ネタバレ・感想あり神様も知らないのレビュー

(4.6) 25件
(5)
17件
(4)
7件
(3)
1件
(2)
0件
(1)
0件
全巻通してのミステリ、、、重い(泣)。。
2025年3月18日
小説、全3巻で完結。

それぞれの人物目線で場面が変わりながらすすむ、、。
巻を追うごとに、核心が見えてきます。
恋愛もあるけど、ミステリがメインのストーリー展開。
1冊では意味がない。
全3巻読んでこそのお話ですので一気読みするつもりでお手にどうぞ!

もうもう、、、主人公も善悪もそっちのけで違うラストを期待したくなるほど、哀愁が色濃い。。
主要人物が何人かいますが、皆主人公と言ってよいほどそれぞれに感情移入してしまう。
各人みな魅力的な人物像に書かれており皆の願いが叶う状況になって欲しくなるけど、相対する人達だからそうはいかない。。

はぁ〜。。
もう最後の3巻は途中から読むのがつらかった。。
あのラストしかなかったのかもしれない。。

重くて淋しくて哀しい。
心をガッツリもっていかれます。
重くても読み応えのあるお話が好きな方には、ぜひ!
明るいハッピーエンドを期待する方には、しんどいかもしれません。。
クライムサスペンスの名作BL
ネタバレ
2023年5月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL小説。初読み作者さん。シーモア島でオススメされてた作者さんでいつか読みたいと思ってました。オススメしてくださった方ありがとう。。3冊息もつけずに一気読み。電子には挿し絵がないので外で読んでもOkですが、ラストは夜中にひとりで読むのがよいです。私は号泣寸前でした。10年も前に発売されてる名作なのに、私はこの作品の存在に気づかずいったい何を読んでたのでしょうか…
神様にも誰にも助けてもらえない子どもふたりが出会って生きるために罪を犯していく、、それを止めようとする刑事バディもの。BL的には、見ようとしなかった真実を司に突きつけてくシーンが辛かった〜、だけどラストの手紙も心からの言葉だろうし。どうしようもなく転げ落ちていった子どもたちのこと忘れられないです。
BL枠でなくて一般小説枠でも出てよいくらいクライムサスペンス色が強く、「青の炎」や「白夜行」が好きでBLも好き〜な方は間違いなくハマる! 罪を重ねていくのでどうしてもラストはあのようになってしまうけど、3巻のタイトルからもわかってはいたけど、、、ぜひ一緒に涙してください。
ずうぅぅぅーん
ネタバレ
2022年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 非力な子供が自分達を守るために大人を欺き、混乱するほどの謀り事をし、それを死守する精神力に脱帽し、ただただ凄いと思いました。でもどこかに小さな穴があって、少しずつ綻んで加速度的に崩壊へと向かうけど、それがもっともっと早ければ、流さんによって救われたであろう佐季にも素敵な未来があったはず。司には佐季の人生も背負って、二人分幸せになって欲しいと願います
いいね
0件
一途な愛情
ネタバレ
2022年9月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻ではサキは司を利用しているだけなのかな?報われないなら慧介と…と思ってたけど、2巻を読んでサキが司に愛情を持っていて一途に守ろうとしていて、でもまだ子供で…。中学生なのに、きっと一生苦しんでも司を守ろうと決意して。流をあの時に遠ざけなければ、きっと違う未来があったはず。でも生育環境からしても仕方がない選択だった。切ないです。サキには司しか居ない、司にはサキしか居ない、2人だけで完結する世界できっと幸せになりたかったよなぁ。2人で優しい世界で幸せになって欲しかったです。
いいね
0件
とても苦しいストーリー
2022年8月2日
読んでいて苦しくなります。不幸な環境が追い詰めた子供たち、大人になっても苦しさが増していきます。福祉制度の届かないこんな子供が実際にもいるのではないか、と思いました。せめて司には幸せになってほしい。
いいね
0件
凄くおもしろい(涙)
2022年6月28日
「愛と混乱のレストラン」がとても良かったので、同じ作者さんのこの本を読み始めました。読み終えて泣いてます。3冊それぞれの表題がぴったり。幼い頃の二人が頭の中でチラチラして辛い(涙)。3冊目のラブレターの色々な場面を思い出す度に涙。流さん、ありがとう(号泣)私も救われました。ラストも良かった。
いいね
0件
苦しい
ネタバレ
2022年3月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本当に心がゆさぶられる話です。
最終巻は、心臓をつかまれた気分で読み切りました。 
ハッピーエンドといえるかは、人によると思います。
一緒に生きていくには、けいすけさんのとのほうが幸せになれるんでしょうけど、私はさきと一緒に幸せになってほしかったです。
いいね
0件
最期のラブレターで大号泣
ネタバレ
2022年1月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 普段から一般のサスペンスやミステリーものが好きでよく読みますが、この作品もとても楽しめました!各登場人物が現在に至るまでの過去や心情などもしっかり3冊に渡って書かれているので、ヒューマンドラマとして感動したり胸にずーんとくる部分もあり(でもハッピーエンドです)、もちろんBL要素も適度にありその点でも満足です🙂
あとひくわ〜涙。。
2021年9月22日
3冊一気に読みました!佐季の生い立ちと心情が骨子となってお話が進みますので本当色々ツラい。。登場人物の設定と動きにズレがなくどんどん引き込まれていきました。司の未来を思う時、このラストの選択かもと納得いきました。どシリアスものですので読後もズンときました。初めての作家さんでレビュー見て購入しましたが出会えて良かったです!残念なのは〜イラストがせっかく大好きな高階佑さんなのに付いてないのはいかがなものか。なぜ電子だと省かれるのか。今後ともその辺きちんと電子に対応させてもらいたいものです。
