ネタバレ・感想あり下賜された悪徳王女は、裏切りの騎士に溺愛されるのレビュー

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ページ数に対して読み応えすごい!
ネタバレ
2023年6月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初(1/3程)は謎ばかりで、混乱しっぱなしでした。ついでに国名が長くて馴染みがない音なものだから、益々混乱。この人はどっから来た人だっけ??とページを戻ったり忙しかったです(苦笑)。
中盤以降、レオンが戻ってからはレオン、ソニア双方の過去や気持ちが少しずつ明らかになり、怒涛の「成る程ね!」ラッシュ。冷酷な人や裏切り者にもそれぞれ理由があり、最後には誰も恨めない仕上がり。上手い!!
あと、総じて常に感じたことは、「ラロパパ最強…」ですね。
すばらしい!
2022年8月9日
この作者さんの他の作品を読んだことがあるのですが、それと比べてシリアス度が高い読み応えのあるお話でした。
次から次へと謎が浮かび上がる筋書きで、物語に引き込まれました。
TL小説として肝心のHシーンが濃いめで好みですし、物語の展開や登場人物の心理描写も丁寧で、作者さんの渾身の作品なのでは…と感じるほど満足度が高かったです。
ただ一つご注意。試し読みして購入される方は主従モノ(敬語ヒーロー)に期待されるかもしれませんが、物語の展開上、ヒーローのヒロインへの言葉使いが中盤から変わることを留意しておいてください。
俺様キャラに変わるほどの変化ではなかったので私はすんなり受け入れられましたが念のため…。
持つものと持たざるものと
2022年7月17日
人とは違う能力を持つのは幸せなことか不幸なことか。なまじ能力を持ったがために辛い生い立ちを送ってきたヒロイン。能力を持たなかったがために苦労したヒーロー。そんな二人だからこそどんな状況でも互いを信じ愛を貫けたんだろう。いやー、ヒーローかっこいいよ。ちょっと面倒だけどな。そしてラケル。お主もワルよのぅ(笑)
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いろいろな愛いいですね。
2022年4月11日
王と后の愛、召使いの主人への愛、父親と母親の子供への愛。とてもよかったです。表し方はいろいろでしたが。強いヒロインも素敵でした。
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読み応え有った作品
ネタバレ
2021年10月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 魔法人ファンタジーな世界観と周りの人達の色々な事情真実はどれも悲しい物語でした。
ヒロインの幼い頃は特に悲し過ぎて父親国王も王妃やヒロインを大事に愛していますが、王妃がヒロインを出産して生まれた子の目の色を見てから壊れてしまいましたね。
一瞬戻るけれど、辛くあたり危害をもたらす落ち着いたらわかり何故なのか知り国王も可哀想だしヒロインも王妃も発狂して自分の身内を全員亡き者にする力が有って、そうなるように仕向けた奴は、ヒーローの周りの人達にも害が有りましたね。
しかし、この悪人も元を正せば可哀想な部分も有り複雑でした。
ヒーローも第三王子だったのに子供の頃から国を出て苦労しましたが、出会った人が良い人達に会えて、又ポジティブな人でしたし、ヒロインの子供の頃に出会いヒロインを守る立場になり又離れて身体を繋がり有る事情で又再会6年後に会えば息子も産まれて凄く喜び2人は解決し、結婚と2人の国を統合し2人の王になりましたね。
ヒーローは10歳年上も有るけれど大人で一途にヒロインだけ愛して守り幸せにしましたね。
ヒロイン好きすぎて暴走しまくるけれど、深い愛情だし又2人の息子君が優しく可愛く素直な良い子に育ち良かったです。
ヒーローの姉の様な人でヒロインの母親の様な心許せて子供の頃から懐いていた女性が生きていて、又息子の子育て教育をしてくれて、事件が解決した後はヒロインの父親と質素に余生を送るヒロインの父親の面倒を見てくれて、なんて素敵な女性でしたね。
息子君の弟や妹は近いうちに出来そうですね。
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ヒーローがいい味出してる
2021年10月14日
ストーリーは出生の秘密や、敵となったヒーローとヒロイン、誰が死んで誰が生きているのか、など結構シリアスで、頭の中が少し??となりながら読みました。反面、突き抜けたヒーローがいい感じです。とにかヒロインがずっと大好きで安定しています。閨シーンも多くて濃いめ。この作者さんは序盤から伏線をバリバリ張って、ああ!あれがそうだったんだ~。ということが多いので、また読み返すと思います。
