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青年マンガ
君と宇宙を歩くために(2)
5巻配信中

君と宇宙を歩くために(2)

720pt/792円(税込)

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216pt/237円(税込)

作品内容

勉強もバイトも続かないヤンキー高校生の小林は、自分と同様に苦手なことが多いが様々な工夫をして頑張っている宇野に感化され、自分も変わろうと動き出した。夏休みの天文部の活動に参加するため、久しぶり(?)のテスト勉強に挑む!家だと集中して勉強できない小林は宇野と一緒にカフェで勉強をすることに。しかし、いざ勉強を始めようとしても何から手を付けていいかわからず全く進まない。そんな彼のもとにバイト先の先輩・山田が声をかけてきて…。
上手く生きるのが難しい無重力な世界で懸命に歩き続ける2人の少年の奮闘記、待望の第2巻!

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作品ラインナップ  5巻まで配信中!

  • 君と宇宙を歩くために(1)

    860pt/946円(税込)

    勉強もバイトも続かないドロップアウトぎみなヤンキーの小林。ある日彼のクラスに変わり者の宇野が転校してくる。小林が先輩から怪しいバイトに誘われているところを宇野に助けられ、その出来事をきっかけに2人の距離は縮む。宇野のことを知れば知るほど彼の生き方に惹かれ、自分も変わろうと行動する小林だったが…。「普通」ができない正反対の2人がそれぞれ壁にぶつかりながらも楽しく生きるために奮闘する友情物語。
  • 君と宇宙を歩くために(2)

    720pt/792円(税込)

    勉強もバイトも続かないヤンキー高校生の小林は、自分と同様に苦手なことが多いが様々な工夫をして頑張っている宇野に感化され、自分も変わろうと動き出した。夏休みの天文部の活動に参加するため、久しぶり(?)のテスト勉強に挑む!家だと集中して勉強できない小林は宇野と一緒にカフェで勉強をすることに。しかし、いざ勉強を始めようとしても何から手を付けていいかわからず全く進まない。そんな彼のもとにバイト先の先輩・山田が声をかけてきて…。
    上手く生きるのが難しい無重力な世界で懸命に歩き続ける2人の少年の奮闘記、待望の第2巻!
  • 君と宇宙を歩くために(3)

    720pt/792円(税込)

    勉強もバイトも続かないヤンキー高校生の小林は、
    同じく「普通」のことが苦手だが、工夫を重ねて頑張る宇野を見て、自分の”苦手”にも向き合い始めた。
    迎えた夏休み、2人が所属する天文部はプラネタリウムへ!
    楽しい一日になるはずが、予期せぬハプニングで予定が崩れイライラしてしまう宇野。
    気持ちを抑えるための宇野の「工夫」を見て、小林はある提案をする。

    いつの間にか彼らの幸せを願ってしまう、2人の少年の日常奮闘記、待望の第3巻!
  • 君と宇宙を歩くために(4)

    720pt/792円(税込)

    みんなが当たり前にできることが苦手。でも君と一緒なら歩いていける。
    悩みを抱えた少年たちの奇跡の友情物語。
    『マンガ大賞2024』大賞受賞&宝島社『このマンガがすごい!2025』オトコ編 第1位!
    2冠を達成した話題作、第4巻!!
  • 君と宇宙を歩くために(5)

    720pt/792円(税込)

    体育祭の熱気が冷めやらぬ中、文化祭シーズン到来!
    クラスの模擬店準備に追われる中、クラスメイトと衝突する宇野。
    落ち込む彼を気遣い、天文部部長・美川先輩が動き出す。
    『マンガ大賞2024』大賞受賞&宝島社『このマンガがすごい!2025』オトコ編 第1位!
    2冠を達成した少年たちの奇跡の友情物語、第5巻!!

