話の中で日本人が朝鮮人を虐殺した歴史にかなり触れていますが、真偽不明な当時の話もたくさん。この話の部分だけ急に雰囲気が変わります。
私は大阪出身で、小学校内も在日韓国人や中国人などが当時から多く、朝鮮人差別や部落の話など、道徳でかなり学ばされ、差別はいけない!と強く思い育ってきましたが、今は、戦争や差別は今も常にどこの国でも起こってきた事であり、これからも無くならないのではと思っています。
この作品の中では日本人の悪意にしか触れておらず、朝鮮人はか弱くとも、真っ当な心優しい普通の人間に書かれていますが
私の地域ではいわゆる在日に、日本人がいいようにされたり、差別だと騒ぎ立てて好き放題、戦後の背乗りで身分乗っ取りという物も実際周りで見てきました。
この作者の方も大阪出身なら、ここまで片方に肩入れしたような話をなぜ書けるの?と思います。
もしかしてルーツは日本人ではないのかな、と考えてしまうほどに、この本は日本人を悪にしたいようにしか見えず残念でした。