ネタバレ・感想あり新装版 ジュテーム、カフェ・ノワールのレビュー

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すごくいい
2025年2月12日
どのお話もじわっと良くて、初めての作家さんだったけど買って正解だった
特に加保と城尾のエピソードが好き
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短編集みたいな
2024年12月25日
けっこう甘酸っぱくてかわいい感じの話が多い。カフェを舞台にした群像劇が最高に笑えた。こんな場面に遭遇しちゃったら、何杯でもコーヒーおかわりして最後まで見届けるな。
こちらもオムニバス7本
ネタバレ
2024年8月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ でも、ちょっと切ない話が多かったかな。
どーしても、ストレートとの恋話なんだなぁ。

ロマンではあるけれど。
今回は、カフェの兄ちゃんのフラットなようで、アンコンシャスバイアスがかかった、だからこそ、思ったことを言ってしまう話が象徴的だったかも。

どれをとってもエチはないですよ。
切ないな。
うわー!
2024年2月28日
面白いとは、かくも心を踊らすものかという読後感。カッコいい。痛みすら心地よい。人にすすめなくては…!との謎の使命感が湧きました。短編集ならではの面白しろさや魅力ってありますよね。しあわせ。
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わー最高!
2024年2月4日
不思議な魅力のある作品が多くてついつい読んでしまう作家さん。別々のお話の短編が入ってます。どれも面白かったけど表題作最高に良かったです。とあるカフェで同じ空間を共有する3組の客と従業員の2人。全然繋がりがない者同士の心が一つの方向に集中する瞬間、実際にもありそうなシチュエーション、読み返すと何度でもクスッとしちゃう。
すきすきだいすき
2023年6月17日
行間の心、想いをのせた作品たち。それぞれがためらいながらも恋を伝える。日常に棲む恋心。魔法使いの弟子の2人の関係がとてもいいです。何度も読み替えして楽しめる作品たち。煌めきのじかんは日常の隙間に。やっと好きです。
嘘っぽくないフィクションの名手
2022年7月16日
世間の悩めるゲイの心情を、覗き見たような気持ちにさせてくれる短編集。ヤマシタトモコ先生って、この話本当にあったことなんじゃないかって思わせる技巧の持ち主。軽妙洒脱な会話がいい。
短編集でした
2022年7月11日
表題作が、なんともツボでした。
そのほか、魔法使いの弟子も良かったです。
ていうか、やっぱりこの方のお話はおもしろい。
小粋なセッション
ネタバレ
2022年6月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編集で207pというなかなかの読みごたえ。
なかでも「食、喰、噛」が好き。毎日、食事を作る男とそれを食べに来る男。とても切ない話ですが、胸がぎゅっとしめつけられるような深い想いを感じます。

「魔法使いの弟子」も好き。元カレを忘れられず孤独に過ごす男と、そこへ遊びにくる女子高生との友情。恋愛ではないけれど、これも一つの愛の形だなぁと。

どの作品も小粋に人生の1シーンを切り取っています。ヤマシタ先生は全てを語りはしないので、結末は読者に委ねられているところも多いですが、その身近な情景のなかにキャラたちの人生が詰まっています。

ヤマシタ先生の短編はジャズのセッションみたいな感じ。その瞬間の想いの昇華のような。
やっぱり大好き~、ヤマシタ作品!
ネタバレ
2022年2月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。作者様の作品はまず間違いなくハズレなし、どれも好きですね~。こちらは短編集なんですが、どれも本当に良いんです!切なかったり、ほわっとさせられたり、それが短編ならではの、もうちょい欲しいという腹八分目で終わっています。余韻を楽しめますよ~。短編7つあってどれもいいんですが、私は表題作がめっちゃ好きー!あるカフェで隣り合う席の人達と店員の人間模様が絶妙に描かれています。そんなに店内は混み合ってなさそうなのに、3組の客がギュッと隣り合って座っているからお互いの会話が丸聞こえで、これ、ソーシャルディスタンスとってたら起こらなかったかもーとか思ってしまいました。店員さんのプロ根性が素晴らしくて、「涙の止まるコーヒー」には私も拍手喝采を送りたかったです。恥ずかしさを押し殺してあのセリフを言った店員さん、ブラボー!そして、あの流れ、最高です!短編集の、最後のちょっとずつオマケも大好きです。
中毒本◎
2022年2月20日
7話からなる短編集に描き下ろし後日譚を加えた新装版。
これは中毒性のあるお宝本でして(笑)
いろんな角度からの恋模様を描かれているどの話も秀逸で心を揺さぶられます。
好きすぎて一番を選べない贅沢な短編集。
身近に転がっているネタから、何がどうしてこのようなドラマを生み出されるのかヤマシタさんの引き出しの深さが悩ましい〜。

