作為なのだが輪をかけて作為臭さがあったようには感じた。
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2件
2023年11月12日
魅了されました。
シェイクスピアのから騒ぎが モチーフにあると知って、興味が沸いて、読みました。ちょっとだけ シェイクスピアのから騒ぎをかじった事があるのですが、河原先生の釈は とっても 少女漫画チックで、よかったと思いました。まぁ、それにしても、キャラが しゃべる、しゃべる、笑。そこが 高校生らしかったかなって思います。恋について、異性について、思いのたけをイキイキと話しているヒロインやヒーローは 青春ど真ん中の高校生たちのそれと似通っていると思いました。それに、名前が から騒ぎの登場人物をもじっていて、おーってなりました。原作のから騒ぎでは 二組にカップルが主役で、こちらの作品でも 二組のカップル(まだ カップルなのか そうでないのか、あやふやなところもあったけれど)がメインで、SNSが 一組のカップルを危うい淵へと陥れていくところとかは 現代風に描かれていて、良かったです。こういう作品から シェイクスピアだとか昔の偉大な作品に ちょっとでも 興味をもってもらえればいいなって思いました。
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2件
2021年4月23日
河原和音先生のシェークスピア
「素敵な彼氏」や「太陽よりも眩しい星」(←こちらも名作の予感)など少女漫画界の大御所、河原和音先生がシェークスピアの「から騒ぎ」をコミカライズしてるのを最近知りました。
こんなの気になる絶対読む!と即ポチ。

序盤は正直微妙…汗
主人公たちの口論が、ただ嫌味の応酬にしか見えなくて、読んでいて辛い…(←最後、あとがきを読んでいろいろ納得)

ですが中盤、事件が起こるあたりからどんどん面白くなっていった。
物語の中で起こる事件も現代風にアレンジしてあって、流石うまいなぁと。最後の大団円ではニンマリしながら読了しました。

河原先生の描く、シェークスピアの世界…かなり変わり種で面白かった。
シェイクスピアの戯曲を、お酒でも飲みながらまったり味わう感覚で読むととても楽しめるかも
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4件
2022年4月19日
すきー!!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ シェイクスピアが元となっているそうですが、原作を読んだことがなかったので普通に学園モノとして楽しみました。
女子校と男子校の交流文化祭を通じて触れ合う2組のカップルのお話です。
プライドの高い辺嶺とありすのカップルは、お互い減らず口ばかり聞いていますが、自分の噂話を聞いてから相手を意識しころっと恋に落ちてしまうかわいいお話でした。
素朴でほっこり系の黒羽と比呂のカップルは、事件があって相手を信用できなくなってしまいますが、誤解が解けてハッピーエンドという絵に描いたような幸せを見られてあたたかい気持ちになりました。
先生の手にかかれば、シェイクスピアも現代版少女漫画となるのだなと思うと先生すごい!の一言に尽きます。
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5件
2021年6月23日
あっという間に終わってしまった…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 河原先生の作品は、高校デビューからずっと大好きなんですが、このヒロインは新しい試みだなと思いもちろん購入させていただきました‼︎ 最初の2人の掛け合いは私的には楽しませてもらいました(笑) 恋愛観はどちらかというと私も恋愛全くしないので、わかり過ぎて← 恋をするとこんなになるのではとアラサー間近にして… 希望が(痛い) でもこの勘違いが最後、崩れる〜⁈ってアセアセしましたが、周りのフォロー最高です‼︎‼︎ 途中2人がお互い好きって意識し始めた手のひら返しあたりは面白く、ニヤニヤが止まらなくて最高でした‼︎ 河原先生の作品はHappy endはもちろん、笑いのツボが最高に美味過ぎます。最高でした
いいね
0件
2023年10月23日

最新のレビュー

あの二人をくっつけよう大作戦
シェイクスピア劇が原作だけあって、台詞が多いこと多いこと。
当時の俳優さんは覚えるの大変だっただろうなあ。
いいね
0件
2023年12月5日

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