マンガ多すぎ!業界最大級!!
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPBL(ボーイズラブ)マンガBL(ボーイズラブ)マンガ 大洋図書 HertZ&CRAFT 爪先に光路図爪先に光路図
無料会員登録で【70%OFFクーポン&最大100%pt還元】
BLマンガ
爪先に光路図
1巻完結

爪先に光路図

600pt/660円(税込)

クーポン

会員登録限定70%OFFクーポンで
お得に読める!

作品内容

大学生の岩井は、ある日、菌類学者の助手のバイトを紹介される。訪れた先で待っていたのは、室田という気難しそうな男だった。最初は不安を感じていた岩井だったが、室田の教えてくれる未知の世界に触れたり、生活能力のない室田の世話を焼いたりする毎日は、楽しいものだった。そんな時間の中、岩井は次第に室田に心惹かれていき……

新刊自動購入と月額メニュー継続で10%還元!
詳細  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

  • 爪先に光路図

    600pt/660円(税込)

    大学生の岩井は、ある日、菌類学者の助手のバイトを紹介される。訪れた先で待っていたのは、室田という気難しそうな男だった。最初は不安を感じていた岩井だったが、室田の教えてくれる未知の世界に触れたり、生活能力のない室田の世話を焼いたりする毎日は、楽しいものだった。そんな時間の中、岩井は次第に室田に心惹かれていき……

レビュー

爪先に光路図のレビュー

平均評価:4.7 104件のレビューをみる

レビューを書く

高評価レビュー

しばらく浸っていたい世界
先日のレーベルクーポン一覧で目に留まった作品です。フォローさんもレビューされていて、読むのが楽しみでした。期待を裏切らない、好みど真ん中の作品でした。
背景画が特に美しくて、木々がしっとりと雨に濡れた後に、淡く発光するような静かな生命力を感じます。絵だけでなく、個人的に、選ばれた単語と文節と文脈の繋がりが胸に残る美しさで、とても読み心地がよかったです。
目には捉えきれないほど壮大な菌床が足元に広がっているのかと思うとロマンを感じるし、菌床をレースに例えるところはとてもロマンチックです。蔓延る恋心と消したい恋心を菌床で表現するなんて…ため息。
描き下ろし番外編の、先輩が目撃してしまった指から唇への流れ。目には見えないはずの身の内まで垣間見えて、ちりちりと残ってしまった痛みを「残灯」としたのが、また素晴らしくて。いちいち言葉萌えしてしまいます。
他、短編が2話入っていて、それぞれに書下ろしの番外編があります。男子高校生のお話、「さかなの体温」もとても好きでした。この不思議で美しい世界に入り込み、できることなら、私もその魚を見て触れてみたいという欲が出てきます。
続く「八月、夏の底」は、ほんのりとした切なさと、やわらかい温もりを感じられて、心地よかったです。泥だらけのこうを優しく撫でる春彦の手がおじいちゃんの手になるところで、ちょっと胸が詰まります。宝物をあげたいくらいうれしかった優しい手。まさしく「手当て」だったんだなぁ。はぁ、こうがほんと可愛い。
ジャンルとしては物足りなく感じている方もいらっしゃるようなので、好みは分かれるのだと思いますが、私的には大満足でした。しばらく、浸っていたい世界です。
いいね
13件
2021年7月5日
漱石の夢十夜を思わせる世界
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 『爪先に光路図』『残灯』大学生の岩井新は室田という菌類学者の研究助手をすることになります。寡黙で人見知りな室田の資料整理や野外採集を手伝ううちに、新は室田が語る菌類や生物の世界、さらに室田自身に惹かれるようになります。新の心境が、羊歯やキノコなど緻密に描かれた菌類とその生態に擬えて表現され、菌類が静かに地下に菌床を拡げていくように、二人も恋に捕らわれてゆきます。『さかなの体温』『午前0時の回遊』眠る人から舞い出て目覚めとともに戻ってゆくさかなが見える高校生の広隆のお話。魚は人それぞれに違う色と形をしており、とても綺麗で見るのも楽しいのですが、一番綺麗で懐っこいのは親友の誠司のさかなです。ある日、広隆のさかなが誠司のさかなと一緒に誠司の体内に戻ってしまいます。『八月、夏の底』『夏来るらし』亡くなった田舎の祖父宅で、一夏を一人で過ごすことにした大学生の春彦は、こうと名乗る少年と出会います。こうは7日ごとに山の草花や木の実などの宝物を持ってやってくるのでした。どの作品もエロは無く、キスも匂わせ程度ですが、独自の世界観があります。菌類はもちろん、山の木々に差し込む光や仄暗い陰、闇と星、時に降る雨、小さな生き物など全てが丁寧に描かれ、独特の湿度の高さを持って訴えかけてきます。
いいね
1件
2022年2月4日
表題作+2作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 「爪先に光路図」
大学生の岩井は、菌類学者の助手のバイトとして室田と出会う。室田の教えてくれる未知の世界に触れているうちにいつしか岩井は室田に心惹かれて…。繊細で背景まで美しい絵と、詩的なモノローグ。森の中にでも入り込んでしまったかのような気分に。癒されました。
「残灯」
岩井の女先輩目線の短編。その後の岩井と室田の様子をちらりと見ることができます。7ページ。