笑うのが下手な男や財布しか持ち歩かない男…たったその一文で相手の男の事もそう感じた男の両者人物像が浮き出てくるの凄いし、表題作の三組の客と店員さん合わせて四組を交錯させる話も素晴らしい〜◎

流れるような会話と着地の想像つかない面白さがあるのだけれど、着地を知った再読でも毎回感動できる麻 薬のような一冊。
さすが。
2022年2月11日
もう、この方の作品が、面白くないわけがない。
沁みるし、笑えるし。大好き!
短編集でひとつひとつ感想文書くのも不粋なので、ただ、読んでください。って思います。
好きだなぁ。。
ネタバレ
2021年12月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ オシャレな短編集。

先生の描かれる、恋の予感を匂わせながらも、まだ恋愛に発展する前のやりとりの苦味や男臭さが魅力的。
色んな恋の軌跡のアラカルト。。
どれをとっても美味しいです。。
ちょっと細身なラインや淡々とした表情や輪郭も好き。
他のレビューにも書かれていますが、「言葉のチョイス」に、モノローグや台詞回しや間のようなものがヤマシタワールドで魅力的。
サバサバしているのに余韻が色濃く残る。
どうにかなる恋、どうにもならなかった恋の心情にリアリティを感じたり、一つのカフェで同時に繰り広げられる人間模様も面白い。涙の止まるコーヒーに心はひとつ。(笑)
恋から逃げるように故郷から上京した男のラストの表情に苦しくなる。どうか彼に勇気を与えてほしい。。
これ好きだぁ。
ネタバレ
2021年12月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 7つの恋の短編集なのですが、どれもこれもショートムービーを撮って欲しいくらい素敵です。ヤマシタ先生の独特な感性が光り、言葉のチョイスだとか表現の仕方がThe YAMASHITAって感じです。

前半3つは片恋の想いを伝える方法が、間違って先走った行動になってしまってる男の子たち。傷つけられた恋心を忘れたいのに、忘れられない男の子。などなど色々な恋の形があるのですが、どれも共通して『ただ君が好きなだけなんだ』と言う想いがひしひしと伝わって来て良いんです。これから、二人の関係が変わってスタートするんだなぁっていう余韻が心地良いですね。『こいのじゅもんは』が良いですよ。

『食・喰・噛』は片恋の終わりを迎えた時、恋を失くした男の哀しみも切ないけれど、結婚を告げた男の涙も妙に切ない。その涙の真意はどこにあるのか……加保も城尾も幸せになれ~。

一番好きなお話は表題作です。これはとても良く出来てるし、面白かったです。カフェの3つのテーブルの客たちに起きる出来事が、次々に連鎖して行くのが絶妙で面白い!それぞれのテーブルの会話が聞こえて来るので、それに反応してしまう店員や客たち。思わず聞き耳を立ててしまいそうな。『心はひとつ』に笑ってしまいました。上手い具合に違うテーブルの会話に偶然会話が被ったりとか、ホントに面白い。店員さんのフォローも抜群だし、このカフェの現場に居合わせたかった。そして、生まれた恋に拍手喝采でした。そう来たか。お見事です!めっちゃ好き。うぅ~…みんなのその後が知りたい。とても知りたい。でも、余韻を楽しむのがヤマシタワールドの醍醐味なのです。

ゲイのお兄さんと近所の女の子の交流も良かった。恋の魔法にかかって縛られ、別の魔法で解いてあげたい。『お母さんの魔法』が温かく優しいな。

駅のプラットホームや改札口では、ドラマがある。出会いや別れ、他人のドラマを見てきた駅員(運転士?)に起きた恋のドラマも良かったです。伝えられない恋から逃げて故郷は遥か…思わぬ再会にドラマあり。あぁ、どうか今度は逃げないで…その後が気になるけれど、また会って何かが動き出すと願いたい。

