榎木家にはママがいない。パパと僕と赤ちゃんだけ。
という小5の子育て漫画。今読むと驚く設定だけど、当時はこういう「未熟な子供が誰かを守る物語」も支持されてた。『ママは小学4年生』、00年代の『学園ベビーシッターズ』『愛してるぜベイベ★★』も小中高生の子育て作品。
榎木兄弟は勿論、後藤兄妹や藤井家も大人気で、特に藤井君に関しては後々の男の好みに影響が出た人もいる程。
ドラマCDとアニメは山口勝平さんや坂本千夏さんが出演。
久しぶりに1話を読んでみたけど、当時かなりハマっていたせいか、驚くほど自然に受け入れられた。自分自身も小さな弟の面倒を見てきたので仲間意識を持っていたからかな。
あとがきにあった「お疲れ様は嬉しい、続きをくださいは苦痛」という先生の言葉が忘れられない。創作に向き合う人の大変さを意識するようになったし、何十年経った今でも思い出す言葉だ。
また、別の方の作品で見た「感想は"続きをください"のみ言っていい」という言葉の重みも意識するようになり、読者としての距離感を大切にしている。