猫と住む作家と見目麗しい編集者。原稿のためならと、ストレートなのに身を差し出す夕麻の根性というか、割り切りはどうかと思いましたが、それだけ真面目に仕事に向き合っているということでしょうか。一方、泰良は若いのに横柄で、先生気取りかと思えば意外にも純情、にくめないキャラです。素直になれない夕麻に対して、泰良は焦れながらも真っ向勝負をかけ、言われてないのに待てもお座りもしてしまうようなところが猫というより大型犬のようだと思いました。犬明先生がもっと引っ掻き回す役なのかと思いましたが、本当にいい人で都市伝説、ワンコも可愛い、と意外にも癒しでした。とにかくデレデレな泰良と、逆に猫っぽい夕麻のかけあいが面白くて甘々です。2人とも仕事ができる、というのも好きなポイントでした。