ネタバレ・感想ありきみの背中ぼくの手のひらのレビュー

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あっまーーーい!!甘い甘い甘い!!
2024年12月29日
主人公、レビューから苦手な健気くんと身構えていたら冒頭から大分失礼なヤツで…読みやすい笑 文中はコイツの暗黒サイドが唯一のスパイス。後はもう、出会い頭の事故のような運命が隕石直撃なみの衝撃で脳内お花畑パニック。ロマンチックです。こそばゆいです。ムズムズして半分もいく前にポエミーな甘さにギブアップしそうに。ちょくちょく出るブランド名にもイラつくんだけど、なんだかんだ読了。結果、クセになる初めて読むタイプの極甘作品という感想に落ち着きました。
この作家さんが書く文章がすき。
2023年1月5日
阿賀先生の作品は2作目です。
神様はこの恋を笑う
を読んで涙が溢れて 読み終わるのが悲しかった
他の作品も読みたくて探しました。
登場人物がみんな優しさで溢れていて
期待以上 まだ続きがあるので
またゆっくり穏やかに読めたらと思っています。

そしてもっともっと 阿賀先生の作品を読みたくなりました。
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切なくて苦しくて幸せで、やっぱり苦しい
ネタバレ
2022年10月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読む度に何でこんなものを書けるのだろう?と思う作家さま。
BLなのだけど純文学とか文芸本読んでるのに近い感覚。
多分、芥川とか漱石とかの暗くて重苦しい小説が好きな人はハマります。
読んでてずーっと胸が苦しくて痛くて切ないのに、読まずには要られませんでした。
「神様は この恋をわらう」を読了後のぽっかり空いた胸の中の穴を埋めようとして読んだのですが…やっぱり痛くて苦しかった。
こじんまりとしたイタリアンのお店のコックの宝×甘いマスクのモテ男のCMプランナー、東五。
東五が怖がりで寂しがり屋で泣き虫でとっってもネガティブなので、読んでいてかなりメンタル引きずられました(笑)
気持ちが元気な時か、メンタルを落ちても大丈夫な方にしかお勧め出来ないのが残念ですが、とても良いです。
宝も東五にとっては完璧な相手なのだけど、かなり独占欲が強くて普通だったら引かれてもおかしくないレベル。
でもストレートに欲しいものは欲しい、好きなものは好きと言う漢気があるタイプ(少なくとも東五に対しては)なので、怖くて引いてしまう東五にはぴったりなのかもしれない。
東五の周りにどう見ても「お前、東五のこと好きだろ!」と思われる数名がいて、その好意に東五が気づかないので「宝、大変ね」と思ってしまった。
お互い色々と経験はあるものの、初めての本気の恋、なので真剣な初恋、という感じでのお互いを思う気持ちのピュアさとか切ない感じを一緒に感じて甘さや苦しささえも愛おしかった。
扉絵のすぐ後ろにメインキャラの絵があるので、人物像を何となく想像出来て良かったです。
「神様は…」は両想いなのに別れていく2人でしたが、こちらはハピエンなのが嬉しかった。
Kindle
2021年5月9日
作者の作品を読むのは二作目で、幸せなラストを読みたかったのが叶った。また沢山泣いてしまったけれど、切なくて泣いたわけじゃないので心が軽い。二人の心の揺るぎ無い感じが、とても良かった。それと八雲さんがイイ。スピンオフを読むのが楽しみです。
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じっくりと気持ちが分かりながら読めます
2019年11月16日
上司に連れられてランチに行った先のコックの宝と、東吾の付き合いを 緩やかな時間をもって書かれている感じの話です。上司の時田リーダーや八雲さんもいい味を出していて 気持ちが穏やかになっていい気持ちで読み終えました。 『きみは眠る ぼくの夢で』を先に読んでしまいましたが 八雲さんが素敵でした。
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癖がある
2020年4月1日
言い回しというか、独白的な台詞回しにかなりクセがありました。かなり臭い感じ。改行を沢山入れてくるところも、好き嫌いが分かれる感じかな… 私はこういう匂わせぽい改行の使い方は苦手でした。でも攻めのキャラは魅力的だったので、おまけしての4。受けのキャラは、仕事はできるけど内面は…という設定なんですが、あんまりうまく伝わってこない感じ。嫉妬で拗ねるシーンとか、ちょっとウザい…
漫画原作から流れてきたのですが、これも漫画で見てみたいような気がしますね。攻めの唐突な攻め方が、ちょっと天国さんに似てたかも!
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さくっと読める甘いお話
ネタバレ
2019年2月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 鬼と天国が気に入ったので。作者さんがこのお話が一番読みやすいとつぶやいているのを見て買ってみました。主人公が高校生の時に保健室でイタズラされる話がチラッと出てきて、天獄先生っぽい!と喜んでいました。関係あるんでしょうか。
受けも攻めもお互い一目惚れしているので、あとはくっつくまでのモダモダ、その後のラブラブを楽しみました。受けくんが全体的にハッキリせず、子供っぽく見え、仕事ができる設定に疑問を感じてしまいました。
攻め視点の短いお話もあり、私はそちらの方が好きです。
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ライトに読める甘いお話
2018年12月8日
花月宝(イタリアンコック)×和泉東五(広告代理店リーマン)イラスト有り。
お吉川京子先生とタッグを組まれた「鬼と天国」がわりと良かったので(おっさん最高。)購入。阿賀先生の小説は初読みでした。

