ネタバレ・感想ありコンビニ人間のレビュー

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痛いとこを正確に撃たれたような感覚になる
2025年4月6日
日常て自分に都合悪いことをに気づかないように削除している事を突きつけられたような作品。とても刺激的だった。
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普通って何?
2024年12月5日
間隔を研ぎ澄ました状態で業務にあたるコンビニ店員。
その実態は「普通」や「一般的」といわれる行動や考えを理解できない人間が与えられた役割を忠実に守って自分の生きる道をただ歩き続けている女性。
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『普通』『当たり前』って…?
ネタバレ
2024年11月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりに小説を購入。
とても面白かったです。
最後の展開は私は面白くハッピー?(主人公の居場所が見つかって良かったねと感じられる)エンドだと感じました。
自分の普通と周りの普通は違いますが、何故か周りの普通に振り回される。
私自身も普通になりたいと感じながら、その『普通』に振り回されている人間の1人なのでとても主人公の気持ちに共感することが多かったです。
コンビニの仕組みが分かる
2024年8月18日
芥川賞受賞作ですが、これほどコンビニの仕組みやそこで働く人の気持を描いた本は無かったような・・・。ありふれ過ぎた風景と化しているから逆に本に書くのが難しかったのかも?その非文学的な部分に惹かれている主人公の気持が丁寧に表現されています。
笑った
2024年3月18日
とにかくぶっ飛んだ主人公で、主人公の視点で話が進むから、ところどころ笑ってしまいます。面白いです。小説としてもよくできています。
コンビニを見るたびに思い出す
2023年11月6日
全117ページ。「コンビニ人間」という摩訶不思議なタイトルに「どういうこと?」と思って手に取りましたが、まごうことなきコンビニ人間でした。その徹底ぶりが凄まじい。主人公はちょっとズレて生まれてきて、世間一般の枠に周りが当てはめようとしたり、自分を当てはめていこうとするんだけれど、そうやって適合できたのが普通の人、ではなくコンビニだったということですよね。身近な人達も「いるいるこういう人!」とうなずきたくなるような人ばかり。ズレた主人公が終始淡々としていて、ドラマチックな悲壮感や高揚感がないからこそ余計に、社会全体や現代人の生き方についての疑問を浮き彫りにしてくる。短いお話なのに、強烈なインパクトを残すユニークな物語でした。
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極端なようで、誰でも当てはまりそう
2023年8月7日
一見すごく極端な考え方をする主人公に思えるが、フタをとったら現代人はみんなこんな性質を含んでいる気がした。
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面白い
2023年8月2日
一気に読み終えました。背景の描写も入りやすく、主人公の合理的思考も共感できることが多く、自分に重なるものがあり、色々考えさせられました。普通に生きるのが1番難しいよね。。👁
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面白い!
2022年1月15日
小説や活字が苦手であまり読んでこなかった私でもすんなり読めました。
購入から読み終わるまでに2時間ほどでした。
あっという間に読み終えられるくらいの量と内容なので初心者の方におすすめなのだと思います。
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文学を読まない私も面白く感じた!
ネタバレ
2021年9月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ この主人公には共感出来ることが多かった。
また、舞台がコンビニなので、とっつきやすく、また、文章も読みやすくて、普段文学作品を読まない自分でも読むことが出来た。
私はハッピーエンドに感じました。
普通とはちょっと違う主人公が、社会の常識『普通であること』に振り回されて、自分の居場所『コンビニ』を失ってしまう。
しかし、最後には自分の居場所が『コンビニ』であることに気が付き、再びコンビニ店員として誕生する。
娯楽作品のようなカタルシスはないけれど、『あー、わかる!』『あるある!』がある。
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今までに無かった感じの作品
2021年9月23日
コンビニ店員でいることが生きがい、というのは、それはそれで良いと思いました。主人公の心情がよく活かせれていて面白かったです。最後の弾丸トークのシーンが怖かったですが…。
価値観
2021年9月23日
人にとって大切と思える場所や、生きる意味はそれぞれ違うと言う事を改めて思わせてくれる作品。
"そんな人生楽しい?それで満足?もっと努力しなよ?"
人と違う生き方だって、平凡だって、自分が「今」という時をコンビニを通して感じれる。私は読後すごく前向きになれました。
「普通」
ネタバレ
2021年9月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「普通」であることを演じる主人公と「普通」であることが正常なのだと信じてやまない周りの人間。
そして、「普通」に苦しめられながらも、それを用いて他者を攻撃する白羽。

こういうテーマだと「普通」でなくてもいいんだ(お目々キラキラ)という結末を迎えがちな印象があったが本作は全く違った。

ネタバレ以上になるといけないのであまり書けませんが、買って損はない作品だと思います。
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良かったです
2021年3月31日
今まで見たことのないジャンルの小説でした。
ただ、悲しくなる部分もありました。
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少数派の足掻き
2020年3月29日
あの人変わってるよね、で踏み込んでいいとされる人間の在り方が詰まっていてとても考えさせられた。一生懸命コンビニの仕事をがんばる主人公は格好いい。コンビニのアルバイトとしての歯車でも、活き活きと過ごせられたらそれでいいよなと思えた。
それでも、そこには愛がある・・
2025年4月13日
貴方にとっての◯◯愛、筆頭に挙げるのは何かしら?
と問われている様な気持ちになった。

人類愛と言いたいが、自己愛だろうなと思う、
バランスが大事なことは理解していても過剰気味・・

今作は、悲惨な話なのでしょうか
心地良く感じるのは間違った読み方をしているのでしょうか・・
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普通に面白い。
2022年11月22日
芥川賞を受賞した作品ということで読んでみた。普通に面白く読めました。短いからサクッと読めるし、文章も読みやすかった。主人公の感じが面白かったけど、こういう人普通にいそうだなと思ったかな。
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主人公の視点がよくわからない
ネタバレ
2020年7月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼少期のことを語っている最中「毒にも薬にもならないこと」という言葉が出てくるがそれは必要な文章だっただろうか?子供がいうには相応しくないし大人が回想するとしてもこの言葉は不要では?毒にも薬にもならないとされる理由が前後にないので無意味な言葉になっている...ちゃんと編集が仕事してほしい。この文章一つでこの本を読むのをやめてしまった。小説で不快な表現は命取りですよ。滅多にいないのに変な表現する作家
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作家名: 村田沙耶香
出版社: 文藝春秋
雑誌: 文春文庫