はぁぁぁ…良かったです。めっちゃ良かったです。レビュー数が少ないですけど、オススメしたい。
短編集こそ読んでほしい
ネタバレ
2021年8月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 長期連載も面白いんだけど
ヤマシタ先生は短編集が本当に面白い。
テンポやセリフのセンスが好きで、
私も涙の止まるコーヒー、出してもらいたい
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短編集です
ネタバレ
2021年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 喫茶店の話が良かったです!後書きも面白かったです。涙の止まるコーヒー、ウケました。
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センスが良い。
2021年2月18日
ジャズでも 聴いてるかのような、飄々とした短編集でした。片恋が両想いになる一歩のとか 失恋を乗り越えようとする ちょっと切ないのとか、人とのやり取りを とても 大切にした短編集だとも思いました。何度でも読みたくなります。
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さすがです。
2021年2月13日
ほぼ作者さん買いですが、やっぱり上手いなぁと思わず唸っちゃいます。どのお話もみんないいのですが、特に表題作は上質なショートムービーといった感じ。短編集ですが読み応え充分です。
安定の
ネタバレ
2019年12月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヤマシタトモコ先生!色とりどりの短編があります!表題作が一番好きですが、女の子とゲイの男性のお話もすごく好き…。「お母さんの魔法」でぐっときました。
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すき
2019年10月28日
作家買いです。短編詰め合わせ。どの話もすっきりはしないけどなんか読んでしまう
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映画的な漫画
ネタバレ
2017年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編集だけどどれもが余韻を残す素晴らしい作品で表題作は脳内で映像として流れました。こういうの大好きでエイプリルフールズを思い出しました。食喰噛も食を通じてアガペー(無償の愛)とエロス(エゴとエゴ)の狭間での葛藤がなんとも切ないです。魔法使いの弟子みたいな話も大好物で少女とおじさんの少し不思議な出逢いがグッときます。いろんな形の愛がテーマのオムニバス映画みたいな、大好きな漫画になりました。
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良かった
2017年5月29日
短編ですが、笑えるし泣けた。言葉の使い方が上手くて一言でほろりとさせられます。純喫茶になってからのお話が読みたいです!
おすすめ!
2017年1月23日
作者買いしました~!ヤマシタさんの作品は、どれも独特の雰囲気をもっていて、BLでもあまりBLっぽくないというか、ありがちだなと感じる作品はないと思います。ハッピーエンドじゃなくても最後に穏やかな気持ちになれる作品が多いので、安心して読めますね。個人的には表題作が一番好きです。おかしくてにやにやしちゃうし、まさかのカップル誕生?でほんわかする作品です。
贅沢な短編
2016年2月11日
ほのかな恋心を心がふるえるようなセリフで表している。一つ一つがとても贅沢な話。表題作が一番好きだな。切なさと恋心、わらい、たくさんつまってました。
さすがヤマシタ先生
2016年2月10日
もどかしい拗らせ系男子を描かせたら右に出る者なしというか、決して大団円のハッピーエンドにはならない不条理さがある作品が多いですよね。今回も例に漏れずで、ああこの二人は、この人はどうなるんだろう…と余韻を残す作品ばかりでした。何度読んでも新しい発見がある作品の多い方なので、オススメです。
好きだから好かれたい
2024年6月23日
短編集なので1作品が短いのですが、さらっと読めるようで行間を想像しないと置き去りにされるような不思議な作品ばかりでした。「好きだから好かれたい」このシンプルな感情、難しいですね。
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BがLになるかも、ならないかも
2023年4月11日
安定のヤマシタトモコ節で、何だか不思議な空気の漂うストーリーです。Lになるか、ならないかの瀬戸際。そして、受け攻め(実際には全くないけど)が会話から「え、そっち!?」です(笑)
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ボーイズ・ラブ・アクチュアリー
ネタバレ
2022年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 7篇入った短編集。恋のはじまり、ちょっと中立ぽいのも含め5篇と、恋のおわり、もう終わっている状態入れて2篇。恋をするさまざまな男男の人間模様を描いたオムニバス作品。ヤマシタ先生の作品って印象に残る「語り」があってそれに対する反応があって、そういうひとつのきっかけから何かが突然ひらけたりするところに惹かれるのですが、この本もそんな感じ。淡々としたなかでひたひたと心に沁みてきます。実らない恋ってどうしてこんなに愛おしくなるのでしょう。その後が巻末にさらっと描かれたりしています。描かれてないのもありますが。巻末のカラー絵は何なのかな。血を流した男性のイラストがありますが、謎です。こんなの描いてみた的なサービス?気になるっ!女の子が結構出てきて、ヤマシタ先生ぽいです。さじ加減は必要ですが、女性を上手いこと入れてくるBL作家さん好きです。こういう短編も上手いなあと思います。エロはおさわり事案1件かしらん。