先生の他の作品はラストで結ばれなかったりするものもあるようですし、こちらの作品も表紙とお値段からそこはかとない文学の薫りを感じて、勝手に重いお話だったらどうしようと身構えていたのですが、いい意味で手軽に読めるエンタメ小説でした。

なにしろ攻めの宝が東五を溺愛してるし、東五は宝が大好きだしで、あまーいお話をお探しの方にはおすすめです。

ただ、東五が女子!な思考回路をしているのでそこが好き嫌いがわかれるかなぁと。文体も東五の一人称なのでよけいにそのあたりが際立つというか。苦手なかたは苦手かと。
また26才にしては東五が子どもっぽいかな。仕事もしてるんでしょうけどどうも精一杯の背伸びをしているような…。その背伸びがまる見えでそれが東五の魅力なんでしょうし、周囲もだからこそ守ってあげたくなるんでしょうがちょっとあざといというか。あと一歩、踏み出せる力が東五にあれば…。
ただそのぐるぐるしたところがこの作品のメインになる部分でもあると思うので、読者として先生に転がされてるんでしょうかね。

しっかりしなよー、男の子でしょ!と東五に突っ込みをいれつつも最後まで甘々と楽しく読ませていただきました。

また脇役の「八雲さん」がやけに目立っていたので、あら?このお話はスピンオフなのかしら?と思ったのですが、こちらのほうが先発で、八雲さん主役のお話が後発であるようです。(きみは眠るぼくの夢で)
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良かったけど
2025年1月2日
受けとその周りのキャラに持たせる服だの小物だのがやたらと実在のハイブランドで、大学生でバーバリーのコートしか着ないとか大学卒業の時に背伸びしてヴィトンのボストン買うとかプラダのコートとかコム・デ・ギャルソンとかあとはなんだっけ、どこかの財布。広告業界はそんなもんなのかもしれないけどそれに対して受けが攻めに買うクリスマスプレゼントはそのランクではなくあざっしたーとか言っちゃう店員がいるレベルの店の時計。なのに攻めが受けに買ってくるのは赤い箱の指輪。カルティエ?おかしいだろ。自分のことをかわいいと思ってる受けの自己陶酔と本当は寂しいという甘えたなところが少女漫画チックで苦手。仕事でクライアントの年上女性を心の中で小馬鹿にしながら媚びるような営業するのも気に入らない。全体的に子供すぎる。親とか一切出てこないのも育った環境からキャラを考えられなくて理解が不足する。それでも良かったというのはひとえに攻めが良かったから。とはいえ噛みすぎだしウラモノガタリの方で書いたがバイなのは良くなかったと思う。同じ文章を何度も差し込んでくるのはしつこく感じるし繰り返し効果を狙っているのだろうけど、ん?さっき読んだとこ?と思ってしまい逆効果。やたらと良い感じでキーパーソンになる八雲さんも存在感ありすぎ。保健室のあの男はなんだったんだ。そんな感じで甘い恋人同士の部分はとても良かったもののなんだか鼻につく(すみません言葉が悪いかもしれないけど気になるとかのレベルではなくほんと、そういう感じだったんです)ところが多く疑問も残る作品でした。
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んー
2016年10月11日
BL小説です。上司と入ったイタリアンレストランで出会ったシェフに一目惚れをし、その後家の近くで再会して距離を縮めていくお話。

主人公の恋愛観念がイマイチ伝わり辛い。人間性もぶれぶれで、途中他の人なのか?と思うほど(恋に臆病のはずが、仕事だとホスト紛いの手管だったり、会社の先輩に寄りかかってみたり)
文章も上手く表現出来てはいるのですが、所々気になる言葉使いがあり、
流れる様に読めません。
特に繰り返し使われる言葉が目に障る。
作家1人で作る同人誌じゃないのだからその辺は担当者のミスとしか言いようがない。

これで、この価格はキツイ。😠
ただし、別売りの裏話は良かった。合わせて楽しむほうが良いと思います。
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作家名: 阿賀直己 / ぱち
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: ルナマリア