ネタバレ・感想あり最後の子爵(2)のレビュー

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楽しい!
ネタバレ
2022年3月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「シャーロットの冒険」の主人公夫妻シャーロットとの妹ジェーンと、シャーロットの夫となったウィクリフの友人ラリーが今作のヒロイン&ヒーロー。お互いに知らないうちに同じベッドで寝込んでしまったという理由で、結婚せざるを得なくなった二人が、ラリーが大叔父から相続することになった領地と館に出向いて行く。荒れ果てた館を整理し始めると奇異な事が起こり続け、まるで二人を追い出そうとしているかのようになる。美しい姉に対してコンプレックスを持っていたジェーンだったが、そこではへこたれずに生き生きと活動する。そんな彼女が、実は外見的にも彼女は姉に劣らず美しいことを発見したラリーは、ジェーンを愛するようになる。ラリーのことをただの都会の遊び人な貴族と思い込んでいたジェーンも、おどろおどろしい館の中で、意外とテキパキと行動する彼に強く惹かれていく…そして館の秘密も解決し、実はラリーには他にも多額な遺産が入ることも判明して、二人はこの地で生きていくこと決心してハッピーエンド!2巻あるだけあって、途中のミステリー仕立てなど読み応えはありました。作画も綺麗…特にラリーのイケメンぶりが際立っていました□
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妻の良さをどんどん見出だす夫
2018年11月6日
いきさつはただの責任を取る体でも、その結婚は蓋を開けたら大正解だった、というお話。
セットで読んだが、単品レビューにも、楽しめたということを記したいと思う。

なにも起こってはいなかったが、紳士淑女の礼儀として、責任を取る形で、まだ結婚する気の無かった、ファッションが大好きで、まだまだ遊びたい年の彼が、容姿に引け目を持つヒロインと、世間体の為だけで結婚した。ストーリーはロマンス王道で展開。 外見が整っている人が、冴えない(と、当人が思っている)ヒロインに、君はきれいなんだよ、と称賛してくれるこの類いのストーリーは、自分を肯定してくれる存在の出現した幸せを、ヒロインを通じて読み手の自分も分けてもらう気分。その素敵な彼が段々とヒロインに愛情を傾けてくるなかで見せる優しさや紳士ぶりが、碧先生の描かれる雰囲気にはまる。 綺麗で丁寧に描きこまれた絵柄で、そして、荒れた貴族の館の不気味な数々の事件が興味を繋ぐ。 どんなきっかけでも、出逢いがそこにあれば愛に発展する可能性があり、それが、信頼を蓄積し新たな発見をして、そして、互いに幸せを見いだす。この二人の新鮮な館生活、不気味だけれど刺激に満ち、相手の良さにどんどん気づかされる過程が楽しい。 ことごとく好みが二人は重ならないが、二人で過ごす時間が、二人にとってどんどん幸せの時間となっていったこと、そのために、数々の不可解な事件があることが二人の協力・結束に結び付いていく。 屋敷、宿屋、使用人雇入れ替え等々前向きに取り組むヒロインと、チャランポランに見えながら、そのチャランポランが、無駄にはなってない彼。結婚で身を固めるというのはまさしくこういうことだろう。

瓢箪から駒で始まった楽しい結婚生活。謎解きあり、事件ありで、その都度ちょっと妻に興味をそそられていっている彼の描写がかなり気に入った。

邦題、なんとかならないのだろうか。
良いわ~
2017年3月31日
サスペンス要素を含めつつも、素敵なハーレクインストーリーとなっている作品です🙂ラリーの人を思う優しさや、コンプレックスを持つジェーンの変わりたいと思う恋する可愛さ…♥
とても良いお話でした😉
冒険?(笑)から愛へ
2015年9月14日
よかった。元々二人とも人柄はよいから心が通じ合ってよかった。ラリーも誠実そうだから、幸せになれそうね。と思える作品でした。
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さすがハーレクイン
2019年5月18日
二人のお互いの気持ちが通じ合って良かったです。ただ彼女の良さを
もっと周りに見せる場面があっても良かったかな⁉と思います。
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今回は
2014年4月9日
いつもは絵が綺麗だけどお人形さんみたいで、今回は絵に生気がありいいです。
仕方なしに夫婦になった二人が分かり合えていくのがいいですね。
ミステリーはいっている話です。
真っ直ぐ過ぎるヒロインが
2013年12月24日
憎らしいやら、可愛いやら…😄ヘタレかと思っていたヒーローも逞しくカッコイイ!一巻から続けて購入し読みましたが、話の長さもちょうどいいボリュームでした。いつものハーレクインに有りがちな「ここが気になるのに、早足で終わりまで突っ走り過ぎじゃない?」というのもありませんでした。絵は相変わらず綺麗ですね✨
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