ラスト泣けました
2021年2月24日
3巻一気に読みました。BLというよりサスペンスものを読んでいる感じ。そこにいろいろと絡み合って読み応え十分でした。初めての作家さんでしたが購入して良かったです。
読後いろいろ考えてしまう😌
ネタバレ
2021年1月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻続き物です。出来事がどんどん進んでいくので、続きが気になって一気読みしてしまいました。
ネタバレになってしまいますが、他の方がコメントされていたようにある本が思い浮かびますね。
でも、それぞれの登場人物も魅力的ですし、最後がどうなっていくのか気になりながら読めます。
初めての作家さんでしたが、他の作品も気になりました。
ほんわか気分にはなれませんが、そういうBLも味わいたい人にはお勧めです。
いいね
0件
読み応えあり
ネタバレ
2020年10月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3冊一気読みでした。とても読み応えがあり、いわゆるBL的萌はあまりないんですが物語としてとても面白かったです。最後までどう落ち着くのか読めずハラハラドキドキ。全て良かったというラストではないですが、読後じんわり染みてくるような終幕で読後感も良かったです。キャラとしては慧介がとても好きでした。すごくまともな人なのに抱えてる過去があり、仕事はできて恋には真摯。この人がいたから司は壊れず踏み留まれたんだと思います。いろいろな思いが心に残る物語でした。
物語も感情の変化もじわじわと進む
2020年8月24日
本編と何の関係もないのですが、同じ作者さんの「愛と混乱のレストラン」で出てきたフレンチ店「ゴルド」が(字面だけだけど)出てきて、世界がつながってる?と嬉しくなりました。それはさておき、お話としては重いけれども読み応えがありました。司に幸せになって欲しい。ずっと野菜作りを続けるのかな。いつか慧介の家で庭づくりしながら仲良く穏やかに暮らして欲しい……というのは私の勝手な願望です(笑)
余りにも悲しい
ネタバレ
2020年4月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 犯罪者と警察の立場からそれぞれの愛が感じられるお話でした。
かなり面白いサスペンスで、始めはその謎や仄暗い秘密を楽しんでいましたが、徐々に余りにも悲しく可哀想な2人の子供に胸が痛んで中断してしまいました。
只々サキが悲惨で可哀想で…
大人に弄ばれ虐げられ続けた非力な子供が、ただ生きのびる為だけに愚かな選択を繰り返すのが悲しくて。
孤独な子供同士でしか愛し信じるものがなかったのか、警察官2人が自分に抱く悔しさや不甲斐なさや怒りが良くわかります。
ただ余りにも悲しいです。救いが欲しかった。
司の幸せな後日談がもっと欲しかったです。
作家買い
ネタバレ
2019年8月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主要キャラクターが事件に関わっているからなのか、終始祈るような気持ちで読んでいたような気がします>_<
最後は決してハッピーエンドではないけれど、もう彼は罪を重ねなくていいんだとホッとしました。もう1人の彼も歯を食いしばって太陽の下で生きていって欲しい!!
これ以外の結末はない
ネタバレ
2019年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリーにのめり込んだ割には運命に流されるまま罪を重ねていく2人に共感できない部分もありました。本当に仕方がなかった訳でも誰も助けてくれない訳でもないと思います。佐季にも司にも運命を切り開いていく強さみたいなものがあれば、全く違う道を歩く事もできたのではと思います。「神様なんていないし例えいたとしても何もしてくれないし、できない」と言った司の生き方が悲しくて読むのが辛いほどでした。2人の間にあるものは執着や依存だったのかもしれませんが、"ラブレター"に遺された佐季の最期の想いに泣けました。慧介という光を見つけ闇から抜け出そうとする司と闇に飲み込まれたまま司にしがみ付く佐季。佐季を本当の意味で救えるのは流でしかなく、流の涙を温かいと感じて死ねた事が救いでもありました。共感しきれなかったせいか人物像がどこか遠いままでしたが、3巻を通して最初から最後までとにかく苦しかった。佐季が死に、司の中に消えない想いを残したままの結末は切ないですが、でもこのラストでいいのだと思います。
読み直さないと…
2014年7月5日
キーワードがたくさん散らばっていて、熟読しないと堪能できません。最初は佐季が憎らしかったけど、最後は誰より恋しくなりました。それでも、ちゃんと全員救われた気がします。また最初から読み直したくなりました。
一巻だけじゃまだまだですよ
2025年1月24日
一巻だけだと、不完全燃焼です。よく分からないです。事件ものなので、事件の真相が気になります。なので、続きを買うしかないのですが、あまり気乗りしないのでしばらくボツです。
いいね
0件
3冊隅々まで濃密で上質なミステリー
ネタバレ
2023年7月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 切なくて泣いてしまうような本が読みたくて本作を手に取りました。
ストーリーもキャラクターも文章も良くて、しっかりとした読み応えのある作品だったのですが…どうしても、映画化・ドラマ化もされた某有名ミステリがチラついてしまいまして…これは全く違う作品だから!忘れて!と自分に言い聞かせながら読みましたが、新たな展開を読むたびに、頭が無意識に類似点を探るのを止められず…没頭して読めなかったです。無念。

