ネタバレ・感想あり猫、22歳のレビュー

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漫画的 詩
2024年12月19日
『僕が君を殺すまで』の衝撃を忘れるまで待ってから読み出しました…が、別作品の余波でなく、紛れもなく、言葉と情がポエムで包まれて襲ってくる勢いが心地よかったです。
欲とか死とか道徳とか…そういったものがメインであって、BがLするのはおまけに過ぎない。
(結合表現も多々あるのだけど、それすらパセリ)
揺さぶられる良作…!!
また別作品を、時間差で愛でにいかねば…!!
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少し不思議な哲学BL、ここにあり
2024年9月1日
短編で3つのお話が入ってます。
ファンタジーでレトロな雰囲気。
それぞれ哲学的で奥が深く、ちょっとほっこりなお話。
私はある日猫になってしまった甥の表題作が好きかな。
2つ目はナンパのお話。皿の上の明くる日。単行本があるので重複注意です。
3つ目は人間のお話。
どれもシュールで普通のBLに飽きてしまった方におすすめ。

ストーリー◎
心理描写◯
画力◯
キャラ◎
エロ◯白抜きや線など。サクッと。
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独特な雰囲気
2023年2月25日
表題作はわりと分かりやすくて好きです。あとのお話しは私には難しかった。でも何度も読み返したいと思います。
3作品入り
2021年11月25日
猫、22歳は執着受けの話です。とても面白いですがガラッと絵の雰囲気が変わる。私的には2作目の皿の上の明くる日の方が面白かったです。ドラマ見たいでした。
お初作者さん
2021年10月9日
すごい!のひと言!!劇画タッチの絵、漫画というよりドラマか映画のような…それぞれのCPの愛に心鷲掴みにされました。読後感はすごくいい!なんとも言えない多幸感が‥ラブラブ甘々ではありませんのでご注意を
いや〜すごかった!
ネタバレ
2021年10月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作者様。フォローしてる方々のレビューに惹かれて……ただ少し難しい内容なのかな?っと心配していたんですが、やっぱり読みたい(>_<)ポチッ!!まず、作者様の感性というのでしょうか。ズバ抜けてる。はぁ〜〜〜これは好きです。特に、『猫』『皿』『戦争』にはも〜深く感銘を受けました。愛の為に猫にでも何にでもなるよ。愛する人が逝った時、私もただただ感謝し、愛し続けるだろうなぁ。凄く共感しました。にゃ〜と最後鳴いたのは、昇平の魂がクロに移ったように見えたのですが…違うか^^;
皿の上〜は、神様だった男は愛を知らない方が幸せだったのかもしれない。愛を知った者は人になりお召し上がりになるのを待つのみ。空想話をする2人が切なくて甘くてそんな感情持ってはいけないけれど愛おしく。もう触れることが出来ない、愛は時に残酷なものです。
戦争と平和。これは難しかった。わかるような…わからない^^;でも何か凄く良かった。まだまだです…
本当まだまだだな私…(*´∇`*)
素敵な作品を教えていただきありがとうございます!
BLなるもの、にあうものがあたしは好きよ。
2021年10月9日
BLにはシュールがにあう。ギャグがにあう。哲学思想もよくにあう。
BLの基本は恋愛漫画よね。性描写の有無はこの際良いのだけれど、肉体関 係が伴う恋愛漫画ジャンルとは思うのよ。そこにね、なぜこんなにも哲学的な難しい話が入ってきても、耐えうるのかしら。
性行為自体不思議に思うわ。どうして生殖行為以上の意味を持つのかしらね。そういう意味で意味のないことだわ。同性同士なら、なおさら。子孫を残すという生物にとって一段と大事な本能を伴わないなら、それは一層意味があることなのかもしれないわね。
哲学なんてゴタクよ。ゴタク。それでも才能のある人間のゴタクってとても面白いのよ。

色々書きたいことあったけれど、シンプルな方が伝わりやすいかなぁとか色々考えて面白かった。なんか偉そうに書きました。すみません。
色々解釈できるのも面白いと思う。多分、自分は作者様が糧にしてきただろうあらゆる文学的なものに、本当烏滸がましくて恐縮ですがお揃いの部分があったりして、だからすんなり入ってきた。ので、面白いと思った。ので、レビュー低めの方が面白いと思えなかったのは何でかなぁ、と色々考えるのも面白かった。
フォロー様がおっしゃってた、擬人化戦争と平和、めちゃくちゃ良かった。皿の上もめちゃくちゃ良かった。ピクニックにはテクニック必要なのよ。
また別のフォロー様が丁寧に解説してくださった皿の上、それを言語化して教えてくださってありがとうございます。
フォロー様方のレビューなければ、ありがたきセールに気づかなかったので本当に感謝です。
ありがとうございました!m(__)m
初めて哲学的BLに踏み込んだ
ネタバレ
2021年10月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私はBL談義をしている時に『あなたは共感して作品を読む人だから、哲学的な作品は共感は難しい』と言われたことを思い出させる作品だった。

