喘息持ちの銀二と、年下ワンコ千明の話。野原滋さん初めてで、レビューで気になって買ってみて、これこれこれ読みたかったヤツ!!!と大興奮で一気に読了!個人的に、俺が好かれるはずがない、アイツには他にいい人がいる、という自己評価低めの受けが大好きで、本作の銀二は更にツンデレで気が強いというね…あー大好き!もうこれだけで5億点です。加えて銀二は喘息持ちという病弱設定があり、でも病気設定でその人を純粋化するの苦手なのでどうかなーといぶかしりつつ読んだら…小さな頃一緒に入院してた親友と励まし合い生きてきたところや、病気に負けじと奮闘する銀二にもう落涙…応援せざるを得ない。そんな銀二が恋を諦めて必死に友達の関係を維持しようと健気に頑張るから、心臓を絞られるように胸が痛んで死ぬかと思った。ただね、千明は銀二に比べるとイマイチだったかなあ、年下ワンコで可愛かったけど好みじゃなかった。待てができる年下ワンコね。あと挿絵が自分の思い描く銀二と千明とは全然違ってて、それがかなりノイズで困った。