司のキャラクターや境遇は好みドンピシャでして、彼の抱える寂しさや苦悩に胸を痛め、慧介〜頑張れ〜お前の存在が救いだよ〜と祈りながら読みましたが、やっぱりこれはどう頑張っても佐季と司の物語であるなと。結末も理想通りで、これ以上の結末は望めないと分かってはいるのですが、慧介が霞む佐季の存在感。佐季と司の共生関係は非常に良く考えられており凄みがあります。しかしそれゆえに某有名ミステリの強烈なあの2人と印象が被ってしまいました。私の問題ですね。

慧介という人物の背景もなかなか深くてとても良い攻めさんだったので、慧介のキャラが2人を凌ぎ、彼の物語として成り立っていれば、また違う読み方ができたかなと思います。
あと司の庭の描写が素晴らしくて、こんな家に住みたいと思いました。

ところで流さんと日置検事のお話はどれを買えばいいんですか?え?無いの?
面白かった
2023年4月22日
東野圭吾の白夜みたいだけど、ちょっと違って何とも言えないけど、読み応えありました。出来れば全員ハピエンだと良いけど、モヤモヤの感じも引きずって考えて余韻を楽しめて良かったです。
いいね
0件
捜査もの
ネタバレ
2023年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 警察が事件を解決するまでのサスペンスです。この受けいいですね、自分がちゃんとあります。執着と愛の差なんて無いですね、強いて言えば愛とは健全な執着なだけで。攻めのあれは執着だけでは無くちゃんと愛だったと思うし、それは受けだけが理解していればいい事でしょう。そしてこのお話しにはもう一つの愛のお話しがあったと思います。飯田も長い間、攻めの彼を愛し続けていたでしょう。だから汚れ仕事を引き受け、庇ってあげた訳で。そして信じていた攻めの心が自分に向いていないと判った時は… 終わりが何だかあっさりでした。長年、攻めを追っていた刑事からももう少し話しを聞いてみたかったです。こうなって欲しいと思う通りの結末ではありましたが、希望に溢れると言うよりは切ない感じの最後でした。
しんどいっす
2022年2月19日
佐季の重苦しい枷の愛情。出会ってしまったんだよね、彗介と先に出会えていたら‥
過去は消さない、彗介は司の心の奥まで含めてこれからも包み込んでいってほしい。
実は…!的な続編希望💦
ネタバレ
2021年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 流さんと甘々な日々を送ってくれたりしないだろうか?激しく妄想します!だって愛でしょお?
いいね
0件
おもい
2017年4月6日
BL要素は淡白ですが著名作家の白夜行を彷彿させる感じで面白かったです。其処彼処に共感と教訓の内容がありました。
だんだん面白くなっていく
2023年7月21日
1巻の半分過ぎ辺りから面白くなってきました。
連続殺人犯を追う刑事と、謎の美形2人というミステリー物。
読み始めは主要人物だれも好きになれなくてハマらないなあと思ってたのですが、話が進むにつれてだんだん面白くなっていきました。
ラストはカタルシスに欠けるというか、個人的には納得のいかない終わり方だなと思いました。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!
作家名: 高遠琉加
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: キャラ文庫