おすすめで度々見かけていたので購入し、3巻まで読了。
冒頭から文章が頭に全然入ってこなくて何回も読み直しました。特に物語の前半は静良井のモノローグと実際のセリフに若干キャラのズレを感じてしまって、人物像が頭に描きにくく苦労しました。
途中からはスルスル読めるようになりましたが、何でだろう?初めて読む作者様なのですが、文体が合わないのかな、、、
あらすじを書いても仕方ないので、ざっくりと。記憶翔を持つ受けと年下攻めの物語。
読んでおいてなんですが、記憶喪失系のお話苦手なんです。どんなにハッピーエンド風の作品でも、その設定により一抹の仄暗さを残すから。この作品も同じように感じました。
やるせなさというか、、中上は幸せなんだろうか。
お話はミステリー要素もあり面白く読めます。
が、ど静良井と久遠の出会い方や『M』になりすます辺りがどうしてもリアリティを感じなくて、感情移入できず。ちょっと心の中で突っ込んでしまって、物語を一歩引いて読んでしまうんですよね。
エロシーンは意外と?しっかりあってBL小説感あります。
設定も含めて、あぁBLラノベだなと感じました。
全3巻はちょっと長いような気がしました。
分かりやすいハッピーエンドが好きなので、記憶障害のお話は何度も何度もは読まないんですよね。
自分の物語の好みの問題もあって☆3.8くらいでしょうか。