お祖母ちゃん 彼女が僕の ”その人” なんだろうか。というセリフには ヒーロー キャメロンにババコンかという疑惑が浮上した。しかし、これはシリーズ物で2作目で93歳のお祖母ちゃんが登場していた。ああそうだったと思いだしたのは 妹と次男コリンがそっくりというところだった。ようやく訪れた長男のロマンスストーリーだ(1,2作目のあとがき参照)読み進めるごとに、ヒロインジョーに勝ち目のない話。勝手に養子には出来ないという馬鹿正直さから始まったラブストーリーであるが、子供キャリーとキャメロンとの交流がジョーとの関係を築いていく。あり得なさそうで あってもいいかなと思える物語で そのコミカルさが重くなく面白い。そして あとがきもまた兄弟の在り様が表れていて面白い。けれど、お祖母ちゃんの存在を知ったのは、偶然見つけて5年程と コリンが言っていたのに、3兄弟が、ここまで祖母の言葉に傾倒するに至ったのはなぜだろう。根拠が薄く感じる。