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ロングピリオド 下【単行本版】
2巻完結

ロングピリオド 下【単行本版】

740pt/814円(税込)

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作品内容

このままだと佑征が見えなくなる。
その虚勢を、崩したい。

高校生の樹は、幼馴染の佑征に避けられている。
佑征だけは、どんな時も味方でいてくれたのに、中学から素っ気なく遠ざけられがちだ。
なのに、佑征から向けられる視線は、愁いを帯びていくばかり。
そんな何かを堪えるような目を向けられたら、こっちだって……。

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レビュー

ロングピリオド【単行本版】のレビュー

平均評価:4.5 69件のレビューをみる

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高評価レビュー

寒がりの寂しがり
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼なじみの片恋ものだからもっと重い読み心地を想像していたのですが、絞られた文章量と見やすい絵柄でさくさく読めました。すごく良かった!結構がっつり泣いてしまいました。
佑征さんが樹さんへ抱く思いを漠然と諦めているのは、やっぱり同性だからという理由なのでしょうか。嫌われたくない、関係性を崩したくない、明言されていないのでいろいろ考えました。臆病さ故なのか庇護故なのか、正確には分かりませんが、そこを切り裂いてずかずか割り込んでくる樹さんの潔さが気持ちよかったです。この物語が鬱屈しすぎない内容に仕上がっているのは、佑征さんがじめついていると樹さんが引っ張り出してくれるし、樹さんが凹んでいると佑征さんがそばにいてくれるからだと思います。属性的には、ヘタレ片恋と天才型自由人、みたいな組み合わせ。
孤独の話が好きなのですが、樹さんの誰にも理解されないであろう寂しさの傍らに、佑征さんだけが寄り添ってくれたのが、本当に温かくて優しくて、気づいたら泣いてしまっていました。佑征さんの優しさは、樹さんのためだけに考えて迷って施された慈しみです。裏表のない本心からの全肯定が、樹さんを癒してくれたのが、救いでよかった。天才は孤独だと言いますが、天才だろうと人間だし人間は孤独で死ぬ生き物だから…。最終的に佑征さんが樹さんにちゃんと向き合って結論を出してくれてよかったです。あと、お二人の触れ合いが本編内では最小限に留められているので、最後あたりの熱を孕んだやりとりだけで満足値が高い。ぎゅっと詰め込まれたきゅんを感じました。
いいね
2件
2025年1月11日
上下巻幼馴染探り合い
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んだと思っていた作品で置いてあったんだけど、読んでなかった(笑)
古矢先生の作品は、本当に気持ちの臨場感があるなぁ。

ゲイの知人たちがこぞって名を挙げる古矢作品。
彼らにとって、作品のキャラは自分に置き換えて、よかったり切なかったりした青春が描かれていて、文句なく読めると言う。

この作品は、ユウセイが幼馴染の樹に長い片思いをしていて、終止符を打ちたいのに打てず悩んで自分を嫌って消極的にさせていたけれど、樹もちゃんと見ていてユウセイが支えだったというお話。

ユウセイがちょっとだけ、「いつか恋になるまで」の千秋に似ていて(笑)まぁ、千秋の方が積極的なんだけど。
樹の方が堂々としているので、なんかあの2人みたいになりそうだなって思った。

樹の悩み。才能をやっかみと嫉妬で潰す幼い周囲。なんでもできることを「恵まれている」と押し付ける大人たち。ドイ先生が中学にいたら、ほんと違っていたかも。親の役目は!?(笑)
それを支えたのはユウセイなんだな。
いいね
3件
2024年9月5日
爽やかで繊細な切なさと清々しさがDKらしい
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生の映画を観ているような空気感とかコマの流し方が好きなので、今回の二人のような焦ったくて少し切ない関係にピッタリでした。実際には、早川のように何もかもを高いレベルで「持ってる」人はいないと思うんですけど、いくつかなら持ってる人はいると思います。大多数の持たざる側の人間として、脇キャラ達の気持ちには同調できても、持つ側の悩みや苦しみを過小評価していたところがあったので、完璧には分からないものの勉強になりました。
私のイメージですけど、先生の作品は「いたす描写はほとんどない」気がします。他に『君と夏の中』と『Sと N』を読んでいますが、どちらも似たような感じでした。なのでストーリー性重視の方にオススメです。あと、これは「いたしていない」ので関係ないかもしれませんが、「どっちがどっち」問題もあると思います。個人的に「どっちなのか」凄く気になりました。
いいね
1件
2025年1月12日

最新のレビュー

幼馴染の傑作
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 購入してから1年近く経過してるけど、定期的に読み返してしまう大好きな作品です。
幼少からの2人の関係性が、現在パートと交互かつ適度に描かれて、上下巻通して過不足が全くない。
全編通して静かではあるものの、でもちゃんと女子とのイベントや兄との確執など感情が揺れる山や谷がちゃんとあり、ミニシアターで上映されている往年の名作を見たような読後の満足感があります。
2巻最後の部屋での描写が幸せで、でもなぜかおうちデートという言葉が思い付かない飄々とした感じが2人らしさが出ていていいなあ。
品があるから実写化には最適な作品じゃないかな(されてるのかも知れないが)
この先どんな人生を歩むのか続きが気になってしまう、そんな作品です。
いいね
0件
2025年5月17日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

こんなにも近くて遠い
広報:扇風機おじさん(シーモアスタッフ)
古矢渚先生が紡ぐ幼馴染たちの長い長い恋の物語。幼馴染みの樹にずっと片想いしてきた高校生の佑征。佑征との関係を変えたい樹に対して、いつも恋を諦める理由を探している佑征。想いは同じなのにすれ違ってゆく二人がもどかしすぎました…それだけに恋が実るラストでは感動や祝福など膨大な感情が押し寄せます!

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