作者さんの他の作品(他レーベル、現代物)が良かったので、ファンタジー系はどうかな?と思いながら読んでみました。
前半は、ソーニャであることを忘れるくらい、ファンタジーでラブなロマンという感じでしたが。
後半に入って、ヒロインの義弟の真の姿が描かれたあたりからソーニャらしさが漂いはじめ、、最後のヒーローの内心は、やはりソーニャだった!という感じでした。
ラブなシーン以外の細かい描写も丁寧で、読み応えがあります。
ヒーローは寡黙で何考えているのか分かりにくいタイプですが、ヒーローサイドもあって良かったです。
イラストは、あっさり目ですが、きれいです。