一癖も二癖もあるけど
2021年10月6日
文庫本で327ページ(番外編&あとがき含)。イラストあり。
出自が複雑な登場人物の面々。良くこじれなかったなぁと言うのが読後の感想です。
そして、二国とも国名が長くて、何度も「どっちだっけ?」と読み返しました。
序盤ぼやかしていた所が最後に種明かしされてスッキリ?読み終えました。
皆複雑なのには理由があって、最後はハッピーエンドで良かった。
一部誤字あったのがガッカリポイントです。
かなりファンタジー
2021年9月17日
予想よりファンタジー要素が濃かったです。異能による事件と国家騒動の物語。
ヒロイン親子がひどく哀しくて、ヒロインに酷く接した母の侍女も哀しい。
ヒーローは悲惨な育ちで、重くて辛い雰囲気の中に生まれた息子のリノと、ヒーローの一途さ、父王のヒロインへの愛情が優しさと明るさを感じさせます。
重いストーリーが嫌いじゃなければオススメです。
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騎士がかっこいい。
ネタバレ
2021年8月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分の出自や、ヒロインの過去を気にせず、自分の気持ちに正直で
まっすぐに人をみるところがいいです。
そして、ヒロインもいろんなことを顔にださず、人のためにさりげなく
助力する。自分に頓着してないのが、ヒーローを悲しませてしまいますが。
そこは広い心で包み込むヒーローの役どころでもあります。
父王との親子愛も不器用ではありますがよかったです。
ヒロインも王族としての資質をもっていて、素敵でした。
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リノ可愛い
2021年8月4日
ダニエルの八つ当たり的な思考が全ての元凶でした。二人とも辛く過酷な状況だけど、レオンの強引でどこまでも明るく元気なポジティブさとソニアの勤勉で慈悲深い聡明さに救われたと思います。リノがソニアとレオンの良さを受け継いで、聡明で明るく優しいいい子でめちゃくちゃ可愛いです。癒されました。
読み応えあり!
ネタバレ
2021年7月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 色んな人の思惑が絡み合って読み応えがありました。表紙の王女の絵が好きではなかったのですが、挿絵は綺麗でした。王女の少女時代があまりにも不幸で胸が苦しかった。他レビューに読みづらいという指摘がありましたが、自分はそんなことはなく、スラスラ読めました。わりと内容がシリアスな中、ヒーローの前向きとゆうか明るい性格と、作中の会話にくすっと笑える場面もあり、いい息抜きにもなってバランスのとれた作品だと思います。でも個人的にはもっとドロドロが好みです笑
みんな訳あり
ネタバレ
2021年7月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 異能と呼ばれる特殊能力で殺人をしていると噂の王女ヒロインと、傭兵上がりで王女の護衛騎士だったヒーロー。
面白かったです。それにヒロインの不幸な生い立ち、ヒーローのメンタルの強さと逞しさヒロインへの想いが熱くて良かったです。
ヒーロー、ヒロイン、ヒロインの親に部下までそれぞれ訳ありの深い設定と、異能やら呪異能力やら魔法やら複雑な付加能力まであり、ちょっと読み疲れしましたが、全体的に面白かったです。
ヒーローsideもあり、最後まで目が離せない展開で楽しめました。
奥が深い
2021年7月11日
ファンタジー色が濃く、序章から小出しに謎を投げ掛け、種明かしも少しずつなのでずっと何を誰を信じたら?とハラドキが続きました。物哀しさとしんみりとした幸せ、エンディングで一本筋が通っていたなぁとため息。久し振りに価格以上のお話を読めました。
面白かった〜
2021年7月3日
暇つぶしに読んだつもりが、面白くて一気に読んでしまいました。ラストも良かったぁ〜。
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面白かったです!
2021年7月1日
最初から興味を惹かれ、一気読みでした。ヒロインの影のある感じもとにかくヒロインが好きなポジティブヒーローもとても良かったです。最後まで飽きずに読む事ができました。
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面白かった!
