1巻のあらすじに惹かれ思わず一気買いの一気読みでした。
身体的にも精神的にもボロクソに傷つきまくった受けを攻めが一心不乱に救けるという設定がド性癖なのですが、ここまでドンピシャある?ってくらいドンピシャでした。私と同じ癖を持つ方はまず間違いなく必読です。
これまたディリヤが最初傷ついている自覚がなくてどんどん自分を犠牲にしていくのもよいし、自分がおかしいことに気づき始めて悔しそうに傷ついてるのもよいし、そしてそれを余すところなく溺愛する攻め…本当にどこをとっても美味しいです。
また登場人物の態度や行動、話し方、それらの由来や意味を過去も含めてちゃんと丁寧に暴いていってくれるので物語にものすごく入り込みます。
何よりちょっと暗めで重めのストーリーの中にもスケベシーンはふんだんにあって、中でもユドハの歯に衣着せぬこっちが恥ずかしくなるようなキザなセリフやディリヤの無自覚無意識に漏れ出るとんでもない可愛い煽りセリフに本当に萌えます。
1冊1冊のボリュームがすごいので読み切るのが大変かと思いきやあっという間でした!おすすめ!!