ネタバレ・感想ありウサギの王国のレビュー

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異世界特有のはちゃめちゃ感が面白い
ネタバレ
2025年4月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず最初に「瀬戸内に浮かぶ大久野島」というのが実在して、その別名2つも本当にあると知って驚きました。まるきりのファンタジーも好きですけど、本当の事も混ざってると想像が膨らむ気がしていいなと思います。

内容については…面白いと聞いていたけど、まさかここまでとは思っていなくて良い意味で裏切られた感じです。始まりは日本版&男版「不思議の国の〜」で、異世界に迷い込むのですが、世界観の違いはあっても「基本は日本」です。生活様式から言語まで日本…であるのに、違う意味で「日本語が通じない」不毛なやり取りが、めっちゃ面白くて笑ってしまいました。

その代表格がウサ耳族の重鎮の神主なんですが、この人がまぁ…自分の疑問に自分で独自解釈した答えを出して、周りというか本人(稲葉)が「違う。そうじゃない」と言っているのに聞く耳を持ちやしない…。あのうっかり◯兵衛も真っ青なくらいの突っ走りようで、やることなす事とんでもなくて、でも読んでる分には面白くて笑いました。

半分を過ぎた辺りの「ナスとキュウリ」のくだりには笑ってしまいましたが、聞き覚えがある単語に反応して調べてみたら、この後のシリーズに『ウサギの国のナス』『ウサギの国のキュウリ』があって、もうこれは伏線確定でしょ!!と、ワクワクとニヤニヤが止まりませんでした。

そんな風に次作に期待しながら読んでいたらば突然のどんでん返しに遭い、ラストでウルッときてしまいました。笑いも涙も取れるいいお話でした。
小説。面白くってシリーズ一気読み
ネタバレ
2025年4月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ ウサ耳族の島に迷い込んだ主人公イナバ。彼が味わう文化的衝撃に読む手が止まらず、シリーズ一気読み。ウサ耳族からの神へのもてなし(神じゃないけど)では何がどう伝わってそうなった?の連続で、ナス・キュウリを読み終える頃にはカルチャーショックの瞬間を今か今かと待ち望むまでに。焦がれすれ違う切なさからの溺愛も毎巻堪能。シュールで大変えろーすな作品達でした。

