タイトルで初め躊躇しましたが、シーモアオススメと評価が高いのでチラッと立ち読みしたところドストライク。美しい絵とキャラクター、ハリー◯ッターのような世界観に切ない恋の掛け合わせ。よくある死に戻り系とも趣が違います。続きが気になり初めてラノベ
を購入し、ラストまで一気読みしました。小説も良かったですが、読了後、漫画版をまたじっくり読み直す程にハマっています。
で、今のところ私は漫画版を推します!小説にも挿絵がありますが、漫画を先に読んでいて良かった!脳内イメージの再現力が全然違いました。また、内容も小説を再構成されています。エピソードの補足や行間の表現、原作が完結しているからこその各シーンのキャラの描き方&表情の繊細さ...など、小説を読んだ後に読むと漫画独自の構成と表現が多々あります。上手いです。断然こちらの方が良くなっています。
原作は正直描き切れていないなと感じる箇所や逆に本筋に不要とも取れる箇所、整合性が取れていない箇所も散見されるので、漫画版ではこのまま原作の良いところを抽出し補完する形で突き進んで欲しいです。
特に小説2巻はもっと整理して、3巻の謎解き部分のエピソードや設定により厚みを持たせて欲しいと感じたので、漫画でどうなっていくのか期待しています!
【追記】3巻が出たので即買い。やっぱ好きです。表情・衣装・背景・間の取り方、全て好きですね。ストーリー知っていても全く別のキュン度があって、たまらないです。休暇中のそれぞれの衣装や、ミゲルのよそ行きのピチッとした三つ編みなど、細かく描き分けられているところもグッと来ます。白川蟻ん先生と死にプロを繋げた人、天才です。
【追記2】5巻読了です。ヤナとアズラクのエピソード、悲しいのに感嘆しかありませんでした。やっぱり全てが好み、そして美し過ぎます!そしてまた1巻から再読しました。少女漫画ジャンル?でここまで好きになる漫画はありません。因みに、ドレスの色のシーンのあたり、実は小説ではこの台詞の応酬のワチャワチャしたテンションがあまり好きでは無かったのですが、コマの緩急や細かな表情と仕草に目を奪われて全く違う印象を受けました。小説2巻にはこんな感じが沢山出てくるので今後どうなるか心配でしたが、これなら安心(何様?すみません)。
まさか蟻ん先生が筆を折るとこだったなんて。字数制限でもう追記できませんが、最後まで追いかけます!
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