本当に狙った獲物は逃がさないとはこのことですね。
王太子の立場を利用して、まんまとアイリの部屋を自分の部屋の隣(王妃の間)に設置したり、騙されたアイリに『大人とはっ』ていうのを教えてやると言いつつアイリの初めてを難なく奪ってしまう狼のような王太子…。
一度振られてからは、怒涛のように襲いかかるし、まさに獣です。
でも、獣のような彼ですが、不器用な為時には空回りしてしまう行動のギャップに思わず惹かれてしまいます。
続編から先に読んでしまったのですが、続編での疑問点(出会いやフィアンセになるまでの経緯等)がようやく解消されスッキリしました。(興味を持って読むことができたので、逆に良かったかも…)