ネタバレ・感想あり優しくほどいて【特別版】のレビュー

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ストーカー気質の猛烈アタック
2024年5月21日
春樹、思い込んだら一直線の直情型ラブが重くてすてきでした。惚れっぽく冷めやすいという設定がどうかなと思いましたが、実は一途な気質で、本当に好きな人の面影を集めていたのですね。飄々として本意の読めない湯ケ原は、春樹のストーカー気質を受け止める度量のあるヤツで、この2人、すごく好きなカプでした。編み物男子の春樹と、手編みのセーターを合コンに着ていく湯ケ原は、割れ鍋に閉じ蓋的かわゆい2人で、いつまでも読んでいられるなー。
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包容力
2021年5月10日
受けくんが思いをぶつける衝動が変わっていて可愛かった。
その思いをこれでもか!と受け止める攻めくんの包容力も良かった。
かっかわいい……
ネタバレ
2020年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 湯ヶ原の執着というか飄々としてるのに抑えるところはきっちり抑えてる所に非常に萌えました……春樹の惚れやすい体質の原因が「そういうこと?!」ってなります。ぜひ!!
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じんわり
ネタバレ
2020年8月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受けのトラウマ、攻めの執着、まさに割れ鍋に綴じ蓋で良かったです。これまで読んだ作者さまのお話とは違うタイプの切なさでしたが、その分、開き直った受けが男気があってよかったです。
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優しくほどけました
ネタバレ
2019年3月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初レビューです。
海野先生の本は大好きで色々と読んでますが、断トツ好きな本です。
先生のお話しはメンタル少し病んでいる受と、その受を大きく包み込む攻が多い気がするのですが、この本は『愛したがりで愛されたがり』な受が本当に切なかったです。
自分の愛を諦めてた春樹が徐々に素直に気持ちを告白出来るようになる過程が丁寧に書かれていて、湯ノ原に抱きしめらた春樹本当にヨカッタね!と嬉しくなりました。
おまけの話しもちゃんとありましたが、足りない!
湯ノ原と付き合って自分を全否定で自己肯定感のめちゃくちゃ低い春樹が自立していく過程も読んでみたいです。
だって、春樹が良いキャラなんですもん。
きっと素敵な男に変わるはず!と期待大です。

出来れば続編出して欲しいと初めて思う一冊でした。
これからも何度も読み返します。
ぶつける愛、引きずりこむ愛
2018年12月12日
真反対のようで同じような愛を、お互いがそれぞれのやり方と熱量で繰り出すので、どっちかがドン引きとか淋しい…とかに陥らずに、二人が幸せだわ〜と思えます。主に水沢目線で追っていきますが、逆説的な要因と結果も組み込まれています。お仕事部分は今回あまりなかったかな。安定安心なんだけど、変化球の精度も高い海野作品。愛に溢れてます。
面白い
ネタバレ
2022年4月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白いし読みやすいお話でした。
受け攻めどちらも変わったところがありますが、タイトル通りの温かいお話です。
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笑えました
2020年9月14日
自分の好き好きをいろんな人にぶつけていたのを湯ケ原が全部引き取って しかも温かく春樹の満足感を与えるところが良かったです嫌がらせのお弁当とか手編みのセーターとか笑ってしまいました。
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一対のタイトルにやられた感
2019年2月11日
表紙絵やあらすじから軽い内容かと思ったのですが、とても深みがあり読み応えのあるストーリーでした。ストーカーまがいの奇行を繰り返す春樹に最初は抵抗がありましたが、自分の溢れる程の愛情と同じだけのものを返して欲しいという寂しさが根底にあるのだとしたらやり切れない気がします。初読みの作家さんでしたが、人の弱さとか欲望とかの感情表現がとても秀逸だなと思いました。春樹の複雑で難しい部分と人間くさくて欲深い部分がうまく絡まっていて共感できました。過去の恋心の糸が絡んで固まり、ほどけなくなってしまったセーターを優しくほどいていく湯ヶ原と、編み癖の残った毛糸で湯ヶ原のためのセーターを編み直す春樹。この描写はそのままタイトルと繋がっており、素敵なラストでした。
お見事です💗
2018年11月14日
幸せ気分いっぱいで読み終わりました。春樹の複雑な恋心を、やさし〜くほどいちゃった湯ヶ原はすごいですね。思いが結ばれてからの春樹は、相変わらず恋する気持ちに不器用みたいですが、急にやる事.態度、以前と変わらないのに妙に可愛いくて仕方なく見えたのは私だけでしょうか。(笑笑)春樹の気持ちの変化にあわせて、ほどけていく恋心の謎、そうなった背景が緩やかに穏やかにでもしっかりと描かれていて、終始ほんわかした温かい気持ちで読める作品でした。甘々さもいっぱい💗でした。
重すぎる愛と大きな懐…
2018年11月7日
ホントにお似合いな二人…(笑)ストーカー気味な受けですが、ある意味行動力の凄さに笑えました。Hの前の唐突さも…。攻めの、愛が溢れたか?ってセリフにジーンときた。包容力抜群の攻めと愛情いっぱいの二人のいちゃいちゃがもっと読みたかったです。挿し絵が大好きな橋本さんだったけど、お得意のエロさが見られずちょっと残念でした💦
タイトルも秀逸
2018年11月3日
発売当時ランキング上位に入った人気作&話題作だったので電子配信を首を長くして待っていました!愛の重い受けはたまにいるけど、ストーカー一歩手前どころか片足突っ込んでいて暴走しまくってる受けは珍しいかも。しかも余りある愛の発散の仕方が、弁当作りやセーターを編む等の手芸(片思いの相手へ)。攻めはそんな受けの愛のパンチをものともせず受けとめる大らかさでした。愛情表現が下手で独特な春樹が、いつか素直に愛を爆発させられる時が来たらいいな。そしてそれを見たいです!
破れ鍋に綴じ蓋カップル
ネタバレ
2018年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 愛情深くて家事や手芸が得意なくせに、表現方法が壊滅的破壊的にダメダメな受けと、どっしり構えてストーカー一歩手前の受けを受け止めてくれる懐深いけど、変人な攻め。
初恋すら自分で気づかなかった不器用受けにはぴったりの攻めです。
引き気味になりそうでしたが橋本先生の爽やかで可愛いイラストのおかげで、すんなり受け入れられました。視覚って大事。
甘々な日々を送るであろう二人に、もっと後日談読みたかった作品でした。
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作家名: 海野幸 / 橋本あおい
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 二見書房