ネタバレ・感想あり天才魔導士の過保護な溺愛のレビュー

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佐竹先生は神
ネタバレ
2024年6月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本作は私が佐竹先生にハマるキッカケとなった作品で物凄く大好きな生涯お気に入りの本です。他の作品もどんどん読みとうとう全て読み切ったので、改めて本作も読み返しましたが、全く色褪せずドクドクと胸が高鳴る興奮が得られました。最近は「秘められた特別な力で頂点に」みたいなそもそも特別な力がある設定に人気が集まってますが、本主人公達は巻末にもあるようにとにかく直向きな努力と忍耐とひらめきにより誰もが羨むような秀でた存在へと成長していきます。その中の葛藤はリアルで、自分も背中を押されるような気になりました。また、終盤の噴出からの大どんでん返しのような痛快さは何度浴びても堪りません。ここと番外編を読むためにまたすぐ読み返したくなると思います。先生の新作が楽しみです。
爽やかな成長物語
2024年5月22日
家族を魔物に食べられ、天涯孤独になるところからスタートとなりますが、すぐに討伐士を目指そうと前を向こうと頑張る主人公でとても良かったです。

はじめの話から絶望展開の暗めの話になるのかと思いきや、どんどん前向きに成長する姿が描かれていて、爽やかでした。
タイトルに溺愛とありますが、甘々に甘やかすような感じもありつつも、主人公が結構1人で頑張ろうってするタイプなのでいい意味で程よい溺愛具合って感じです。
魔法修行的な要素もあるので、頑張る受けが好きとか、自信満々な攻めが恋愛面に関しては臆病な一面を見せてしまうのが好きな方におすすめです!
すごくよかった
2023年7月2日
作者さん買いです。主人公の成長物語で、ストーリーがすごくよかったです。BLのとこももちろんいいんだけど。
成長譚
2023年6月25日
ファンタジー。
良く作り込まれた世界感で齟齬がなく、長編を堪能できました。
登場人物が変人だらけ(?)で面白かった ww
また、特にエリオの心情が丁寧に描写されていて、スムースに感情移入できました。
ただ、ヴァレンテが何故エリオにそこまで強く惹かれたのかの理由が弱かったと思う。他の描写が丁寧だったが故に、それと比較して弱かったと感じたのかな。
続編を読みたいと思うけど、これはこれでキレイに纏まってるので完了で良いのかも。
ファンタジーBL
ネタバレ
2023年4月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 魔物に家族を殺された少年が、敵を討つために魔力をつかう討伐士を目指します。魔力を持つのは貴族の血筋。平民の少年は、人生の楽しみさえ知らず、ひたすら修練を重ね、どうにか修得しましたが、目指す討伐士には決定的に力及ばず、諦めなければなりませんでした。彼を助けた最強の討伐士と恋仲になると一層、その差にコンプレックスを感じてしまいます。そんな中で見つけた新しい道。未来へと続くと信じられる扉。魔導具士。討伐士に育ててくれようとした彼氏の手前、言い出せずにいましたが、つかえる時間を全て魔導具作りの修行に費やしてしまったことで、恋仲に暗雲が。魔導具士への道をかっこたるものにした代償が、関係の終わり。それでも、彼氏とならび、魔物を討伐するという過去の夢が、作る魔導具の意味を変えました。魔力を素早く増大させる、それが、自分が魔物を討伐することにつながる、と。折しも、魔物の噴出が始まり、討伐の機会。少年が作製した魔導具で、討伐をすすめていく最強の討伐士。守るだけが愛ではないと知り、少年の成長を我が事の如く喜び、愛を深めました。成長の物語。
成長
2023年3月1日
願っても努力しても叶わなければ、どうするか。
傷ついて、悩みながら、自分の道を探していくしかない。
「ごめんな、魔導士にしてやれなくて」という師の台詞に涙が出た。
過保護な溺愛=公私共に見守る深い愛情
ネタバレ
2022年12月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『天馬の〜』シリーズがとても良くて、それならばと、こちらも読んでみました。『天馬の〜』もそうでしたけど、とにかく世界観を作るのがお上手です。ファンタジーって、全くゼロから創るのは相当難しいと思います。実際には「ない」世界を「ある」ように見せなければいけないのですから。上手な嘘のつき方と同じで、嘘(創作)と真実(現実世界)をどういう割合で混ぜるかが重要で、それがそのまま信憑性に繋がるような気がします。タイトルの明るめなイメージからは考えられないくらい辛い場面から始まるストーリーに、読み続けるのを一瞬躊躇ってしまいましたが、一人の少年が精神的に成長する姿を見守る事ができて良かったです。溺愛というのも恋愛感情だけではなく、師弟愛や家族愛が混ざった奥深いものを感じました。強い愛情を早くから意識しながらも、受けが成長し受け入れてくれるまで待てる攻めは、節度も理性もあって素敵だと思います。
みんなの成長物語
2022年12月27日
魔道士とその弟子、甘々溺愛の一方的な関係ではなく、弟子の受けちゃんがめちゃくちゃ成長するお話。修行、人間関係では敏感な部分に容赦なく切り込んてきて、はっとさせられます。やっぱり一味違う面白さです。
最高に面白かった!
