亡くなった元カレなどを後付で持ち上げ着色するストーリーは苦手ですがこの作品においては1作品目以上には描かれておらず素直に先代の人物像を受け入れられます。ですがどうにも萌えが足りないのです。前作もそうでしたが千郷があまりにクールでなかなかデレないのがちょっと寂しくて。続編なので今度こそと意気込んで読んでみましたが真砂と先代を比べてそれを口にしてしまうあたりが無神経に感じてしまい、、同時にそれを受け入れる真砂の品格さえも落としてるように感じました。最終的には相棒で落ち着くのですが挿絵がクールなので千郷の妖艶さより冷たさが強調されている印象を受けました。