2021年6月25日
作者さん買いです
出版されてるのを知らずに書店で見かけて買うか悩んで悩んで〜夜中にシーモアで購入
良かったです
久しぶりに一気に読めるイイ本に出会えました
ヒロインの話が切なくて涙出そうです
大団円!
2023年8月13日
始まりからとにかくヒロインが可哀想で、生い立ちから現在まで幸薄すぎます。
でも賢く、人を愛することができるし、他人を責めない性格のお陰で、読んでいても救われました。
ヒーローは一途なのは認めますが、それ以外は微妙。彼のいない6年についてヒロインの辛い想いが書いてないし、ヒーローサイドがあるのであまり責める気持ちにならなかったけど、普通に考えたら王女弄んで、裏切って、戻ってきたら詫びるでもなくまた身体から落とすあたり、クソだな!と言わざるを得ない。
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只々、ヒロインが可哀想
ネタバレ
2023年5月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ これでもかって言うくらいヒロインに対する風当たりが強く、可哀想でした。実際は、ヒロインの父親も多分母親もヒロインの事は大好きだったんだろうなぁとは思いますが、ヒロインのせいではないのに、虐げられる姿が読んでいて辛かったです。ヒーローと出会ってからは少し良かったのだろうけれども、『褒美』として体を重ねないといけない状態になった時には、違うのになぁ〜。すれ違っちゃってると思いました。国名が読みにくかったので、中々話のストーリーは良いのに、読みにくくて少し残念でした。
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ドロドロの愛憎劇でも暗くない!
2022年10月25日
不気味な王女様時代から苦悩の女王様時代と物語の雰囲気がガラッと変わる感じ。
王女時代の秘められた恋心が切ない~。危うい立場にハラハラ。唯一の理解者だった騎士様とお別れするシーンは涙!直前のエチエチが予想以上に濃厚だったのも好き!
女王になってから必死で戦う姿は王女時代と違って健康的で明るい雰囲気。根底に隠された真相がメロドラマ張りのドロドロの愛憎だったから明るくなったキャラたちが救いでした。大人になった後もエチエチはやっぱり濃厚!
ストーリーの複雑さも相まって読み応えがあった。騎士様の性格は前半の陰のある感じが萌えたので残念で☆をマイナスに…
番外編のSSも泣ける!
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複雑なストーリー
ネタバレ
2022年1月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 家庭環境が複雑なヒロインとヒーロー。異能のせいで悪く言われることばかりだったヒロインが何だか不憫。しかも子供産めば良いからって幸せになることを半分諦めてレオン様との子供をひっそり産んで。いろいろ陰謀とかあり2人は6年後に再会しますが、今度は子供が本当に2人の子なのか、などめんどくさいことばかり言われて、やきもきしながら読みました。レオン様~最後の最後でやっと(遅いけど)ちゃんとプロポーズ出来て良かったよぅ。他の方も書かれていましたが、登場人物が多く、私の読解力が低いのか、カタカナの名前がたくさん出てきて、あれ誰だっけ?となりながら読みました。あと、最近ラノベ読むのが好きなのですが、誤字がちょこちょこあるのが気になります。
なかなか楽しくて、不思議な設定の小説
2022年1月4日
魔法石、異能、呪異能、防御魔法 など、端的な漢字で表していて、すっきりと面白かった。その反面、銀行、病院、新聞社など、現代的な用語も書かれていて、それほど重要でなければ、どんどん今の用語も使っている割り切った表現も好印象でした。
魔法石の発展利用で位置把握は、GPS などから考えついたのでしょうか?
ヒーローが立場が逆転してから、明朗快活になり、セリフにもそれが表れていて、ヒロインへの想いもよく分かりとてもよい小説でした。ヒロインの人柄やその背負ったものも、「魅了する異能」という謎解きですっきりしましたし、董色の瞳の意味も重ねているのかな と思いました。
目次とそれのページにリンク付けされているのも便利でした。
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辛い生い立ち
ネタバレ
2021年12月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインの家族の秘密が…ヒロインが不憫すぎて… 母親母親の側近にも考えがあったにしても子供にする事じゃないと思う!