2022年12月12日
ハリーポッターの世界みたい 家族の悲劇から始まって
師匠への憧れ 自分の限界 挫折 再起 友情
と盛りだくさん 悩んで成長して師弟関係から対等な恋人へ
魔物との戦いの場面はワクワクしました
その後の特別編もすごくよかったです
読みやすく面白い
2022年12月12日
いつもいい所で終わる!と思ったので、書き下ろし短編があって嬉しかった。幸せな姿を確認したかったのでとても満足。
魔物がいつか再び噴出し甚大な被害を与える…震災を思い起こす状況下、ヴァレンテは討伐士を育て避難計画を練る。家族を全て目前で魔物に喰われ、討伐士になる事が生き甲斐のエリオは、一心に学び道を切り開く。エリオの成長物語にヴァレンテの溺愛。最後は納得の納め方。この4日間でお初だった作家の本を3冊読んで、引き続き4冊目を購入予定。読みやすく面白い。
とてもわかりやすく面白かった!
ネタバレ
2022年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 誠実な登場人物が多く、主人公もすごく真面目で、品行方正な作品だと思いました。
作者様の書きたいこと、伝えたいことがしっかり感じ取れました。
主人公がちょっとナヨナヨしてるかな〜とか最初思いましたけど。バカ正直なとこ真面目なとこ良かったです。
天才魔導士様は、すごく出来た人。ちょっと出来過ぎで、、も少し悪いとこがあっても良かったかな、と思いました。なぜなら、いい人すぎて濡れ場に色気が足りない気がしたからです。コレ意外と重要だったりします、よね。
物語は挫折やすれ違いがあり、その中からちゃんと未来を掴みとっていて、読後感よく。後話もとても楽しく拝見できました。
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天才魔道士は過保護で溺愛だけれど
ネタバレ
2022年10月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ それ以上にエリオが先にがっつり惹かれていっている。尊敬していたり、自分を守ってくれたからというのもあるかもだけれど。タイトルから入ると『あれ?』ってなります、最初は。
エリオとヴァレンテ、各々の成長物語でもあります。ただ溺愛しているだけでも過保護で居続けるだけでもない。二人の成長によって関係性が確実に変化していて読み終わったあと清々しいです。面白かった。
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胸アツです
ネタバレ
2022年10月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 魔物に家族全員を奪われたエリオは天才魔導士のヴァレンテに命を救われます。敵討ちしたいエリオはいつしかヴァレンテと共に魔物と闘うことを夢想するようになりますが、エリオの魔術は上達しなくて限界を感じるようになります。
1等星のように輝くヴァレンテを仰ぎ見ながら、焦燥や挫折の果てに共に並んで輝ける道を模索し、生きることの意味を見出だしていくところがレビューで書かれているように本当に胸アツでした。
初読みの作者様でしたが、すごくよかったです。登場人物の心情の描き方が丁寧で、気持ちが伝わってきます。ストーリーにメリハリがあって途中でダレることなく一気読みできました。とても共感できて読後は心地よいです。続きをもっと読みたくなりました。電子書籍特典の「天才魔導士の無邪気な溺愛」がとてもよかったです。
2020年11月 挿絵あり
面白すぎる。作者さん買いです。
2022年10月5日
期待を裏切らない面白さ。
いえ、それ以上です。

作者さんの作品、こちらで4作目。
今この作品が1番好きかもしれない。

ほんっっとうに面白かったし、深みのある作品です。
少年漫画っぽい爽やかなファンタジー
2022年6月4日
主人公の心模様が人間臭くてとても良かった。幸せを感じてもおかしくない場面で虚しくなったり心に隙間風吹いちゃうところとかリアルで何だか共感してしまいました。架空のヨーロッパっぽい古い街と学校の設定が素敵です。
全403頁、溺愛だけじゃない。
2022年2月27日
受けが悩みに悩んで、別の進むべき道を見つけて、攻めと肩を並べられるまでになって、本当に良かったです。胸アツでした。2人の活躍がもっと見たいので、ぜひ続きを!