時折り本気か?正気か?と誌面に問い掛けたくなるも、とても真面目に反応をしているウサ耳族たち。ブレない設定たまらなしい、斜め上な発想をしながら時には血を流す(鼻からだけど)ウサ耳族たちが愛おしい。一族の成り立ちが意外な歴史からで、それがファンタジーすぎないような、良い塩梅にしている気もしました。
すっごく面白かったです!
ネタバレ
2023年10月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ウサギ族のななめ上の発想にブフォと吹き出しそうになりながら、楽しく読めました◎Hシーン多め◎両想いなのが丸わかりなのに誤解してすれ違っているので、早く本音をぶつけ合って!とモダモダしちゃいました。ハピエンで良かった◎
表紙からは意外だったラブコメ
2022年11月4日
いや~、おもしろかったです。はちゃめちゃな設定ですがこの作品はそれが良かった。
アリス系トリップものまたは、異世界転生ものな感じですが、笑いありエロありそしてじれじれありと盛りだくさんでした。ウサギの考え方が妙にずれててかみ合わないのがツボでした。耳の秘密にわぉ~でしたw
良すぎて、、
2019年8月13日
めちゃ良かったです、、!!!
設定もすきだし、面白いところもたくさんあって、すらーーって読めました!!
攻めの一途なところがとてもよい、、
この2人での続編が読みたいです□□□
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超絶変化球コメディ
2018年5月15日
ツッコミ所あり過ぎ予想外激ななめ上展開ファンタジー(主人公もボヤいてた)ほんとバカバカしくて(褒めてます)なのに切なくて変なツボつかれました。この作品ほど最後に持っていかれたのはないという感想の流れ→購入後悔→なにコレすごくイイ。
焦れったいけど面白い😄
ネタバレ
2017年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ライトノベル。ウサ耳を持つ大男しかいない世界に迷い込んでしまった主人公。人々を救う伝説の神と信じられてしまい…。ちょこちょこ笑えます。何回か吹き出してしまいました。世界を救う為には、ウサ耳族のイケメン王と毎日交わらなきゃいけないとのことですが、官能度は割と控えめ。
日々の心情に重きが置かれてます。しっとり、恋い焦がれる感じが良いです。お互いに想ってるのにすれ違いまくりなんですけどね…。両片思いが長々と続き、切ない!! かなり焦れました。想いがやっと通じた後にも一波乱。しっかり気を揉ませてくれますw 最後は幸せに満ち足りてます。王の真摯な態度と溺愛っぷりが萌えました。いーなぁ🖤ウサ耳男子。ウサ耳触りたい😄!
アリス的ファンタジー
2015年11月28日
タイトルの通りウサ耳の付いた人間が暮らす国に迷い込んでしまう話し。
平凡な顔立ちの主人公が、その国では魅力のかたまりのような存在で性欲の神として崇められます。彼にとっては普通の行いが、ウサ耳たちにはとんでもなく卑猥に見えてしまうこともあって面白いです。
性欲の神を満足させるお相手として、王自らがお相手します。神様のお相手なので基本、王様は主人公に対して敬語です。面白いのにエロくて感動もあって大満足しました!
可愛い
ネタバレ
2024年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 不思議の国にアリスに因幡の白兎が混ぜ込み、兎神はナスとかキュウリに乗って月にお帰りになるとか、ズッキーニで戦艦ヤマトが出来るとか、ロスト・イン・トランスレーションがとっても楽しかった、すっごく可愛いラブコメでした。うさぎの耳を触る変態プレイ、私もしてみたいです。この変態度ってどんな感じなんでしょう?木陰で“仲良く”するのが普通ってお土地柄、その彼らが思う変態度って…⁈両片想いのすれ違うモダモダ感を楽しむお話しですが、ほんの少しモダモダし過ぎたように思いました。
平和
2022年10月22日
「いん魔」がとんでもなく面白かったので、作者さん買いです。さらっと読める異世界転移ものでした。イヤなキャラが出てこないので、平和に穏やかに読めます。
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異世界もののノリで読めます
ネタバレ
2020年8月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ とはいえ、ウサミミの人たちの祖先について、一応説明はあります。ファンタジーのようで(ゆるい)SF要素あり。でも気楽に読めます。

女性も男性も全員ウサミミ&大柄な人たちの国にたどり着いてしまった主人公が、その国の王様と(読者には丸わかりの)両片思いジレジレを経て、ようやく両思いになったタイミングで一旦元の日本に戻って、また王国に来ることができてハッピーエンド。

ストーリー展開は珍しくありませんが、ウサミミの人たちの独自風習が面白いし、異世界ものにありがちな内政イエー!で突っ走るのではなく彼らの幸せを考える理性が主人公にはあります。
エロも良い意味で独自性があって面白い。

欠点…主人公一人称視点なので王様の良さが伝わりづらいでしょうか。主人公は面食いじゃなさそうだし、王様の普段の姿が主人公視点だと分かりづらいし、王様と主人公の接点が閨中心になるし。もうちょい王様の良さを出して欲しかった。
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とんでも設定のコメディ
2020年5月1日
カメラマンの稲葉は白ウサギを追いかけ、大きな穴に落下。目を覚ますと、そこはウサギの耳を生やした人々が住む島でした。しかも地味顔の稲葉は妖艶で美しい、伝説の兎神だと崇められてしまい……。
島を救うため、王様の隆俊と毎日行為に励むよう懇願されます。朝晩儀式的に抱く隆俊と、義務感が辛い稲葉。実際は私情が絡んだ両片思い状態でした。元の世界に戻った稲葉が、彼の所に戻れる日を信じて役立つ知識を身につけたりと健気。ラストはもちろんハッピーエンド。
ちなみにウサ耳を触ったら変態扱い。髭剃り姿を見たら鼻血&股間押さえます。聖人の名前がベタな感じで好き。
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面白かった
2018年5月29日
レビューで読んでみたくなりました(^^)

イナバくんが白うさぎを追いかけて不思議の国へ迷い込みます。
そこはうさ耳の付いた人間達が住まう国でイナバくんはエロを司る神として崇められ、王と毎朝毎晩交わる事を日課とされ快楽を植え付けられ……。

…あらすじ書くとどんなエロエロ小説だよ!とツッコミしか無いんですけど、レビュー通り切なくてイイ話でした。絶○な種族の上、フリー○ックス推奨みたいな国の王が一途っていうのがピュアで良かったなぁ。
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