この漫画は高校生の頃に一度読んで、たくさん泣いた作品です
小学生の男の子が母親を事故で亡くしてしまい、優しい父親と幼い弟との三人での生活が始まるところからスタートします。
普通の小学生なら放課後遊んだりできるのに、弟を保育園に迎えに行
かなければいけない主人公にはそれができません。健気に雑巾を縫ったり泣いて手のかかる弟の世話や家事、宿題などなど…。そんな苦労の絶えない主人公ですが、この子が本当に良い子で、読んでいて心が温かくなります。幼い子供の特徴もとてもリアルに描かれていて、二児の母になった今読むと一層引き込まれました。
涙なくして読めませんが、暗くならず前向きになれる作品です。
もっとみる▼