2015年10月 総207ページ エロなし
どれも面白かった
ネタバレ
2019年2月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作は長髪の店員のキャラが良くて楽しめた。「涙の止まるコーヒーです…」おっと、うまいこと言う。お主やるな。その後のお客さんと店員との一体感みたいなやり取りがあったりしいてジワる面白い。
ただし携帯女だけはこんなマナーのよろしくないお客イヤだわお断り。
他のお話も後味が悪くないものばかりでなかなかよかった
盛り沢山
ネタバレ
2018年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結末をハピエンと言って良いのかどうか迷うものもありました。表題作はとても面白かったけれど、「ただ俺が好きだっただけだ」という片思いの終わり方の話が切なくてたまりませんでした。
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短編集
2017年7月31日
複雑な気持ちだったり、古い傷だったり、切なかったり、不思議だったりと多種多様な作品がつまっていて、とても楽しめました。特に表題作品はクスッと笑える人間模様が最高!
良いです
2017年2月1日
ヤマシタトモコさんの作品はどれも好きで切なくてプッと笑いもあり、胸がキュンとしたりもします。オススメです❗️
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それぞれの愛の伝え方
2016年2月12日
告白と呼ぶには重たくて、プロポーズと呼ぶには平凡な…男同士だからこそロマンチックに響く恋のセリフ集〜みたいな一冊。
短編なので、どのお話も良いところでバッサリ終わってしまうんですが、後味はスッキリです。
表題作が特にヤマシタ先生らしい独特のストーリー展開で好きだなぁ〜
かなり短い短編。
2023年8月14日
短編7作のうち、前半の3作はちょっと読みづらかったです。
私が「ストレートの男がサラッと同性を好きになってしまう」のが苦手なのもあり……。いやきっとサラッとではなくて、描かれていない部分にいろいろあるのはわかるんだけど、何せ短いページ数で、二人がどういう関係で、今どういう状況で、それぞれどういう人物像で、お互いにどういう心情なのか、を一気に読み取るのに難儀してしまい、なかなか深いところまで汲み取れないうちに、バッサリ話が終わってしまう。
後半4作は、わりと人の心情が入って来やすかったです。
カフェで3組の客が同時に話している話なんて、どこに焦点を当てていいのかわかるまで、かなりページを行ったり来たりしたけど、そこは表題作だけあって面白かったです。
あとは、『魔法使いの弟子』が好きでした。男一人と女の子一人の話で、BLじゃないといえばそうなんだけど。
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始まり?の短編集
2022年7月12日
起承転結の起ばかりを詰め込んだお話ですね。
先が読みたいようなこれで終わりでもいいようなそんなお話ばかり。長いお話読むのしんどい時、さらっとちょろっと、暇な時、なんかにちょうどいいかも。
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安定
2020年2月11日
ヤマシタ先生の作品は 相変わらずの安定感があって 失敗はないですね。作者さんにハマれば全部素敵に思えます。短編集ですが どれも心があって 読み応えあります。
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短編集
2019年8月22日
三角窓がすごく好きなのでヤマシタさんの作品を今更ながら色々買ってみました。
こちらは短編集です。たまにまぁまぁ面白いかも?という作品はあるのですが基本はローテーションで読み終えました。
最後の最後にカラーで痛々しいイラストがあってびっくりした。
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うーん…
2018年2月28日
好みの問題なんでしょうが、期待したほどではなかった。独特の話し作りの作者さんですね。絵は綺麗ですし読みやすい。
作家さんが好きで購入。
2017年8月17日
どの短編もうまくまとめられているなぁという印象。
ドライな作風なので、BLが苦手な方も読めると思います。
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食・喰・噛
2017年1月13日
ヤマシタトモコさん何冊も読みました。けど、自分には良さがイマイチ分かりませんでした。ただ、この中の作品の一つだけ『食・喰・噛』だけ切なくて泣いてしまいました。どうか加保さんに好きな人があらわれて幸せになれますように。
心理描写痛めの短編集
2022年3月28日
ヤマシタトモコ先生はすごく好きな作家さんなのですが、この短編集はハマりませんでした。心理描写やセリフが全体的に痛くて読んでて恥ずかしくなってしまいました。。。話もふわふわしていてインパクトがなくてあんまりおもしろくないです。
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作家名: ヤマシタトモコ
ジャンル: BLマンガ
出版社: 祥伝社
雑誌: onBLUE / onBLUE comics