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読み応えあり
2021年12月6日
予想以上に魔法とか異能とかファンタジー要素が強めでしたが、登場人物たちの内面や背景がしっかりしていたので読み応えがありました。
不幸な育ちに加えて誤解に誤解が重なって悪徳王女と言われるヒロインが、ヒーローである騎士様に愛されて救われる…という単純な他力本願な物語ではなく、ヒロインは自分の力で運命を切り開き走っていくタイプで応援したくなりました。
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ブレないヒーローに一票。
2021年11月1日
個人的に、5文字以上のカタカナの固有名詞に、さらに小文字、ュ、ゥ、などが入ると頭がその名詞を認識するのに時間がかかるので、たくさんの国名や名前が混乱してきてしまい、読み返しも必要になったりして、お話を理解するのに確かに時間がかかってしまいます。さらに、なかなか複雑な設定で、ヤキモキしました。お話自体はとても良く、ブレないヒーローがカッコよかったので、再読したいと思いました。なかなか難しい環境で育ったのに純粋で子供らしいリノ君が可愛かったな。
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王家を巡るミステリー
2021年10月5日
過去に起こった事件の顛末や王家の秘密が少しずつ明かされていくミステリー仕立てで、ドキドキしながら読んだ。どうにもならない業を幾つも背負わせられて、それでも王女としての誇りを忘れないヒロインが哀しい。でも、親子の間に深い愛情があった事が分かって救われた気持ちになった。ヒーローの生い立ちも相当苛酷だが、タフに乗り越えて暗くならない性格が良い。もう、ヒロインの不幸だけでいっぱいいっぱいなので…。様々な種類の異能と魔法が入り乱れて、誰のどんな力が働いてそうなったのか、理解しながら読むのに時間がかかった。
ミステリー要素は結構焦らされる
2021年8月18日
設定がしっかりしていて読みやすかったです。母親の死の真相やヒロインの異能などの謎が小出しで明かされていくので、予想しながら読み進めていく感じで楽しめます。
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読みづらい
2021年7月9日
急に過去に戻ったり未来へ飛んだりするので、今はいつなんだ?といちいち考えなければならず、読みづらかったです。
ヒロインがしっかりした性格なのは好感が持てましたが、強引で自分勝手なヒーローが最後まで好きになれませんでした。
多少の誤字は許せますが、登場人物の名前は間違えないでほしかったと思いました。
ごちゃごちゃ。
ネタバレ
2023年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 280ページ挿し絵あり。とあるギフト持ちの王女ヒロインと亡国の元王子ヒーロー。あらすじが複雑すぎるので省きますが、伏線は多すぎるし、登場人物(しかも重要な)も多すぎるし、展開は激早だし、時系列がバラバラだし、読んでて疲れました。いくつか腑に落ちない点が。一、ヒーローが寝返るのが急展開すぎる。しかも何の前触れもなく。後にその説明もなく謝罪もなく。二、ヒロインの出産も急展開すぎる。三、ヒーローと息子の初対面があっさりしすぎ。ヒーローはもっと感慨に浸っても良いんじゃないの?あれだと極秘出産を既に知ってたレベルです。四、アフリクシオンの王族にしか引き継がれない印紋?ですぐにリノがヒーローの子だって分かりそうなもんですが。その設定忘れた?……他にもいろいろありますが、何よりも前触れもなく裏切ったヒーローの印象が最悪で、結局最後まで信用出来ないキャラのまま読み終わった感じです。ヒロインも序章では格好いいキャラだったのに、中身は普通の女の子でガッカリでした。というか、ヒロインと皇帝が最強すぎてヒーローが愚鈍化してたように思います。何の魅力もなかった。魅力ないと言えば、挿絵ですよ。漫画チックでキラキラし過ぎてて全然作品のイメージに合ってないです。ついでに言えばこの作品の魔法設定も、何でもありと言うかご都合主義で興ざめでした。何一つ面白いところがなかったです。高評価だったので期待して読みましたが私には合いませんでした。評価下げてすみません。
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作家名: 青砥あか / 城井ユキ
ジャンル: ライトノベル TL小説
出版社: 竹書房