レビュー

君と宇宙を歩くためにのレビュー

平均評価:4.9 261件のレビューをみる

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高評価レビュー

宇宙の側にいるかもしれない大人より*追記
様々なもの事のボーダーが曖昧になりつつあるボーダーレス社会と呼ばれてもいる昨今。だが、それは男女間の見た目などといった分かりやすい面に関するもので、見えにくい面に関するボーダーは細分化されて残っているのではないか…などと考えている自分にとって、本作は漫画だからこそできる方法で、ボーダーを溶かしてくれる作品だ。

主人公の小林君は、勉強が苦手で、授業にもついて行けず、アルバイトでも失敗ばかり。家庭を含めて安心できる居場所のない彼のクラスに、人とは違う特徴のある転校生の宇野君がやってくる。記憶力は抜群なのだけど、音や突発的な出来事が苦手で、日々の行動のルールを細かくノートに書きそれを守ることで社会になじもうとしている。
そんな宇野君とある出来事をきっかけに行動を共にするようになった小林君は、宇野君が語る上手く行動できない時に感じる、この社会が宇宙のようで、孤独で怖くて恥ずかしい気持ちになることに共感を覚え、けれども宇宙…我々のいる社会…を歩きたい、だから命綱となるルールをノートに書いて社会に飛び込んでいく姿に感銘を受け、自らもノートを手にして苦手だった社会に自分の足で歩き始める。

多分、彼らの特性はなんらかの発達障がいに類するものなのでしょう。
実は、仕事の関係でそのような特性を持つ方と接する場面があり、同じ特性を持つ方から社会がどう見えるのかを書いた本を読んで、できるだけ理解したいと努めたことがある。しかしそのときはまだそのような努力をしなければ理解の難しい人なのだと、自分との間にボーダーを感じたままで読了した。

ところがこの作品は、漫画という手法を取ることで、自然に彼らの内面の純粋さ・素直さに人間として共感を覚え、そんな彼らから見た我々の属する社会が宇宙のように見えるという新鮮な驚きと、でもそこで絶望せずに自分自身の足で歩き、生きていくために工夫する姿に、ああ本当に障がいと呼ばれているものは個性なんだなと、初めて自分との間のボーダーが溶けた感覚を覚えたのだ。

普通の人だってこの社会を生きるために心の中に命綱を刻んで生きていると思う自分にとって新たな気付きをくれた快作*続巻読むたび涙腺崩壊…彼らの素直さ、井ノ上先生の優しさに心が洗われる。周囲の非寛容、庇護対象と見る心が彼らの自尊心を傷付ける展開に感情が揺さぶられる。まるでこの作品は自分の心を映す鏡のよう
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107件
2024年1月7日
ASDとADHDなのかな?
宇野くんがASDでこばくんがADHDということかと思いました。
興味のないことは眠くなるし(注意欠陥)、貧乏ゆすりが止められないし(多動)、目の前のことが気になるとそっちに気を取られて(衝動)すぐ忘れ物をしてしまう。
私自身がADHD当事者です。読んでいる間、何度も泣いてしまいました。
ADHDの方はわかると思いますが、一生懸命覚えたことも本当にポカンと忘れてしまいますよね…
今だってこんなに感動してレビューを書こうとしてるのに、主人公2人の名前が出てこなくて困りました苦笑

こばくんと宇野くんが優しいのは、2人とも「できない」辛さ、馬鹿にされる悔しさを知っているから。「普通」がどれだけ難しいのかを知っているからですよね。
こばくんが「俺ってバカなんだわ」と言った場面、涙が溢れました。自分では認めたくないけど、私ってバカなんです。幼稚園児でもできることができないんです。皆の「当たり前」が、私には「ひどく難しいこと」なんです。
でも、「普通」じゃないと「バカ」なのかな?
宇野くんが宇宙のことをとてもよく知っているように、私だってあなたより秀でた何かがあるかもしれない。
凸凹があってもいいじゃないと、作者さんは言いたいのだと思います。