フォロワーさんのアップで興味をもったがレビューの方々のなんと文学的見解の多いこと!
私なぞ文豪作品を斜め読みしかしてないので、こちらの作品を十二分レビューできないと思う

まずタイトルの「猫、22才」。「猫、35才」はタイトルの続編になります。描いた時期にスパンが大いにあるのは作画でわかるほど。

叔父さんを手に入れるために内定した仕事も犠牲にするほど。
ーー手に入れて13年後の35才。叔父さんから呼びかたが変わっている。甥から恋人へとスタンスが変化。人間的にも性的にも熟した彼と対象に叔父昇平は50才を迎え人生の終着点をも考える年齢になっている。しかしまた奮起させることがあり人生を昇華したと思う。

分からないのが最後の電話の会話。あれ?生きてると思わせている?私の拙い脳では理解出来なかった。。

「皿の上の明くる日。」前後編。殺人者にゲイばれの教師の話は、文学的でよくわかりません。話は理解しているけど、殺人者は先生を殺すつもりだったのか?身体を重ねたことで情が移ったのか?

そして確実に死刑が執行されるであろう殺人者に面会してピクニックに行こうとお互い約束したのはどんな心中(しんちゅう)だったのか・・

最後殺人者の刑が執行された日の先生を見てみたかった。

あと短編が1作。擬人化なのか。。レビュー見ても、頭の中は???だった。

どちらにしてもハードルが高い作品でしたが全く出逢わないであろう作品に出逢わせてくれたフォロワーさんに感謝です
知る唯一の肉を僕の皿の上の明くる日に
ネタバレ
2021年10月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォロワーさまのすごく良かった、ホント良かったのお言葉で購入、読破。結果…凄いモノを読んでしまった。

まず「猫、〜。」2編。これが究極の愛だというなら、きっと私は死ぬまで愛を知らないだろう。
猫は捨て身で愛を得、溶け合い、内包し、昇華する。感謝と共に。
対して彼氏の、置いて逝く恐怖さえ打ち負かした信じる力も凄い。ポルノは愛なのだ。

※※※この後ネタバレ的解釈をするのでマジで作品を楽しみたい方は絶対に読まないで欲しい※※※

次に「皿の上の明くる日。」。これは太宰だ。初期の若かりし太宰治だと思った。
死を考え、考え過ぎ、神に与えられる死を座して待つ間に、己的に整合性を求めたら■■■■になっちゃった男。
皿の上に居続けた或る日、己の生を代替えしてくれる人に逢えた。だから男は彼を殺さなかったし、男は納得してナイフとフォークを待つことができるようになった。神が厭きるその日を自分の意思で日を変えた。神めザマーミロ!とでも言わせりゃ良かったのに。
太宰からも少しばかりBL的要素が匂ったので(もしかして私が腐女子だから?)もう少しフィジカルに舵を切ったら今作のように表現したのではないか?
柳沢先生の作品は実に文学的だなぁ。

