ネタバレ・感想あり青ノ言ノ葉のレビュー

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言ノ葉シリーズ大好きです。
2021年11月14日
とにかく言ノ葉シリーズが好きなので購入。読みやすく、満足感のあるストーリーと、可愛くて綺麗な挿絵でとてもよかったです。
言ノ葉シリーズ第5弾
ネタバレ
2024年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人の「声」が聞こえるようになり隠居状態の天才科学者ソウマと、ソウマに「声」が聞こえてこないアオのお話。

まさかの未来編。
想像力が豊かではない私には、文章だけではいまいち未来の風景を頭に浮かべ切れませんでしたが(とくにロボ。キューブはともかくドットは想像しづらい)、これだけ自動化されたら一体人はどんな仕事をしているのか気になるところ(BL無関係)。

途中まではソウマにアオの声が聞こえないため、言ノ葉シリーズっぽくなく普通のBL(というより農家BL)感覚で物語が進行します。
相手の「声」が聞こえるが故の苦悩というシーンは無い(アオ以外の「声」は普通に聞こえてますが)ので、少々言ノ葉シリーズということを忘れそうになります。

ただ、今作は「声」が聞こえないが故に惹かれたはずなのに、聞こえないがために本当に人間なのか疑うハメになってしまう歯がゆさがメイン。
未来設定のため、アンドロイドの存在に現実味があるのが良い。

せっかく両想いになったものの、「声」が聞こえないがため疑い、すれ違う2人。
アンドロイドと疑われてアオがソウマの元を去った後、アオとキューブの「秘密」が明かされる展開はちょっと涙…。
こんなところでグロッケンの伏線回収とは!

ラストは色々ありアオの「声」も聞こえる状態になりますが、心の「声」が聞こえていてもやっぱりアオは素直で良い子でほっこり。

ただ、言ノ葉シリーズの「声」が聞こえる方は総じて言葉が足りない印象。
聞こえてしまうから自己完結してしまうのも分かるが、もっと相手に伝える努力が必要だと感じました。
世界観に引き込まれる
2024年2月11日
悲しさと切なさ、ハッピーが入り混じったストーリーです。未来系のお話ですが、どんなにいろいろなものが進化を遂げても、欲しいものや大切なものはずっと昔から変わらないものなんだよなーということや、心は使い捨てにできないんだ、ということを再認識させる作品です。ソウマがアオと日々のやり取りをしていく中で、とうの昔になくしたと思っていた感情が実は心の奥底にあったとわかる展開もすてきだし、アオの感情が「成長」していくのもすごくいいのです。不器用な2人が、友人のエリオやロボットのキューブの存在に助けられながら段々心の距離を詰めていく過程に心をもっていかれます。
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未来編。
ネタバレ
2022年10月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ ロボットが普通に家庭にいる世界。
主人公のソウマは、心の声が聞こえるけど、そのこともあって研究に没頭。
だけど、人の心の声にだんだんたえられなくなる。
近しい人の辛辣な声はつらい。
友人のエリオは、裏表がなく、いいキャラです。
そんなとき、アオがやってくる。
なぜか彼の心の声が聞こえない。
すれ違いもあるけど、互いのかけちがいに気づいて、両想いになってからが、甘々です。
ロボットのキューブもかわいいです。
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未来に…
ネタバレ
2021年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ きっと、未来も人の心はわからない。いや、わからないものであっていいと思うのです。全てがわかってしまうなんて。こころは数値であらわせないものであってほしい。アオはまっすぐまっすぐ、向かってきます。あらぬ疑いをかけられますけど。まっすぐなところ見ちゃったら好きになっちゃうよね〜。ロボット三原則みたいなものの葛藤もあります。三池ろむこ先生のイラスト、ありがとうごさいました!やっぱり好きです。
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シリーズ4作目
2021年4月25日
心の声が聞こえないアオと出会いその違和感を感じながらも落ち着いて生活ができる心地よさが ある日を境に疑惑へと変わります。このままどうなるのか・・・ アオはアンドロイドなのか?事故に遭ってアオは本当に再生できるのか後半が面白かったです。
硬質で透明なSF
2022年12月5日
硬質で透明な話の中に、読み飛ばす系のおセッセシーンが出てきてですね…それが一番記憶に残ってしまいました。ない方が綺麗だと思いました。
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もしも心の声が聞こえたら?
ネタバレ
2021年1月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 遠い未来。管理の行き届いた街ではなく、遠い場所で農作業をしながら独り暮らすソウマ。天才すぎる故の孤独と傲慢。かつてはヴォイスと呼ばれる通信機器を開発した天才として名を馳せていたある日、人々の心の声も聞こえるように……。
友人エリオが連れてきた、ソウマに尊敬と憧れを抱く気真面目で物静かな美しいアオ。心の声が聞こえない彼を居候させるソウマ。 寂しさを抱える二人が出会い惹かれるのは必然だったのかも。
しかし、恋人同士になったら甘くなるかと思いきや、聞こえるがゆえの勘違いとすれ違い。それでも最後は前向きな終わりでした。もしアオが人ではなかったら?な展開を正直期待していましたが、そうはならず。
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作家名: 砂原糖子 / 三池ろむこ
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 新書館