先日同窓会があり、高校の時に私を馬鹿にしてきた友人に会いました。
彼女は高校時代、部活に文化祭、試験、受験…と、多方面で結果を出せるスーパーガールで、モタモタする私のことをいつもからかって笑っていました。当時はADHDなんてほとんど知られておらず、私もそんなこと知らなかったので、毎日必死に過ごしているのにバカだと言われるのが本当に辛かったです。
そんな彼女も30代半ばになり、とても丸く優しい女性になっていました。色々と苦労したようで、年を経て尖っていた部分が削れたようです。同窓会では私の話を遮ることなく、共感しながら聞いてくれました。

苦労すると人は優しくなれるようです。
だから、苦労を人一倍知っている宇野くんとこばくんはこんなにも優しいのでしょうね。
この漫画は病名など一切出て来ませんが、凸凹のある人間が普段どんな気持ちで日常生活を送っているのか、どんな苦労があるのかを前向きな形で描いた素晴らしい作品だと思います。
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32件
2025年10月16日
登場人物全員を応援したくなる
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ マンガって高くなったなぁ..と思い、たまに買うのを躊躇ってしまうことがあるのですが、こちらは「試し読み後、即購入」の納得のいく良作でした。
あとがきに反しますが、敢えて言語化していきます。
発達障害を抱えながらも社会生活に馴染もうと奮闘する宇野くんと僅かにその傾向がありながら頑張るのを諦めてしまった故に生きずらさを感じているヤンキーの小林くんが主人公です。
宇野くんは、パニックや衝動的な行動をとらないように行動手順や人との関わり方などを事細かく記載したノートを大切にしています。このノートを見るだけで、どれだけ彼が努力しているか窺え、涙が出てきます。明るく振る舞う姿にも胸を打たれます。
「何となく普通」でいると、特性のある人とどう関わっていいかわからないので距離をとりたくなっちゃいますが、発達障害の人の割合は25人に1~2人といわれ、グレーゾーンの場合も含めると多数の人が生きにくさを抱えていることになり、重度は異なりますが、「あれ。よく考えてみたら自分も思い当たる所あるかも」と意外に実は身近で境界が曖昧なことに気付きます。
この作品では、楽観的でも悲観的でもなく宇野くんの世界が描かれており、言語化しない理由にもある通り、ちょっと苦手な事が多い一つの個性としての理解を深めつつ、フラットに構える小林くんの姿勢にも学ばされます。何と言っても互いに成長し合う二人の相乗効果が素晴らしい。
部長のように、色々考え過ぎて上手くコミュニケーションを図れない所にも共感を覚える人はいると思います。色んな人が「人のちょっと変わってる所」を受け止め合える世の中になると良いな、と思います。
色々名言があるんですが、「視野が広がる瞬間はいつだって素晴らしい」っていう言葉が一番好きかな。
自分の苦手な部分を客観的に見つめるのって中々に嫌だし難しいことですよね。より良く生きるために自分は何か努力してるかな..と考えさせられる作品でもあります。
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31件
2024年5月10日

最新のレビュー

最高です
新刊出るたびに1巻から読み直し、新刊をかみしめながら読んでいます。なんでこんなすてきな漫画がかけるんだろう。出会えて嬉しい!
いいね
2件
2025年10月24日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

ぎこちない関係だけど宇宙を君と歩きたい!
広報:海人(シーモアスタッフ)
マンガ大賞2024受賞作品。講談社より出版、泥ノ田犬彦先生が贈る、全くタイプの違う2人が出会い、困難を乗り越えて人生が変わっていく姿を描くヒューマンストーリー!何をやっても上手くできない長続きしない不良の主人公・小林大和は、男子高生。クラスに転校してきた「宇野啓介」は、ちょっと変わっていて、大きな音が苦手で、同時に何かをする事が難しく、パニックになってしまう。ある日、小林がバイト帰りに先輩に絡まれ困っている現場に突如現れたのは、宇野だった。その日以来、宇野の事を知ると同時に宇野もまた、率直に関わってくる。そして、小林と宇野は向き合うことにより、日常が変わっていく…小林くんが宇野くんの素直さを受け止め、さりげなく彼を守ったりして自然に歩み寄る部分が素敵で徐々に深まっていく部分がオススメです!

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