読み応えあり!
2022年1月15日
魔物とかいる世界の受けの成長物語的な内容で、設定もストーリーも良く練られていてボリュームもありとても読み応えがありました。個人的な好みの問題ですがエロいシーンに心踊らなかったので(多分受けの子が少年すぎたのかも)BLとしては星4つですが、全体的に最後まで一気読みするくらい面白かったので星5にしました!
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成長する受け 少年漫画みたい
2021年10月9日
少年漫画の学園ものや修行がある系が好きな人は楽しめると思います。
表紙の受けの可愛い感じや序盤の幼い言動は好みと外れてて楽しめるか不安でしたが、いい意味で裏切られました!タイトルに溺愛とありますがちやほや甘やかしではありません。
受けは数年かけて成功と挫折を繰り返して人間的に成長していきます。苦労人。
攻めはつよつよスパダリの系統ですが人間くさい一面もあって魅力的です。大人のセクシーさがあります。
絶望から始まるお話ですが読後爽やかです。
佐竹先生初めてでしたが全作読もうと思います!
作者買い
2021年6月24日
設定が緻密で展開が読めない作家さん、やはり期待を裏切らない面白さでした。家族全員を目の前で魔獣に食われた主人公が魔法討伐養成学校に入り、復讐と恋心、努力や才能など大いに悩むお話です。出来ない者は出来ないなりに我が道を見つけ進む展開は非常に好感が持て、青年が発明したものに胸がアツくなりました。天才と賞され先生という立場の攻めですがまだ20代らしく未熟さもあり完璧過ぎなくて魅力的。初めてのエチも飛ばされておりBLよりかは学園モノの成長物語に重きを置いてます。
とっても面白かったです!
2021年4月5日
作者さんの他のシリーズが面白かったので、期待して読みました!期待以上です〜
表紙絵で、攻めのビジュアルがそれほど好みじゃないかなと思ってたんですが、蓋を開けて見たらただのスパダリじゃなくて、人間味があって本当に愛しい〜〜
口調も、貴族様なのにどことなく語尾が砕けてて親しみやすいです。
スタンダードな俺様スパダリが好きな方にはどうかわかりませんが、私には大変好みでした!!!
おもしろかったです!
2020年12月6日
あ、溺愛ってそっちの方面への、と思いました。溺愛という言葉を聞いて思い浮かべた関係とはちょっと違いました。おもしろかったです。
才能とか努力することとか進路とかやりたいことと向いてることの違いとか、わたしたちが普段悩むことと同じようなことを悩む違う世界の男の子たちのお話でした。
脇役たちもみんな魅力的です。
おすすめ。
びっくらぽん
2024年11月13日
いや!こんな話とは思わなかった。感動の成長もの!ただのBLかと思って買ったのに、めちゃくちゃ感動巨編。私はちょいとえろを交ぜながら娯楽として楽しみたいのでこれは無理!話としては最高、こんないい話あるかってぐらいいい話。でももっとライトにして~!全てにおいて星5だけど、私のBL基準では3。間とって4にしました。すみません。
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過酷な別れ
ネタバレ
2024年10月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 家族を目の前で殺されたエリオと、その魔物を倒す討伐士のヴァレンテ。
エリオのひたむきさと真面目さに心をうたれます。
ヴァレンテもずっと空虚だった心をうめてくれるエリオを愛しいと思う。2人の距離が縮まるけど、かたや天才、どんなに努力してもヴァレンテの隣にたてる能力がないと悩むエリオ。2人の気持ちのすれ違いが切なかった。でも、見事新しい才能を開花させ、魔物討伐で再会し、互いの気持ちがまたかさなりあう2人がよかった。まわりの友人たちともいい関係もよかったし、読みやすい展開でした。
せ…先生~(笑)な1冊でした(^^;
2024年5月27日
これは好みが分かれそう?
