大好きな作家さんです。
『薔薇色ノ約束』は、名門公爵家御曹司の
不知火烈と契約結婚をすることになった
伯爵令嬢六条彩葉の恋物語。
宮坂香帆先生の世界観が壮大で素晴らしく、
新連載当初からずっと楽しみに購入しています。
幼い頃、幼馴染みの二人はお花畑で
遊んだりしていましたが、ナイフで
襲われる烈を齢5~6歳ほどの彩葉が守り、
(~5巻迄、現行では犯人が誰かあきらかに
されていない)彩葉は、
背中に非常に醜い大きな傷をおいます。
彩葉は事件のショックで烈の存在も
出来事も、すべて忘れてしまいます。
彩葉の父親に思い出して怖がらせたくない
姿をあらわさないでほしいと烈はいわれます。
時が経過しても烈は彩葉を想い続けており、
彩葉の父親に結婚を申し込んでも
断られてしまいます。母が亡くなり
父親は後妻を向かい入れます。
継母は彩葉をいじめますし、
連れ子の姉も彩葉をいじめますが、
大好きな父親がいるので彩葉は
我慢して暮らしていました。
父が亡くなり、後妻と娘が散財。
資産がどんどんなくなり
多額の融資を申し出た
(ここぞとばかりに追い払おうと)
60近くの男性との縁談を10代の彩葉に持ちかけ
嘆き悲しんでいるところに
不知火烈があらわれ、
それらを上回る多額の金を提示し
彩葉を力付くで横取り奪います。
その荒々しさに、彩葉は当初誤解し
自分は金で買われたと蔑むのですが、
烈の自分に向ける愛情が本物としり、
記憶も戻り、烈との想いでも思いだし
彩葉は、心から烈を愛します。
結婚式の準備で忙しいなか、
不穏な邪魔をする空気が
昔のナイフ事件と関係があるのでしょうか。
婚前性行は行いません!と身持ちが固く
寝室は共にしているのにプレイボーイで
ありながら(まわりの女性が放っておかない存在)
理性をはたらかせ、大人の男性として
彩葉を宝物のように大切に接する
烈様がとても素敵だとおもいます。
というか、烈様、色気があって超絶イケメン過ぎます。