「さかなの体温」
眠る人からでてくるさかなが見えるひろのお話。優しく不思議な空気感です。
「午前0時の回遊」
社会人になったひろと誠司のお話。2ページ。

「八月、夏の底」
亡くなった祖父の家で春彦はこうという名の少年と出会う。こうは実は…。こうとおじいさんの交流を想像するだけで胸に込み上げるものがあります。表題作も素晴らしかったのですが、私はこちらに強く惹かれました。
「夏来るらし」
その後のこうと春彦のお話。2ページですが、これを読めてほっとした気分になりました。

青井先生の初コミックス、その完成度の高さに驚きです。素晴らしい絵と独創的なストーリーで
穏やかで心地よい気分に浸ることができました。
いいね
2件
2017年9月6日
丸ごと一冊浸れました(^^)v
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 青井さんの初コミックス。植物・菌類・モフモフと盛りだくさんで、デビューから独自の世界観を確立されていたんですね〜ステキ♪青井さん作品は宮沢賢治や南方熊楠などの偉人を思い出し、青井さんらしい繊細で透明感のある壮大な世界観にどっぷりと浸れました(^^)幸せ♪

1:『表題作』気難しい菌類学者 室田先生と助手バイト大学生の岩井の話。

温室も近隣の山も宝の宝庫でマイナスイオンたっぷりの幻想的な世界◎物知りで寡黙な先生の口から出る自然界の話は、穏やかに雄大に広がる感じがたまらない(笑)岩井くんが落ちちゃうのわかる〜♪タイトルにも納得。同じ物を観て共に喜べる関係は理想的。女子学生の覗き見視点もいい( *´艸`)淡い恋心を菌床に例えるシーンが好き。菌類って植物より動物的だなぁと思うのでワクワクしました。

2:『さかなの体温』魚がちっとも可愛くないのにストーリーに合わせたなんとも言えない浮遊感と息苦しくない水槽の中感に愛があって楽しい◎

3:『八月、夏の底』ごんぎつねの青井さんver.的な愛らしい話◎
いいね
2件
2019年8月11日
菌糸のように広がってゆく恋心
菌類の研究をしている大学の教授:室田の助手として訪れた大学生:岩井との、静かでしっとりとしたラブを描いています。エチは基本ないです。
この作品、とにかく作家さんの画力や表現力が素晴らしくて・・なんて大人な雰囲気なのでしょう!1頁も見逃したくない美しい背景や自然の描写・・しかもページ数のトコ、ちゃんとちっちゃいキノコたちが居るんですよ~♪ス・テ・キ!!
もう表紙で一目ぼれしちゃいましたけど、中身も手抜き一切ナシな繊細な描写が・・・嗚呼・・ホントに・・・自然礼賛✨って感じでした(^^きっと「生き物」が大好きな作家さんなのでしょうね・・・他にも2作品収録されていますが、魚や狐などなど・・・もうとにかくリアルで細かい!ファンタジックで美しい世界でした~💕どの作品も流れている時間がゆっくりなんですよね・・・そしてじんわりと浸み込むように心に入ってくる・・・。絵画のような美しい画、描写の繊細さ、それに文章・・そのすべてが上質でした✨ホント極上の時間を過ごせました(^^これが読み放題で読めるって!有難い♪
いいね
3件
2022年2月2日

最新のレビュー

美しい
生き物たちなら青井秋先生、だな〜!
どのお話も素敵で、映像化したらいいのに〜!
さかなの体温がお気に入り
いいね
0件
2025年5月12日

この作品を読んだ人はこんな作品も読んでいます

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