他に2篇同時収録。2つとも面白いのだが、「皿の上の〜」を読んでしまっては………。
すごく良かった
2021年10月4日
フォローさんのレビューで知り試し読みしたら、これを読まずに今夜眠れない気がして。半額セールだったのて購入。買って良かった。表題作もすごく好き。でも『皿の上の〜』が滅茶苦茶良かった。すっごく良かった。ほんと良かった。擬人化の『戦争は平和』も良かった。読後は妖しい甘さと、どこにも持っていきようのない宙ぶらりんな気持ちが混在して心地良かったです。自分的にハードル高い作者さんだったんですが、思いの外かなり自分の癖に刺ささる作風で病みつきになりそうです。もっと読んでみたい…
あやしうこそものぐるほしけれ
ネタバレ
2021年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ また読んでしまった柳沢ゆきお先生。猫になった甥っ子22才と35才のときのお話(絵がずいぶん変化してます)と「皿の上の明くる日。」前後編(重複購入ご注意です)「男と男の蚊帳の中」「戦争は平和」が入ってます。独特の作風ですごく気になる作者様。死ネタ率多し。ワタクシこわいもの見たさのお化け屋敷に入る感覚で「僕が君を殺すまで」「ワンダーラスト」「つまさきに火」読んでます。ラストがわかりやすいハピエンならもっと人気出てるのかな(スミマセン!人気作家様でいらっしゃると思います。より一層という意味です)と思いながら、飛んで火に入っちゃう衆生がコアなのかなと思ったりもして。狂気的であやうい感じ、ちょっと不安になっちゃう。今作は読後感はよかったと思います。さみしいのもこわいのもありますが。もう全部読みますよ。好きなので。先生一生死なないでね。私泣いちゃうから。
2016年11月 総171ページ 修正=見えない構図、一部白モヤ、トーン。
奇妙は奇妙でも。
2022年11月11日
すっごく 不思議な世界観に 短編なのに どっぷりと 浸ってしまいました。長編じゃない面白さを学びましたました。普通のB Lに飽きたなら 是非。
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ムズい
2021年10月6日
難しくてムズムズします。猫になった甥と伯父の表題作2編と、教師と殺人気の2編、サッカー選手と引きこもりマッチョの1編、戦争と平和の擬人化1編です。表題作と教師のは、死と生が色濃いストーリーです。特に教師の方は宗教上のカニバリズムがちらつきました。サッカー選手の方は…執着ですかね。先の2作と比べるとかなりライトです。擬人化のは、哲学ですね。哲学コメディ擬人化とでもいうか。戦争は平和でもある。そうだな。全体的にかなり解釈が難しい哲学的な作品な上に、オープンエンディングなので評価が分かれそうです。絵も作品で変わってますし。難しいけど個人的には好きです。そして作中最も印象深かったのは「戦争の爪痕」のコマです。そうきたか…
レビュー難しい
2018年10月10日
独特の感性(思想?)と情緒と青年漫画の様なきっちりした絵柄で読ませます。このバランスはなかなか無い。深読みすればする程、と言うか深読みしたくなる作風です。好き嫌いはハッキリ分かれると思いますが、嵌まる人は凄く嵌まると思う。面白いです。読み応えはあると思います。
独特~。
2018年10月2日
「猫~」は立ち読みしてどういう結末を迎えるのか予想がつかなかったので、気になって購入。読みごたえあり。「皿の上~」は切ない。幸せになってほしい。結構好きなお話。「男と~」は特になし。「戦争~」は擬人化の話。哲学的で独特だな~と思ったけど、ラストが好きだった。あんなにエロかったのに処女とか可愛くて、お気に入り。外野おもしろい。
絵が好みでした
2017年5月30日
もう少しそれぞれの物語を読んでいたいなと思ったくらい面白かったです。が、そのため消化不良です。もっと読みたいー!
おやおや
2023年8月14日
そんなあ、、、!でもまあ、うん、、、そうか、そうよね、、、。よかったですね。時間が経ってからの方は、ホロリと心に沁みました
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表題作は好きです!
ネタバレ
2022年10月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作良かった!ちょっと会話を交わしただけのおじさんに心を持っていかれるって子供心にあると思う。一緒にいるために猫になっちゃう懸命さも伝わりました。13年後の話も一癖あって良かったです。ですがあとの作品は正直何の話か理解できず…。皿の上に何が乗ってたのかよく分からないまま食べてしまい消化不良を起こした感じです。残念。
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絵がきれい
ネタバレ
2020年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ キャンペーン中なので、購入しました。絵がきれいだと思いますが、作品によって絵の雰囲気が違って見えました。独特な世界観が広がっている漫画だと思いますが、こういう作品は好きです。表題作より「皿の上の~」が好きです。
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んーん
2019年8月17日
他の方も書いてますが、無料を読んで気になって、セールなのもあって勢いで購入。悪くはないのだけど、面白いかと訊かれると独特過ぎて私には微妙。でも嵌る人は嵌るかも、と、謎を残して、気になって購入する人がまた一人。
面白い
2018年1月31日
独特な話しばかりでそれぞれ一冊で読みたかったです。でも好き嫌い分かれるかも...
独特
2017年2月16日
171P。お試しで先が気になったので購入。
全部で4つのお話が収録されておりますが、ストーリーも作品の持つ空気もとっても独特。
表題作は2話+おまけ1P。1話目で志朗は22歳、叔父の昇平は40代?ですが、2話目では志朗は35、昇平は50になってます。年に伴って線が増えたせいか、1話目と同じ人物には見えませんでした...。
わたしは表題作よりも、2つ目の『皿の上の〜』が好きでした。...よく考えると怖いお話ですが...。
Hありますが、そんなに濃ゆくないです。ガチムチ苦手な方はご注意ください。
コロコロ絵が変わりすぎ
2020年2月13日
独特の世界観で、色々含ませた書き方です。読者の受け取り方次第かなぁ。
ハッピーエンドでみんなラブラブじゃなくてダークな感じですね
内容は悪くないけど絵が変わりすぎ続編のはずなのに1作目と2作目の絵が全然違うから別物かと思った…

この人のはもう買わないかな…
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作家名: 柳沢ゆきお
ジャンル: BLマンガ
出版社: KADOKAWA