破天荒な子供・小林と、その友達の岡崎の物語。
1~2巻は当時の遊びやゲームのことが描かれているのですが、私とは世代が違うしゲームもあまりしないので、読みながら「ちょっと外したかな…」と思っていたのですが。
3巻、主人公が高校生になるあたりから俄然面白くなっていく。
ここから彼女が大人になっていく過程がすごい。静かに波乱万丈。
人ひとりの人生を、まるっと20年分体験した感じ。
失敗だらけでも全て意味があるんだ、彼女はああいう人生を歩んだからあのラストシーンがあるんだと。
読み終わったあと勇気をもらいました。
すっごくよかったです。オススメ。