内容が内容だけに、どこに着地するんだろう!?とドキドキしました(汗)
エリオの体験した事を共感することは出来ないし、その胸の内もまた然り…苦しくて足掻いて、自分が前進してるのか後退してるのか見えなくなって手探り状態になっても、それでも何とか先生が灯してくれた小さな火に向かって進んでいく強さにとても惹かれました。エロが割りと多めでしたが、心と身体の距離もポイントかな~と思いました。
先生の言動には色々考えさせられました(笑)完璧に見えてもそうじゃない先生が愛おしくて憎めない~(笑)
好き
2023年4月11日
他の作品に比べイチャラブは少なめに感じましたが安定の面白さでした。後半の少年のような先生が可愛いかったです。先生の作品は主人公より攻めが好き。
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その先
2022年11月27日
ストーリーが素晴らしい。受けが依存してエンドになるお話しが多いなか、その後に葛藤があります。攻めが幼いころから目をつけているのが気持ち悪いですが、まあそこは BLなので😊
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確かに過保護、、、
ネタバレ
2022年10月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めての作者様です。あらすじのみ事前に読み、他の方のレビューは見ずに本編を読みました。初めのうちはエリオが頑固だなと、何を言われても全然諦めないし強い精神の持ち主だなと強く感じました。そして先生がタイトル通りちょっと過保護でしたね。不器用さからくるものでしたが、過保護も心配もかわいい子犬相手なら仕方がないのかもしれませんね。カルロもマヌエレもその仲間も初めは嫌なやつなのか!?と警戒しましたが、結果おさまるところにおさまって良かったです。作者様の他の話も読んでみようと思います。
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人間味出てて好きでした!
2022年5月7日
ファンタジー物結構読みますが、主軸キャラも脇役もそれぞれ人間味のあるキャラばかりで楽しかったです。
比較的、似た設定のファンタジーよりも、個々の個性が分かりやすく、悩みもリアルに共感できそうなものがあるので、ちょっと今までにない満足感ありました。
エロについては、ウケの子が素直な子すぎて、個人的にはちょっと物足りなかった気がします……
アッサリしてると言うか、ガッツリ盛ってる感が低いと言うか……
甘めなムードがお好きな方は良いかもです!
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深い話
2021年10月14日
攻めも受けも、たくさん悩んで人間的に成長する物語の中に、恋愛もある話。
長い話だったので、長く楽しめました。
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一味違う溺愛
ネタバレ
2020年11月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ よかったあ!確かに溺愛、過保護なのもわかる。けれどその殻を破って、成長して、対等に並ぶことに大きな意味がある。劣等感を感じているところとか、泣きそうになった。自分の力(+魔道具)で魔物を倒していくところは胸が詰まった。
ある方向では才能がない、けれど違う道で花開く。自分のできることを努力する。妬んだり、嫉妬したり、落ち込んだり。そんな上で成長を続けていく主人公が本当に愛しい。
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尊敬する師・・からの
ネタバレ
2025年1月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ ファンタジーの世界観を構築するのが、相変わらずお上手です。エリオが突然特別な力を発動させることもなく、魔術の才能がない中で苦しみながら自分の適性を探していく成長譚が楽しめました。魔道具作りという自分の才能が発揮できるものを見つけたときには、それまでの苦しみがあった分、「良かったー」とヴァレンテと一緒に喜びました。自分の作った魔道具で愛する人の魔術を無敵なものにできるって最高ですね。ただ物語としてはおもしろかったのですが、BLとしての萌えはほとんどありませんでした。何に重きを置くかによって評価が分かれるかな、と思いました。
うーん
2024年10月5日
400P以上あって読み応えたっぷり。期待が大きかった分、あまり入り込めなくて残念でした。まどろっこしい過ぎてもっと400Pをうまく使ってほしかったです…
キャラ変
2022年10月7日
攻めが後半違う人みたいに感じてしまって、ちょっと残念だったかな。
受けは一生懸命で可愛かった。
ストーリーもファンタジーとしてもBLとしても面白かった。
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作家名: 佐竹笙 / kivvi
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: KADOKAWA