「最高の小説家」をきっかけに好きになった作家さんで、本作品未読だったのでセールになっていた1巻のみ購入しました。初出が約8〜9年前?ということで、やっぱり絵柄は少し古いんですが、イケメンな攻めのビジュアルに最近の作品に通じるものを感じました。ストーリーは、年下イケメンモデルを育てていくうちに…という王道な展開ですが、1巻には嫌なキャラも出てこないし安心して読めました。気になったのは各話のページ数が少ないこと。各話の繋がりがブツっと切れた感じで、長編を読んでいるというより短編をいくつも読んでいるような感じでした。2巻も読めばまた感想も変わってくるかな。ちなみに1巻に同時収録されている短編「クレープ王子」、短いんですがなんかシュールで面白かったです。特に地味に紛れこんでいるチョコレートにクスッときました。